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竜宮島の乙姫と一匹の竜  作者: 田村ケンタッキー


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23/53

幕間 幻を生み出すは闇ではなく

 竜之助が賊退治に決心してから山吹邸はにわかに騒がしくなる。

 屋敷内には数少ないが篝火が置いてある。雨で時化って使い物にならなくなっていた炭をひっくり返して捨てて新たな薪を加える。


「なにやら賑やかじゃのぉ」


 そんな家来たちをよそに啓子は納戸に忍び込んでいた。こちらは武器の類は置かれず、主に生活用具が置かれている。混乱に乗じて忍び込むのは容易だった。

 彼女がここに忍び込んだ目的は一つ。


「わらわの勘じゃと……ここじゃ」


 箪笥の引き出しを引く。


「おお、あったあった。これじゃこれじゃ」


 家来たちが決死の覚悟で武器を握る中、彼女が握るは玩具。

 幼稚という理由で一方的に取り上げられた貝合わせだった。


「竜之助が戻ってくる前にちと遊んでおこうかのう。ほっほっほ」


 啓子は竜之助に意図せずに道を照らした。

 ただし照らされた道が必ずしも正しいとは限らない。

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