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句読点 2  作者: 川進
104/145

むねのうち





そっぽを向いて、

見ないようにしていたものは。

欲しかったもの。


どう考えても、

こちらに飛んでくることはない。

欲しかったもの。


飛んできたとしても。

手のひらに、

載せきれなかったもの。



欲しかったんだよね。

ほんとうに。


諦めは、とっくについている。

だけど、やっぱり。

明るく、見えている。


それは、とても。

きれいなものになり。


離れたところから。

まっすぐ、眺めている。



ほんとうに、

欲しかったものを。

思うとき。


なぜだか、

胸の内側が。

温まり、開いていく。





            373 m(_ _)m 39

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