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拝啓あなたへ

作者: 内藤 花恋音

拝啓あなたへ


久しぶり。


ごめん、もしかしてなんかしてた?


でも今日はあなたに伝えたいことがあるから


いつもより強い私かもしれないけど、


いつもより強い僕かもしれないけど、


言わせてください。




最近私は疲れています。最近私は暗いです。最近私はつまらないです。最近私はあなたといた頃を思い出します。最近私は人じゃないです。最近私は…あなたに会いたく思います。


あなたはいつも明るくて、私の希望で、タフで、なんでも笑い飛ばせて、でも親身にも慣れて、異性にも評判良くて、でもそうやって言うと謙遜して、頭も良くて、なに一つ不自由ない私の友達。


私は、あの頃よりずっと暗くなって、現実的で、そのくせいちいちイライラして、相手のイライラにも巻き込まれて、ただただ建前の付き合いで、当然異性にも興味なんか持ってもらえなくて避けられて、そのことも地味に気にしてて、成績も下がってきて、毎日を不満に思うあなたの友達。



ずっと聞きたかった。



わからなかった。



どうしてあなたは私と一緒にいるの?


なんとなくなら


それがなくなればいなくなるの?



知りたい。



こんにちは、花恋音です。短編です。短編の方は割と不定期ですがあげていこうと思います。さてさて、昨日ついに長編小説「山の奥から声がする」の一話を投稿しました!もちろんたくさんの方に見ていただき嬉しいのですが…少し贅沢な話ではありますがコメントがあんまりなくて、戸惑っています(・_・;


現状維持でいいのか、呆れているのか…皆さんの一言一言が非常に励みになります。ちょっとしたことで構いません。ご意見、ご感想はこのページまたはTwitter(@karen_7110)までぜひ、お願いします。また、こういう短編はどうなのかということもお願いします。

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