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孤島のkiller  作者: seara
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立川視点

立川視点です。他の視点は見ないで、推理しながら楽しんでいただけたらと思います。

立川視点

 立川は最初についた船着場を探索しにいくようだ。

 面倒事が起きたと考えていたが、主催者がいないとこの島のことは詳しくわからない。 よって、これからの事を考えても主催者を探した方がいいと考えたらしい。立川は家にあった懐中電灯と自分のスマホだけをズボンのポケットに詰めて探しに行った。

 立川は暗い夜道を懐中電灯で照らしながら歩いていく。

 立川「くそっ 面倒なことになったな。」

 こんな事を呟きながら一人で歩いていく。立川はこの島にくるにあたって調べた事をふと思い出した。

 この島は、最初から無人島だったわけではない。立川が調べた情報によると、もともとここは有人島だったらしいが… それ以上の情報はでてこなかった。 まるで何かに隠されているように

 立川「こんな事を思い出したって仕方ないが、暗いことも相まって不気味になってきたな。」

 そんな事を言っているとあっという間に船着場についた。 そこには5,6匹の魚が置いてあった。おそらく高橋が昼に釣った魚だろう。

 立川「この魚、おそらく高橋が釣ったものだろうが、なんでここに置いてあるんだ?」

 そういえば高橋は手で持って帰ってきた事を思い出す。

 家にクーラーボックスはあったはずなのに。

 立川「手が塞がるから持っていかなかったのか?」

 そして、その横には釣り糸のような細い糸の切れ端とナイフが置いてあった。

 立川「絡まった釣り糸を切って、使おうとしたのか?」

 釣りの知識が乏しい立川は特に気にしなかったが、少し不自然な感じがした。

 立川は不気味な気分になり、そこから一度立ち去って砂浜に来た。

 立川「せっかく島に来たんだから、綺麗な夜景くらい眺めるか…」

 空は星が散らばっていて、とても綺麗だった。あそこの星とあそこの星をくっつけたらナイフみたいな形になる、などしょうもない事を考えていた。

 立川「くっつけたら、何かの形に…」

 その時、後ろから間がきた。

 間「おそいよ 探しに行ってから1時間、戻ってこないから心配になって見に来た」

 間は息が切れている。おそらく走ってきたのだろう。

 立川「ただ星を見ていただけです」

 船着場のことは言わなかった。

 間「そんなことしてたの?! 早く帰るよ。」

 立川「主催者は見つかりましたか?」

 間「わからない。 今日はとりあえず、みんなが取ってきてくれた山菜と魚をご飯にするよ」

 立川は間とともに帰っていった。

次回もよろしくお願いします

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