表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
187/457

自由形


 Nゲージファンの方々には信じられないことかもしれないが、40年前のHOゲージといっても、子供が購入する場合、まずC62とかEF65といったものがそのまま買えるわけではない。

 プラスティック製ではなくて、しんちゅう板をハンダ付けして組み立てた模型であるから、値段はちょっと子供では手が出ないほどのものになる。

 しかしメーカーの方もそこは考えてあり、子供のサイフにも合う廉価版が用意されていた。

 それが「フリー」とか「自由形」といった車両たちで、なぜか当時はまだ「ショーティー」と呼びはしなかったと思う。

 EF58であれば、少し短くしてED58。

 それをさらに短くして、EB58というのもあった。

 EDもEBも、先輪はない。

 EH10の自由形なら、EB10(※)。

 そのほかEB65や、どうやらED45を短縮化したらしいEB45というデッキつきロコまで存在した。

 客車は客車でちゃんと用意があり、ED58がけん引する用の、20系の少し短いやつ。

 EB58用としては、さらに短い2軸の20系客車まであった。

 だから、


EB58 + 2軸のナハネ + 2軸のナハネフ


 というのは、あの頃のレイアウトでは当たり前の風景ではあったわけ(※※)。

 それでもEB58で、価格は2000円ほどもしました。




(※)

実在する凸型機と同じ番号になってしまうが、不思議と混同することはなかった。


(※※)

「電源車がねーじゃん、などと無粋な突っ込みを入れないのがお約束。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
EB10、買いました。油塗りすぎでバネによる動輪からの集電が怪しくなったまま、カント無しの金属道床付モジュール線路の急曲線を、外輪2輪でのドリフトで走らせてました。この油まみれEB10はトランジスタ式…
2025/09/22 22:59 通りすがり
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ