支配
母親の影響力は強い
心理学なんて、ほぼ母親との関係性で人格が形成されると示唆している
生まれてから最初に関わる人間
母親によって、どう育てられたかで他者とのコミュニケーション能力が変わる
後天的に自分で学ぶこともできるが、真っさらな生まれたての心への刷り込みは根深いものがある
見えない呪縛、消えない支配
大人になって母親と離れても、ずっと残る心の檻
母親自身もまた、その母親(祖母にあたる人間)の影響を受けている
先祖代々、脈々と続く牢屋
一筋縄ではいかない訳だ
母の愛という名のもとの囲いは手強い
小さな子どもにとって、母親は全世界
息子であれば、全女性の代表
その後の人生を大きく左右する存在
物理的にひとつの体だったとて、魂は全くの別物
スピリチュアル的には、絶好の学びの機会を与え合う相手
人生最大の試練かもしれない
母親を制するものは、人生を制する、なんてね
あながち真実である
健やかな母と子ならばどんなに幸せか
母親の正義、母親の理想、母親の愛情
その母親によるが、子どもに自分の考えを強制するのは、もはや支配だ
子どもを思い通りにコントロールできると錯覚する
絶対的な立場にある親が、ありのままの子どもを受け入れない
子どもにしたら、生きるためには従うしかない
それが純粋な正義でなくとも、何かおかしい基準の理想でも、愛情のようなエゴでも…
心は抑えつけられて捩れていく
女性への認知は歪み、愛情は恐れへと姿を変える
女性に対して、何らかの偏見がある人間の根っこには、たいてい母親が起因している
自分が女性なら、母親と重なる自分に嫌悪感を抱いたり
男性なら、周囲の女性に母親の影を感じて逃げ出したくなったりする
(健康的な関係が築けていたなら、逆に好感を持つのだが)
すっかり萎縮した心を解放するには?
自分を変えることができるのは、自分だけ
現在の母親との関係を立て直そうとするのは、外側への働きかけであって根本的な解決にはならない
自分を俯瞰するのと同様に、母親を一人の人間としてメタ認知する
家族とか、愛憎のしがらみなど感情移入をしないで、母親の人物像、生い立ち環境、人格等、他人の眼差しで見る
子ども側もまた、理想の母親像を勝手に押しつけているのだ
ありのままの母親を知り、認め、そのままの人間を受け入れる
もちろん、関わる関わらないは自由だ
関係性の修復はまた別の話
自分の中にある歪んだ母親像、女性への偏った認識をなくして、対人関係を円滑に生きやすくする最初のステップである
お母さんだって、この世界に同じお母さんなんてひとりもいないのに
皆が皆、同じ理想の母親を求められるのはおかしくない?
良い母親じゃないから、愛情が無いなんて決めつけないで
全宇宙のお母さんは、子どもたちを愛してる、それだけは真実




