初めての…
異世界転移が遠い…( ̄▽ ̄;)
コーンコーンと甲高い音が響いている
そんな森の中で 子供用の斧で木を切ろうと振り回してるつもりの狐耳の子供が居る
まだまだ斧に振り回されているのだが…
ミッシザザザッ ドワーフの木こりが切ったヒノキンの木が倒れる
「そんな所で遊んでないで枝を刈ってくれないか?」
斧に振り回されてる子供に木こりが話しかけた
「うん…わかったよ とーちゃん」
少し頬を膨らませながら
遊んでるつもりは無いと態度で現せながら渋々枝を刈るのであった
部活動をやりはじめてから2月が経った
新入部員は入部当初の半分になっている
未だ竹刀も木刀も触らせて貰えなかったのだから
経験者は不服だったのだろう
「一年生集合!」
そんな中 主将である3年生が新入部員を集めた
「今日までよく頑張った 明日から木刀に触って貰う事になる
今から各々身体に合った木刀を見繕う 背丈の順に並ぶように」
「まぁ合わせるなんて言っても材質ぐらいしか違わないんだけどね
基本背が低いのにはかるいのを振らせる事になる
頼りないとか重すぎると思ったら言ってくれればいいよ
ああそれと自前で有る者は列から外れるように」
…結局俺一人が木刀を受けとる事になった