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二話 笹野の姉

遅くなったぁあぁぁ

すいませんすいません!

ではぐだぐだ展開すいません!どぞ↓


「今度お礼に、私の家に来て!」


家から帰る時に、そういい残された。



「先生!数式間違ってますよ!」


前は特に気にならなかった笹野の声。

今は、やけに可愛い。とか、声高いな。とかいう言葉が無意識に頭に流れる。


笹野は俺の家を早朝から出て行き、一旦帰ってから登校した。

出て行ってしまって、俺は何故か悲しかった。

何でだろう?


学校に着いたら、笹野が横から飛び出してきた。


「あっちゃん、このこと皆に言おうかー。」


「はい?」


「公認カップルでいいじゃない!」


笹野はにっこり笑った。

脅しじゃねーか!



その後俺がいつものように本を読んでいたらいつも起こらないことが起きた。


「おい!倉川!」


「はい?」


クラスのボス的存在・・・高橋が俺の机を叩く。


「お前、どうやって告った!?」


「え!?」


かけていたメガネをはずすと、少し、視界が広くなる。

よく見ると、俺の席のまわりは男女関係なくこちらを向いて・・・怖い・・・


「あ、あの・・・何なんスか?どうかしたん・・」


「優のことよ!どうやって彼氏になったのぉ!?」


「そうだよ!告白した場所は!?」


「えええ!?」


俺はその後、高橋や女子から質問責めにあい、それはチャイムの音が聞こえてくるまで続いた。

放課後、笹野が俺に抱きつくのを見た高橋に、殴られかけた。


「高ちゃんも駄目ねぇ、すぐ手に出すんだもん。」


「大人しくすりゃあ、ましな方だよ・・・」


「へえ、ほかにもっとすごいのがいるわけ?」


「隣町に200kgで2mのやつがいるらしいぞ。」


「でかいわね、私の丁度五倍じゃない。」


てことは笹野は40kg?

なんてことを考えながら、半ば強制的に家に連れてこられた。


まさか、あれが笹野の家?


俺の家よりかはだいぶ広いが、でも普通の家に比べれば、少し狭いくらいだ。


「笹野、じゃなくて優・・・お前の部屋、俺の部屋の四倍って・・・」


「・・・たしかに四倍はあるわよ。」


家の中に入ると、外から見るよりも狭く思えた。

 

「早く部屋に入ってまってて!」


俺は(たしかに四倍ほどある)笹野の部屋に押しやられた。

仕方ないから、座って待っていようと腰を下ろしたとたん、怒鳴り声が聞こえた。


「うるさいんだよ!!いいだろ別にっ!あんただってとっかえひっかえ男と遊んでるくせに!」


「何ですって!?うっさいわね、さっさとここから出ていけ!!」


「いいわよ、出て行きたかったの。姉さんなんか死んじゃえ!」


ドアを閉める音が響いた。

うるさいんだよ?そんなこと笹野が言うわけないだろ?

その時、ドアが開いた。


「・・・ねぇ、ちょっと・・・聞いてほしいんだけど・・・」


「え?」


昼ドラ~・・・変な展開です!

高橋君はいいやつです見守ってやっていください・・・

転校生君だせません・・・

次こそ必ず・・・

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