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句読点 2  作者: 川進
150/206

空の耳





分かれて行く、

灰色の雲の向こうに、青空。


透けている光は、

耳のかたち。


しだいに丸く変わり。

明らかになる、太陽の居場所。



人が人に載せる、

さまざまなもの。


載せる手は。

良かれと想う。


載せられる手には、

重たいもの。


支えようと堪えるのに。

滑り落ちてしまう。


音が、聞こえる?



足元に散らばる、

壊れたものを。

見つめて、

俯けば。


背中に載せられる、

かたちの無い、

温かなもの。








✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

            373 m(_ _)m 39

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