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句読点 2  作者: 川進
118/158

ひび





悲しむあまりに。

石になるものを。


雨は、

打たなかったのか。


風は、

揺さぶらなかったのか。


いいや。

雨風は通り過ぎず。

いつも、そばに。


けれども。

悲しみの、

押し寄せる、速さに。


追いつくことが、

できなかった。



雨風は、

知っている。


輪郭は淡く。

無いに等しいけれど。

時は、持っていると。



降るたびの。

一滴ごとに。

いつか穿とうとしている。


吹くたびの。

一息ごとに。

覚えていると知らせている。



小さな、ひびが。

寒さに、少しずつ。

開いていくのを、待っている。

中心に。

日差しを届けようと、している。





            373 m(_ _)m 39

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