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異能者は異世界に来て何をする  作者: 七刀 しろ
第一章 外の世界
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出発と盗賊のアジト

「タカシさんの為に使えそうな物をすべて集めてきます」


 朝食を済ませた俺たちはミリが住んでいる家の周りを別々で探索していた。


 なんで別々かって?手分けして探索した方が効率がいいから。

 それでもミリには俺の目の届く範囲で探索してもらっている。問題があれば呼んでもらうことになっているから安心だ。

 この廃村はミリ以外は誰もいないらしいから使える物をかってに持っていったとしても誰も文句は言わないだろう。


 昨夜、ミリはつい最近、両親に捨てられてしまったことを寝る前に教えてもらった。

 捨てられてからずっと一人だったらしく寂しかったらしく、1日のほとんどを自分を捨てた両親を探しすのに費やしていた。

 ついでにあの木の実は両親を探しているついでに拾っていたら、あの大熊に襲われて俺に助けられたそうだ。


 俺はミリに両親を探しだして何をするのか聞きたかったがミリの悲しそうな表情を見たら聞く気になれなかった。


 今、俺が探索しているところはミリの家から2分のところにある半壊した一軒家だ。

 そこで見つけて使えそうな物は


 ナイフ

 鉈

 斧

 布袋×3

 金色の硬貨×4

 銀色の硬貨×8

 宝石がついた指輪


 思っていたよりも多かった。

 鉈と斧は大きいからどちらか片方を元の場所に戻すとして、このナイフはミリの予備としてもらっていくかな。布袋は色々と使えそうだ。これから町まで行くのだから食料や素材など必要な物を入れて行けるし、手ぶらよりはマシだ。

 残りの金銀の硬貨はなんだろう。もしかしたら、お金だとすれば珍しい方だ。

 後でミリに見せよう。

 そういえば、最近はカードで買い物する人たちが増えてるって監視員の人達が言っていたな。あんな薄い物でどうやって買い物するのだろう?気になるな。

 そして最後、宝石がついた指輪はミリに町まで案内させるお礼にしよう。


 斧を元の場所に戻し、硬貨と指輪を患者服のポケットに入れ、鉈と布袋を持ってミリが探索している家に行く。


「タカシさん、いい物見つけました」


 ミリが真っ黒で大きな布を抱えて走ってきた。

 ミリが持ってきた物は


 長さ50センチぐらいの剣(少し古い)

 半径30センチほどの丸い盾(少し古い)

 裁縫道具

 これらをくるんでいた大きめなローブ×2


 これらを満面な笑みで渡してきた。


「なにも聞かず、使えそうな物を集めてきましたが、これらをどうするのですか?」

「この廃村から出発の準備をするんだよ」


 と言って作業にかかる。

 ミリが持ってきた裁縫道具を使い、布袋を2つ背負えるリュックサック風に改造する。

 改造したのはいいが材料不足で布袋を一つ、材料にしてしまった。

 ここに雑なデサインのリュックサックモドキが二つ完成した。


 ミリには背負い難そうだが俺が後ろから念力(サイコキネシツ)で支えれば大丈夫そうだ。


 余った布袋の材料は財布や小袋に作り替えたり、ローブの内側にポケットを着けたりしている内にだんだん楽しくなり、ローブの採寸(いらない部分をナイフで切る)して、採寸でできたローブのいらない部分を使って鉈と剣を腰に巻けるようにしたり、いろいろやっているといつの間にか出発の準備が整った。

 ちなみなにミリが着るにはローブは大き過ぎたので、採寸していたらいらない部分ができてしまった。そのいらない部分を使ってミリ用のスカートを作って見せたら凄く喜んでくれた。

 作業が終わり気が付けば、外はもう暗くなっていた。


「今、ご飯の準備ができたので食べましょう」


 丁度いいタイミングで例の木の実を木皿に乗せて持ってきたので晩ごはんとなった。

 食べ終わり、これから明日について説明する。

 あと渡す物も。


「明日、この廃村から出ていく」

「はい」

「それでミリこれからなんだが、俺と一緒に行かないか?」

「はい?」


 ミリの手を取り、ポケットに入れていた宝石がついた左手の薬指に指輪をはめてやる。


「タカシさん!ありがとうございます。タカシさんの気持ちはわかりました。この指輪大切にします」


 ミリの指には少し大きく、ちゃんとはまらなかったけど、なんとなく左薬指にはめてしまったがどうやら気に入ってもらえたようだ。どういう意味で言っているのか、よくわからないが案内役を引き受けてくれたようでよかった。


 夜遅くまで、やけにルンルン気分となったミリがいつまでも指輪を見てはニヤニヤしていたのを眺めていた。

 その後、横になって眠ろうとするとミリが毛布を持ってきて目の前に横になって眠ろうとする。


 今朝とは逆にギューと抱きつかれた。

 苦しくはなかったが「きょ、今日は疲れたので一緒に寝ましょう」と可愛い声で呟いたので軽くミリの頭を撫でてやったら、俺を抱き枕にして寝るつもりらしく、俺はミリの抱き枕として一緒に寝た。


 次の日、起きてすぐに荷物をまとめようと(リュックサックモドキに例の木の実を入れるだけの作業)木の実が置いてある台所に行くとすでに荷物が狼の素材と一緒に積まれていた。


「あ!タカシさん、おはようございます。もう準備は整っています。朝ご飯を食べたらすぐに出発できますよ」


 例の木の実を乗せた木皿を二つ、両手にに持ったミリがニコニコと台所の奥から現れた。

 ミリの左の薬指に注目するが指輪がはまっていなかった。


「あっ!」


 自分の左手を見て何かを思い出したのか、また台所に戻っていった。

「えへへ」


 戻ってきたミリが紐に指輪を通した自作のネックレスを見せてくれた。

 もちろん俺がプレゼントした指輪だ。

 指にはめられなかったから紐を使ってネックレス様に首にかけられるようにしたみたいだ。


「えへへ、私は準備できましたので、タカシさんも早くしてください」

「お、おう」


 ずっとニコニコしたミリに引きながら出発の支度する。


 昨日、自分用に採寸したローブを着る。そしてミリが荷物を入れてくれたリュックサックモドキを背負い、懐にタブレットとミリの予備にしようと思っていたナイフを入れて、鉈を腰にさして狼の素材が入った布袋を持って外に出る。


 ローブを着たミリが待っていた。


 ちゃんと昨日見つけた剣と盾は装備している。


「お待たせ」

「はい、では出発しましょう。と言いたいところですがタカシさんはどこに行きたいですか?」

「とりあえず、町や都市のどちらかに行きたい。素材を高く買ってくれればどこでもいいが、近くにあるのか」

「素材は村でも売れますが普通より安いですよ」

「最悪、素材だけ売って、魔石を町や都市で売りたいかな」

「そうですか。魔石を高く買ってくれるのはギルドなのですが、そのような場所は近くにはないです。一番近いのはルルーンの町ですね。そこだとギルドがありますから。ただ、4日ほど掛かりますがそれでもいいですか」

「時間がかかるのはしょうがないか。ミリ、その町はどこにある」


 ミリにタブレットのマップを見せる。


「タカシさん昨日も思ったのですがその石版は魔法の道具か何かですか。しかもこんな正確な地図」

「俺にもわからない」


 このタブレット、マップ情報は人工衛星からくる情報を読みこんでいると思う。所々に見えるこの赤い点は俺らだろうし、みんな必死に逃げてるなー。(他人事)

 しかし、このタブレットはバッテリーが減らないな、本当に魔法の道具かもしれないな。このタブレット。


「あっ。俺たちはここだから」


 マップの矢印に指す。


「私たちがここですから。そこから東。たぶんルルーンの町はここのはずです」

 ミリが指したところを拡大してみる。確かに町ぽい地形の感じだ。


「この地図、大きくできるのですか?!」


 ミリは何を驚いているのだろう。タブレットだから拡大は普通にできるだろう?


「よし、ルルーンまでに村がいくつかあるな。そこで素材を売ろう」

「はい、旅の途中でも獣や魔物が出ると思うので途中で倒した魔物の素材は立ち寄った村で売ります。そして魔石はルルーンで売りましょう」


 そっか、そこまで考えてなかった。布袋間に合うかな。

 布袋に入らなかったら最悪、多少の魔物の素材は途中で捨てるしかないか。

 ポケットに入れてもそれほど入らないだろうし。

 ポケットで思い出した。

 そういえばあの硬貨をミリに見せてなかった。


「見せたい物があるけどいいか?」

「何ですか?見せたい物って」

「昨日の探索している時に見つけた物だけど」


 と言ってミリに金の硬貨をポケットから一枚出して見せる。


「金貨じゃないですか」


 金貨?金貨は確か、大昔の中世時代に使われていた貨幣の種類だよな。

 そんな貨幣が現代でも使われているのか。


「一応、使えるんだよな」

「当たり前じゃないですか。この金貨が使えなかったら買い物なんてできませんよ」


 使えることが当たり前らしい。こいつで買い物できるのならいいが、本当に話で聞いていた外の世界と何かが違う。


 これからの予定は魔物を倒し、寄った村で魔物の素材を売りながらルルーンの町で今まで倒した魔石をすべて売る。

 そのあとはルルーンの町に行くと途中で考えればいい。


「えーと、とりあえずこの村に向かうか」

「その村なら今日の夕方になるよりも早くつけると思います」

「そっか。そこまで急いでもないし、ゆっくり歩いて行くか」


 荷物を背負い廃村から出発した。

 ちなみにミリが背負っている荷物は念力(サイコキネシツ)で少し手伝っている。

 ルルーンの町と今日到着予定の村にマーカーを付けて、迷わないようにタブレットのマップを確認しながら東に進む。


 廃村から出発してから五時間ほど歩いたが、特に問題がなく進めている。

 五時間の間、魔物は全然見当たらない。

 村に向かう途中、必ずと言っていいほど魔物と遭遇するつもりでいたので少し残念である。

 暇だった五時間の間、ミリが食べられそうな果実採集を手伝ったりしていた。(例の木の実も含んでいます)


「ミリ、ここら辺で休憩しよう?」


 ミリがだいぶ辛そうにしていたので休憩を提案した。


「はい、わかりました」


 お昼に丁度いい時間なのでお昼休憩になった。

 お昼には例の木の実とここまでくる途中で取った赤い果実一個ずつだった。

 赤い果実は拳二個分の大きさで、ツルッとした食感でとても甘くてとても美味しかった。


「タカシさん、この赤いのとても美味しいですね」

「ああ。次、実がなってるの見つけたら絶対に取ろうな」

「はい!ところで今、私たちってどの辺にいるのですか」

「今はここだな」

「ではこの洞窟を通るのですか?」


 ミリにタブレットを渡した。

 今、向かっている村までこのペースで行くとあと三時間程で着くといったところだ。

 三時間というのはマップを確認したところのミリが言うこの先にある洞窟を通らないと行けない。

 洞窟には魔物がいそうだが、その洞窟を迂回するルートで行くと少し戻るはめになり、四時間以上かかることになるので、その洞窟を通ることにしたのだ。

 別に急ぐ旅ではないけれどミリに野宿はあまりさせたくない。

 洞窟の中でも魔物が出ても簡単に倒せる。

 なぜだか知らないけど俺は暗い中でもよく見える。

 昔、真っ暗な部屋に1日以上一人で閉じ込められた時に暗くても見えることに気づいた。その時は暗いのが怖い子供だったから気づいても暗いのが怖くてずっと泣いていた。

 昔の話は置いといて、暗闇に目が慣れるのが早いと言うのだろうか、とにかく理由はわからないが昔は暗い中でも見えたから少し見えるかどうか確認して洞窟の中を通っても問題ない。魔物も余裕で倒します。


「本当に入るのですか」

「本当に入る。大丈夫だ。俺は暗いところでもよく見えるから」


 洞窟を前にミリの様子がだんだんとおかしくなってきた。洞窟に一歩近づくごとに足が震えているし、顔色も少し青い。

 様子を見た限りミリは暗いのが怖い子供だったみたいだ。


「あっ。そうだ。タブレット貸して」


 ミリが安心して洞窟に入れるように何か考えているとミリが持つタブレットを見た。

 タブレットの裏側、カメラレンズの下にあるライトをつければいいじゃないか。これだと照らせる部分は少ないが無いよりはマシということでミリに受け入れてもらえるのでは。

 早速、ミリにタブレットを借りてライトをつけて洞窟の中へと入れる。


「タカシさん。これ、便利過ぎませんか?」


 ライトをつけたタブレットをミリに渡して進む。

 裏面が光るタブレットを受け取ったミリは驚きつつもタブレットで自分進む足下を照らしている。

 ミリがタブレットの光を確認している横で俺は今でも暗い中で見えるかどうか確かめた。


 大丈夫だ。今でも暗い中でも外と同じようによく見える。昔と変わらず奥まで見える。

 しかし、この洞窟は良く響くと聞いていたけど本当に響くな。滴が落ちるピシャンと響いたり、俺たちの足音立ったり面白いように響く。

 んっ?水の音の他に歩く音、這いずる音、壊す音がアッチコッチから聞こえる。

 魔物だろうか?あまり音をたてないようにしなくきゃ。


「この洞窟は結構広いようです、キャァッ?!」


 言ってる側から器用にマップを見ながら歩くミリさんは躓かないように足下ばかり気にして歩いていたら突然悲鳴を上げた。


「ヒャッ!タッ、タカシさん、う、え、上から何かぬるっとしたものが降ってきました」


 洞窟の天井を見る。

 天井にはドロッとしたジェル状の物体がいくつも張り付いていた。ジェルの中に魔石みたいな石があるのが見える。


「タカシさん!これっスライムって言う魔物ですよ」


 リュックサックモドキにジェル状の物体、スライムを乗せたミリが天井をタブレットのライトで照らしていた。


 このドロドロしたのが魔物なのか。目と口がないように見えないって言うよりもそもそも目と口がない。さしずめ魔石があるアメーバと言っても説明できそうだ。

 天井にいたスライムたちがボトボト落ちてくる。


「ヒャー、タカシさん助けて」

「待ってろ。今、助けてやる」


 丁度、スライムたちの落ちた先にいたミリがパニック寸前で騒いでいる。

 見た目的にスライムがミリに何かしているように見えないが念力で騒いでいるミリを回収し、一応魔物なのでミリの足に付いていたスライム念力で弾け飛ばす。

 弾け飛ばしたスライムの魔石が粉々に粉砕した。


 あっ、金がぁ…


「ほら、もう大丈夫だ。俺の後ろに隠れていろ」

「は、はい」


 スライムたちの様子を見る。

 スライムたちは揺らめくだけで何かしら仕掛けない様子だ。そのうちの何匹かは戸惑って居るように見える。

 攻撃してこないならこのまま見逃したいが今は金が少ないから高く売れる魔石が欲しいので、スライムたちには悪いが金の足しになってもらう。

 ミリはスライムが見えないように俺の影に隠れて、大熊を倒した時のように俺のローブを必死に握る。

 スライムは全部で8匹。念力で余裕で倒せる。

 スライムで唯一売れる魔石(ミリに聞いた)を割らないように丁寧に弾け飛ばす。


「スライム退治が終わったよ」


 念力でスライムの魔石を回収しながらローブを握っているミリに声をかけた。


「終わったの?」


 回収した魔石をリュックサックモドキに入れ、まだ魔物が怖いミリの頭を撫でる。

 ミリのさらさらな髪に君臨する猫耳は最高にふわふわ気持ちいいです。


「ピギャ?」


 ミリの猫耳を堪能していたらミリと同じ背丈の緑色の肌をして小鬼みたいな醜い顔とやや猫背の前傾姿勢で、3~4頭身に見える子供が棍棒を担いで現れた。


「ギャギャ!ギャギャ!」


 近所迷惑を知らないのか緑色の子供が何かを叫んでる。

 あっちこっちから同じような子供が現れた。


 この子のお友達かな?


 そのお友達も「ギャギャッギャギャ」大合唱を始めた。中には騒ぎながら棍棒を振り回しているテンションMAXな子までいる。

 いったいこの子たちはなんだろう?それにミリはこの子たちを見て怯えてるし、きっとこの子たちは魔物の子供だろう。見た目が鬼みたいだで気持ち悪いし、言葉を話さずに「ギャギャ」としか叫んでいない。


「なぁ、ミリ。人の子に見えるこれって、もしかして魔物?」


 ミリがコクコクとうなずく。

 小鬼みたいな見た目をした魔物。昔絵本とかで読んだことがある。

 醜悪な容姿にたいして、この魔物の名前はゴブリンに間違いない。

 身体の色は違うけど絵本に出てくるゴブリンにそっくりだ。

 架空の生き物だと思っていたゴブリンが本当にいるなんて思わなかったよ。世界って本当に広いんだな。


 ミリの怯えているからゴブリン(仮)さっさと倒しますか。

 ゴブリンの中の一匹がミリを襲おうと飛び掛かるのを念力(サイコキネシツ)で壁に叩きつける。

 数分後、「ギャギャ」と大合唱をしていたゴブリンたちは今や首の骨が折れて、洞窟の床に倒れている。


 人の命を奪うことを悩んでいた俺は人間の子供に似た魔物であるゴブリンを倒しても罪悪感ない。ミリを襲おうとした個体以外は狼を倒した時と同じゴブリンたちは無抵抗で俺に殺されていった。

 きっと俺の中ではゴブリンたちは自分とは違う生き物で、人に対して害悪なる存在と認識したのだろう。


 タブレットを持ったミリは倒したゴブリンの魔石を集めている。


「タカシさん、来てください」


 ミリに呼ばれた先に壁をぶち抜いたゴブリンの死体が転がっていた。

 ゴブリンの死体なんてどうでもいい。それよりもぶち抜いた壁の向こう側にはお宝があった。

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