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不穏なウワサ



あれから流星群を見たあと学校で陸君と別れ、安斉君に家の前まで送っていってもらった。


彼と過ごす時間が長くなったため陸君ぐらいではないがちゃんとしゃべれるようになった。


そして遠くから見ていた彼が少し近くに感じて。


そしてまた・・・・・・・・・・・・・・・・・彼を好きになった。







それから毎日のように帰りは図書室で本のことや勉強のことなどを話した。


たまに陸君が部活をサボってやって3人でしゃべったり。


もちろんほかの人もいるので話している声は小さくして。


彼はちょうど本棚に隠れる位置にある机をいつも使っていた。


その場所はどうしても奥に行かないと分からない場所で。


彼にとっては特等席のようなものだった。







それと橋本先生の『今日は』の“は”の意味もこのとき分かった。


私よりも早く安斉君がいつも来ていたらしい。


(実際は私が本に集中していて周りに気づかなかったためで、


何度も私の後ろを通っていたらしく、この話を聞いて恥ずかしくなった)











―――――――――――それからまもなくして小さな不穏な空気が近づいていた。




ある日私が聞いた新しい噂。


それは小さなウワサ。





“ドウモトキハルとアンザイソラタはツキアッテイル”










安斉君のことが好きな女子なら誰でも嬉しいウワサだが実際は、やばい。


まだごく少人数でしかも彼と私の接点を知らない人が多いため信じられることはないと思うがこれが広まるとただでは済まされなくなる。


だた安斉君に迷惑をかけるだけではない。


もし接点があって好きだということ知られたら私は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・












だけどそれは私の予想よりも早く消えてなくなった。


噂は75日と言うけれど1ヶ月もたたないうちに消えてしまった。


そのとき私は正直ほっとした。これで今まで通りだ。


私は安斉君が好きなことは誰にもばれてない。


今までどおりの生活。


私の生活を脅かすものはない。


そう、思っていたのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・













どうして今頃になってあなたが目の前にアラワレルノ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?














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