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ドア


 キハ10やキハ20の客用ドアは、いささか幅が狭く思える。

 非電化区間にだって、朝夕のラッシュは存在しただろうに。

 同時代の国鉄電車のドアは、みな例外なく幅が広いのに。


 だけどキハドアは半自動式だから、手で開ける時の重さを考えてあのサイズになったのかもしれないね。

 幅の広いドアは、当然ながら手動で開くには重いだろう。

(あれれ? 半自動ドアを手で開けるなんて経験は、最近はなかなかできないのか…)


 ローカル私鉄へ行くと、半自動どころか「手動ドア」が存在し、たいがいは車掌さんが開けてくれるのだけれど、一度なにかの加減で、自分で開けたことがあったかもしれない(記憶薄い)。

 当然ながら手動ドアは木製であり、その開け閉めの軽いことと言ったら。



 たしか80系電車のサロ85だったと思うけれど、モハやクハは金属製の幅広ドアなのだが、サロドアだけは幅が狭く、サロ自体も製造数が少ない。

サロドアの必要数はごく少ない。

サロドア用のプレス型をわざわざ作るとコストアップ

「サロは木のドアにしよう」



 家庭にある引き戸や網戸と違って、鉄道車両のドアは上から吊られている。

 家の網戸には下部に車輪があって、レールの上を走るようになっているが、電車ドアの車輪は上にある。

 足元にはレールが見えてはいるけれど、あれはただのガイドレールにすぎず、その上を転がる車輪はない。

 なぜそんなことをするか。

下に車輪があると、泥が詰まっちまうんす。



 DF50の初期グループ(たしか4両かそこら)は、前面の貫通ドアが木製である。



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