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自動連結器


 子供の頃に読んだ鉄道の本に、

「自動連結器を発明した人は、自分の右手を見ていてその構造を思いついた…」

 といったことが書かれていた。

 ほほう、さようか。

 そういえば私も、手を組み合わせて連結器ごっこをして遊んだ記憶がある。


 それで気が付いたことがある。自分の右手を見ていて思いついたのだから、恐らくペンを片手に、紙の上にラフな構造図などを書き、発明者は思考を進めていったのであろう。

 であるから…


 ここに私は、高らかに宣言し、新たな仮説を披露するものである。


「おそらく、自動連結器の発明者は左利きの人物であった」


 そうでござろう? もしも右利きの人物が右手にペンを持ち、自分の左手をモデルに自動連結器をデザインしたのであれば、世の自動連結器はすべて、


「左手と同じ形」


 になっていなければならない。

 だが実際の自動連結器は、右手と同じ形でしょ?



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