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暗い瞳
今日は新人戦に向けての選手発表会が有った
と言っても一年生部員は6名内経験者は俺以外の全員だった
まぁ選ばれる事は無いだろう
「副将青倉詠」
ザワッ…
「はっハイ」
完全に油断していた
『えーわわわわー』
縁が五月蝿いが 驚いてそんな事は気にならなかった…
ただ呆然としてしまってた
そう…俺に向けられた暗い瞳にも気がつかなかった…
「なんでアイツなんだ」
「そうだよねアイツなんかよりお前の方が…」
「プハッー」
ドワーフらしく酒に目がないトーチャンは
普段どんなに飲んでも潰れるなんて事は無い
今日も一日の稼ぎを飲み潰してしまうんじゃないかって保土ヶ谷飲んでいる
オイラはまだ子供だから飲まないけど
いつかトーチャンの様に飲むんだろうか?
あんまり酒の匂いが好きになれないんだよな…