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覆道とれいん
カーブする川の形に沿って、
並んでいる赤い鉄骨は。
まるで沢山の窓。
頑丈な体にこもる熱を力に変えて。
蒸気を上げて走っているような、
スノーシェッドが見えてきた。
長い長い編成で行く、
ずうっと前方の、
車両の連なりを。
後ろの車両の窓から、
身を乗り出して、
眺めている。
夏には光を透かす、
緑の蔦葉に包まれて。
明るいテラスや教会になり、
休んでいるけれど。
冬にはぜんぶを脱ぎ捨てて。
白い世界を走って行く。
この季節にこそ。
ほんとのきみが、
動き出して行く。
あちこち剥がれて、
でこぼこしていても。
じゅうぶん平らなアスファルト。
休ませてもらったよ。
出口の向こうは白く光って。
雪が降っている。
屋根?の下に入ると。
ε-(´∀`; ) ヤネ アリガトウッ
373 m(_ _)m 39




