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句読点 2  作者: 川進
15/158

竜胆





立ち尽くす。

波は高々として、

厚み増す流れの前。


雨雲は割れ、

溢れ始める光。


渡りきる、すべを。

考えあぐねる、白い砂上。


一艘の舟、流れ来る。

先端に揺れる、青紫は鮮明。

竜胆の花の束。


湧きあがる、ちから。

渡るすべ、目前に来る。

のりあげる舟、駆け寄れば。


そこに、横たわる人。

薄く泥にまみれる、草花と共にある。


既に、息無きものかと見れば。

ふと、目を開く。


渡ること忘れ。

繰り返し。

呼びかける。









✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

            373 m(_ _)m 39

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