表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

人魚姫の逃亡







一瞬、目を疑いたくなった。







珍しく私は図書館に来ていた。


実を言うと借りっぱなしの本があった。


それを返しに来たのだ。


うん、大丈夫。すぐに帰れば気づかれない。


「輝晴」


・・・・・・・・早くも気づかれたそうです。





「お、お久しぶりです陸君」


「おう、元気か?」


「うん」


なんかほっとした。いつもの、いつもの陸君で。


「輝晴は返しに来たみたいだな」


「うん。返しそびれた」


「てかまず、中に入るか」


そういって入ろうと扉を開けた。






・・・・・・・・・・何が起こってますか?






私は一旦扉を閉じた。


「陸君、これは夢でしょうか?」


「さぁ?輝晴、大丈夫か?」


「だ、大丈夫じゃなかったら閉めてませんよ」


「開けるか」


「うん」


「「いっせせのせ」」



ガラッ




やっぱりそこにはもう一回キスしている安斉君と・・・・・・公害女で。







私は本を落としたのを気づかずに逃げ出した。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ