表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
317/457

ヤスデ


「私も現物は見たことがない」


 とまず白状しておく。

 世にはキシャ・ヤスデという言葉があり、正確にはムカデの仲間なのだろうが、この生物になぜ「汽車」なんて名がついたかというと、これが何年かおきに山中で大発生をし、線路を越えて大移動することがあるそうで。

 何千匹だか何万匹だかが大地を覆い、もちろんそれは線路も例外ではない。

 そんな時に通りかかった列車は、たちまちスリップして勾配を登れなくなってしまう。

 とまあ、それだけならまあよろしい。ところがオマケがありまして。

「まさか特別な意味なんかなかろうよ」

 と、あるとき自分のペンネームを辞書で調べてびっくり。

「あめひこ」ではなく「あまびこ」と読んだ場合には、そのまんまヤスデの古名でした。

 いかなる因縁ありしか…



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ