俺たち付き合う事になりました。
ブログでネタ提供してくださった方
ありがとうございました!
下手な文ですがご了承ください。
「さあ、勉強するのよ!」
俺の顔面に教科書が直撃した。
「え?倉川?アレの事?」
今俺を指差している美少女は笹野 優。
そしてついでに俺は倉川 葵。
何故こんな状況なのかというと長くなるので察してもらいたい。
「あー、無理無理。私は興味ないわ。」
「えー。でも格好良いよー。」
「私、好みはあんまないけど、頭悪くて根暗なのは嫌なの。」
俺は人と接するのが苦手なためにこの暗いキャラを通してきた。
しかも頭が相当悪い。
まあ、笹野が俺を嫌うのも無理ない。
あいつは、美少女で天才で大金持ちで性格良くて明るい5連コンボだから。
でも俺はそんな笹野に片思いという青春きまわりない事をしているのだ。
ああ、純情すぎるよ俺。
「でも結構釣り合うんだよ、優と倉川!」
「たしかに顔はいいかもしれないけど、私、中身見るタイプだしね。」
笹野はちょっと得意気にはにかむ。
今キュンという音がした。
これが片思いか、辛いな、陰でみるのも。
その休み時間が終って、次の時間の休み時間。
俺は先生にめんどくさい仕事を押し付けられた。
「くっそ・・・重て・・・。」
教材を実験室まで運んで。
偉そうにいいやがって・・・あのアマぁ・・・。
そんなことを思いながら、俺は角を曲がった。
「きゃっ!・・・何!?」
「うっわ・・・スイマセ・・ン!?」
「・・・・あんた、倉川?」
俺が両手をついている真ん中に笹野がいる。
てかそんな真顔で見つめられても嬉しくねぇよ!
「今、謝った?」
「え?」
「謝ったでしょ。」
「ああ。」
笹野はふーんと言いながら立ち上がる。
「持ってあげようか?ソレ。」
「え、いいよ。重いし・・・。」
「・・・女の子を気遣う。」
「はあ?」
そう言ったら笹野は、ふんっと鼻で笑った。
「今日から、私、あんたの彼女になってあげる。」
「は!?マジかよ?」
今日は四月か?
エイプリルなのか!?
「今日、一緒に帰るわよ、分かった?」
「は、はい。」
笹野は満足げに教室に戻った。
って、手伝うんじゃなかったのかよ!
笹野は学校から直接俺の家に来て、冒頭に戻る。
これは両思いなのか?
「あ、あんたのニックネーム考えてあげる。」
「はあ・・・。」
「うー・・・ん。じゃあ、あっちゃんね!」
まんまだよ!
俺の片思いは、晴れて両思いになったのか・・・?
俺の苦悩は続くのか!?
5日間書き続けるのでペースは早かったり遅かったりです。
これからもよろしくお願いします。
後、優の友人の名前募集しております。
もし提供してくださる方はコメにて!