女の子に好意を寄せちゃう女子中学生
私の名前は上原りん
下原町立下原中学校の一年生
私は今、恋をしました。
30分間前
「ここが下原中学校かぁ」
なぜだろう何回も中学校を見ているはずなのに初々しくなってしまう
「りんーー」
どこからから私を呼ぶ声が聞こえた気が・・・
「ってかなこ!?」
「なんで私、置いて先に登校しちゃったの!」
「だってかなこが寝坊して集合時間にこなから悪いんでしょう!」
「正論過ぎて何も言えない・・・ぐぬぬ」
そう、私は今日から中学生になったのです!
「いやーりん緊張するね」
「うん」
「違う小学校からくる子たちにイケメンいるかな」
「かなこは本当にイケメンが好きだね」
「イケメンは好きだよ、だけど付き合うなら中身の方が大事ようんうん」
「りんは本当に男の子に興味無いよね」
「まぁ男子って正直何を考えてるかよくわからないから・・ね」
私は男子に好意を寄せたことがない、その代わり女性に好意を寄せてしまうのだ
私とかなこは校門をくぐり生徒用玄関に貼られているクラス表を見た
「りん中学校でも同じクラスだね!!」
「いやーこれで友達作らなくて大丈夫だ。。。」
「りんって小学校の頃から私以外の事仲良くならないよね」
「いやーまぁーかなこ以外の人と話すと話が続かないんだよね、何でだろうね、不思議だね」
「私が見た感じりん話しかけられてもあぁとかえぇとかしか言ってないじゃん」
「やめて恥ずかしよぉぉ」
「まぁ取りあえずりん私たちの教室に行こう!」
ここが新しい教室・・・どんな人達がいるのかな・・・
「え・・・?」
「りん・・・まさかタイプの男子でも居たの?」
「いや・・・そんなんじゃないよ」
かなこの言うとりタイプの子がいた、だけどその子は女の子なんです!
あの子、高橋かえでちゃんって言うのか可愛い名前
「りん、ぼーっとしてるけどどうしたのりんらしくないよ」
「かなこ、私ぼーっとしてた?」
「けっこうぼーっとしてたよ、一目惚れした乙女みたいに」
「そんな訳ないじゃん!!」
「まぁーりんが男子を好きになるわけがないか」
「かなこ」
「ん?何りん」
「私、友達作る!」
「えぇぇぇぇぇ」
私、上原りんは高橋かえでちゃんに恋をしました!
「友達作るって誰と友達になるの?」
「高橋かえでちゃんってこと友達になりたいの!」
「かえでちゃんて別の小学校からきた子?」
「うん、でもかなこ、友達を作るって言ったのは良いけど、どんな感じで話しかければいいのかな・・・」
「最初は無難に何処の小学校から来たのか聞いてたら?」
そして私はかえでちゃんに何処の小学校から来たのか聞くためにかえでちゃんの席の前に行った。
「あぁあぁのぉかえでちゃんは何処の学校から来たの?」
やばい絶対に変な奴だと思われたよね
「ぷふ」
かなこに笑われたの私?
「えーっとりんちゃんだよね、私は茨城県の大洗町の小学校から来たんだよぉ」
え?今、かえでちゃん私の名前呼んでくれた?いやぁきっと気のせいだよねうん、うん
「りんちゃん私遠いい小学校から来たから友達がいないんだよね、だから良かったら私と友達になってるれる?」
「はい」
「おっりん、かえでちゃんと仲良くなれたの?」
「えーっとかなこちゃんで合ってる?」
「まだ中学校始まって一時間も立たないのに名前覚えてくれたの?」
「うん」
「ってりんちゃん達そろそろ先生来るみたいだから席に座った方が良いよ」
「かえでちゃんありがとうって私かえでちゃんの席の隣みたい」
「ねぇ、りんちゃん」
「ん?」
「これから三年間よろしくね!」
これでかえでちゃんと三年間一緒にいられる!
最初で最後の小説かも知れませんが温かく見守ってくれたら幸いです!