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3.ついに鑑定を手に入れたぞ

ゆっくり、趣味程度に、気の向くままに。

今は何も考えずに進めます。

あれから、1週間がたった。基本動けないから、やることといえば、壁を見たり、天井を見たり、ステータスをみたりと、ひたすら鑑定のためにじっと様々なものを観察した。そしたらなんと……


ステータス!

ーステータスーーーーーーーー

名前:ロト=パレンバーグ

種族:人族

年齢:0

称号:転生者

Lv.:1

HP:3

MP:3

スキル:鑑定(lv.1)

ーーーーーーーーーーーーーー


そう、ついにスキル「鑑定」を手に入れたのだ!いやぁほんとにキツかった。でも続けて良かった。早速使ってみよう。えーと、まずは、パレンバーグを鑑定。


パレンバーグ:パレンバーグ家。


……そっか。まだレベル1だから、こんなうっすい情報しか読み取れないのか…頑張ってレベルあげよう…


「ロト!おはよう!あ〜今日も可愛い!」


うわぁ、びっくりした。いつも急に入ってくるからなぁ。そうだ、あれからわかったことだけど、俺はどうやらこの家の次男で、兄と姉がいるみたいだ。大体兄が9歳で姉が5歳ぐらいだろう。あと赤ちゃんの脳のすごいこと、まだ喋れこそしないけど、言葉がだいぶ分かってきたんだ。これもいつも話しかけてくれる姉とお世話してくれるメイドのモニエさんのおかげかな。


「今日は何して遊ぼっかー。うーん、まだ剣は早いよね。じゃあまたご本の続きよんであげる!」


「アリス様、おはようございます。流石ロト様に本はまだ早いと思いますよ?」


いやいや、モニエさん、とても助かってるのでどうか止めないでください!本の内容が冒険者や、騎士の物語ばっかなのが気になるけど、きっと子供が好きだと思って読んでくれてるだよね!


「そうかなー?なんか、ロトって私のことば理解してるような気がするよ?とにかくロトと遊びたいから本読むのー」


っ!流石姉…勘が鋭い、バレないようにしないと。


「まさか…全然泣かない聡明なロト様でも流石にそれはないですよ…ね。まぁ本を読んであげるのはとても素晴らしいことです。ですが、本日のお勉強のお時間に遅れない程度にしてくださいね?」


「はーい、わかってるわ。それじゃ昨日の続きからね、えーと、激闘の末、剣1本でドラゴンを倒した騎士様は…」


こうして、言葉を覚えながら、鑑定のレベルを少しづつ上げていった。


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