第八章:咆哮の果て、魂はまだ在る
――黒焔が、再び世界を裂いた。
【ユウトの場】
・《黒焔翼ゼルアーク》
→ ATK10(+5)/HP4/不死3ターン(1ターン目)
・《禁忌竜グレアノス》
→ ATK5(※ATK-1効果終了)/HP7
【カイリの場】
・《白氷の魔鎧騎士エルミーナ》
→ ATK4/HP7/氷結守護(凍結状態の味方が受けるダメージ-1)
・《氷壁の従者スヴェル》
→ ATK1/HP3
【ユウト:手札】
・《黒焔の鎖》
・《奈落結界破り》
【カイリ:手札】
・《白氷障壁》
・《氷葬の結界》
【ユウトのターン開始】
【リロールフェイズ】
→ 全コストカード《闇の火核》《黒紋の輪》《忘却の灰封》リロール
→ 不死中のゼルアークとグレアノスは継続状態
【ドローフェイズ】
→ ドロー:《魂喰の刻鏡》
ユウト(心中):
「……刻鏡か。魂を奪い、写し取る鏡……今のゼルアークに、最も似合うカードじゃねぇか」
【コストセットフェイズ】
→ コストカード《焦熱の欠片》設置(火属性/冥契+1)
【アクションフェイズ】
ユウト:「まずは……グレアノス、バトル!」
「行けッ、《禁忌竜グレアノス》!! スヴェルを薙ぎ払え!!」
→ ダメージ計算:ATK5 vs HP3 → スヴェル破壊
観戦者A:「防御の壁が……抜かれた!」
カイリ(低く):「……構わない。盾は使い切ったものから、次の冷気が生まれる」
ユウト:「――そして」
「ゼルアーク、反撃開始だッ!!!」
→ ゼルアーク、行動可能
→ 攻撃対象:エルミーナ
→ ダメージ計算:ATK10 vs HP7 → 破壊確定
→ ただし、《氷結守護》効果により、ゼルアークのATKはこの戦闘中-1 → ATK9
→ HP7 → 0 → 《白氷の魔鎧騎士エルミーナ》破壊!
カイリ(わずかに瞠目):「……“魂の凍結”すら、超えてきたのね」
→ 攻撃成功時効果:《黒焔翼ゼルアーク》の効果により、カイリのソウル -1(6→5)
【魔術フェイズ】
ユウト:「さらに……この手で魂を喰らうッ!」
「魔術カード、《魂喰の刻鏡》発動!!」
→ コスト支払い:《焦熱の欠片》《忘却の灰封》ロール(2コスト)
→ 効果:相手の墓地から召喚獣1体を複製し、1ターン限り自軍に召喚(ステータス半減)
→ 対象:《氷撃の魔狼スノードレイク》(カイリ墓地)
→ コピー召喚:《影狼スノードレイク》として登場
【ATK2/HP2/凍結効果なし】/1ターン後消滅
観戦席:「影が……牙を持った……!」
ユウト:「これで終わらねぇ。“魂を刻む”戦いなんだよ、これは……!」
「ターンエンド」
【ターン終了処理】
→ ゼルアーク:不死2ターン目へ
→ 影狼スノードレイク:次ターン開始時に消滅予定
【カイリのターン】
【リロールフェイズ】
→ コストカードすべてリロール
→ 手札維持:《白氷障壁》《氷葬の結界》
【ドローフェイズ】
→ ドロー:《絶零ノ瞳・セラフィーナ》
カイリ(心中):
「……出す時が来た。私の“魂”に最も近い存在を」
【コストセットフェイズ】
→ 《氷霊の契珠》を設置(白属性/冥契+1)
【アクションフェイズ】
「召喚――」
「《絶零ノ瞳・セラフィーナ》、此処に顕現せよ」
→ コスト支払い:白霜+凍鉄+契珠(計3)
→ 登場:《絶零ノ瞳・セラフィーナ》(ATK5/HP8)
→ 効果:場に出た時、全ての召喚獣を“沈黙(能力無効化)”状態にする(2ターン)
→ ゼルアーク/グレアノス/影狼スノードレイク:全て能力無効化(効果無効/不死停止)※ATK・HP維持
カイリ(冷たく):
「……あなたの魂を黙らせる。その咆哮は、もう響かない」
ユウト(低く):「……黙ってたら、魂なんて名乗れねぇんだよ」
【魔術フェイズ】
「魔術、《氷葬の結界》発動!」
→ コスト支払い:白霜+契珠
→ 効果:全召喚獣に【凍結】付与+敵の召喚獣1体をターン終了時に封印
→ 凍結付与:ゼルアーク/グレアノスに適用
→ 追加効果:影狼スノードレイクが封印対象(消滅確定)
【バトルフェイズ】
「《セラフィーナ》で、グレアノスを討つ」
→ ATK5 vs HP7 → グレアノスHP2に/凍結中のため反撃不可
「ターンエンド」
→ 影狼スノードレイク:封印により即消滅
→ 沈黙状態1ターン目経過
現在の場面構成
【ユウト】
・ゼルアーク(ATK10/HP4/不死停止中/凍結中/能力無効)
・グレアノス(ATK5/HP2/凍結中/能力無効)
・手札:《黒焔の鎖》《奈落結界破り》
【カイリ】
・セラフィーナ(ATK5/HP8/凍結無効)
・手札:《白氷障壁》
【両者のソウル】
・ユウト:8
・カイリ:5