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パンタ


 パンタグラフといえば、今では下枠交差型が当たり前で、交差型でないパンタグラフは、目にする機会すらほとんどない(当社比)。

 昔はもちろん非交差型ばかりだったわけだが、考えてみれば「交差型のメリット」とは一体なんだろう?

 交差型はパンタ自体がコンパクトに収まりそうだから、設置面積も小さくて済み、分散式クーラーを配置することを考えるとありがたみがあるのか。

 いやむしろ大正の昔、なぜ最初から交差型に作らなかったのだろう。

 下枠を交差させることを誰も思いつかなかったからだろうけど、この思い付きは、言ってみればコペルニクス的転換であったのかも。

(あるいはコロンブスの卵かも)


「三つ子の魂」とはよく言ったもので、私なども、最初に聞いて覚えた言葉がそのまま定着してしまい、その後は訂正がきかなくなる。

 下枠交差型どころか、今ではシングルアームパンタもすっかり当たり前になってしまったが、老害は「シングルアーム」などとは呼ばないのです。

 うん十年の昔、シングルアームパンタについて私が最初に読んだ記事には確か、


「片足パンタ」


 と書いてありまして。

「あおむけに寝て、片足を上げれば、なるほどこの形になる」という説明でした。



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