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神の御許にて  作者: 日渡正太
第2話 神様と迷える子羊達
30/41

STAGE 30

「すみません、お騒がせしました」


 俺が代表して、赤木さんや大熊さんに謝罪すると、大熊さんは、ポカンとしたまま、また無言でいつもの無表情に戻り、赤木さんは、


「いえ、びっくりしましたけど、大丈夫です……」

 と胸を撫で下ろしていた。


 やがて救急車が到着し、増子さんは救急隊に連れられて病院へ向かった。

 六本木さんがそれに同行して付き添った。


 それはいいのだが……救急隊の到着と相前後して、もう一つ、厄介なものが教団本部にやって来た。


 警察である。


 119番に通報する際、「自殺未遂」ということを伝えてしまったため、そちらにも連絡が入ったらしい。 


「ちょっと現場を見せてもらえますか」


 5人ほどのお巡りさんが、どかどかと教団本部に入って来た。

 お巡りさん達は、簡単に現場を検分した後、俺と本部長、川原に事情聴取を始めた。

 その間、赤木さんや大熊さん、コーラス隊の面々には別室に移ってもらった。


 事情聴取そのものは程なくして終わり、警官隊ももう帰るかと思った矢先、その中のリーダーらしき年配のお巡りさんが、妙なことを言い出した。


「ここは宗教団体の本部なんですな? なかなか興味深いものですなあ!」

「は?」


 どうして警察が、うちに興味を持つんだ……。

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