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扇風機


 ここで、お若い方々に意地悪な質問。


「クーラーがなくて、まだ非冷房車が当たり前だった時代、車内の扇風機スイッチは、いったい誰がオンオフしていたのか?」


 大体最近では、電車の天井に扇風機が並ぶ光景を目にすることも少なくなってしまった。形式図によると、モハ113で6個、モハ103で7個がぶら下がっていたようだ。

 乗客にもそれぞれ事情があり、暑い人、暑くない人がいる。

「扇風機を回したい」

「回したくない」

 の思惑が車内で交差したはず。車掌が車掌室から総括制御で、全扇風機を一斉に入れ切りしたのであろうか。

 103系なら、12両編成で計84機の扇風機が一斉に回転を始めるなんて、なかなかの壮観であったろう…

 モハ80やクハ55の形式図にも扇風機が描いてあるが、旧国でも総括制御ができたのか? いったい余計なリレーが何個必要になるんだろう?

 旧型客車の場合には、そんな配線すら通っておるまい?


 じらすわけではありませんが、そろそろお答えを。

 なんてことはありません。客室内の壁にスイッチがあり、1個1個の扇風機を、乗客が好き勝手にオンオフできるようになっておりました。ただし本当にオンオフだけで、回転する強さの調整はできません。


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