新星総出撃
魏が黒龍軍の手に落ちてしまった頃
バリリーッ!!
ジュンが放った雷撃通信による雷が大陸の空を進みまくり
バシュンッ!!
4方向へと散っていった。
とある山の温泉
美女「いいところに温泉があるものね♪ 」
美女「湯加減も最高だね♪ 」
ぷるんっ♪
爆乳美女達が温泉に浸かっているその近くで
こそっ!
源治「・・・フフフッ!こっちも最高です♪ 」
火神楽源治が隠れて覗きをしていた。
万年『お前さんのスケベ根性もさすがじゃのぅ、裸の女体が見たいがために温泉まで作るなんて呆れるわい!? 』
実はこの温泉、爆乳美女が通ると聞いた源治が即席で作ったものである。
源治の相棒である亀の万年が言うと
源治「・・・万年よ、男なら女体を見るためには悪魔に魂を売ってでも見るものなのさ 」
結構危ない男である。
源治「・・・ではゆっくり観察を…♪ 」
スッ!
源治がもっとよく見ようと温泉を源治特製双眼鏡(湯煙防除の金属製)で見ようとした瞬間
ビリリーッ!!
源治「・・・ぎゃーっ!? 」
金属製双眼鏡を持っていた源治に雷撃通信が落ちた!
美女「今の声なんなの!?もしかして覗き魔!? 」
美女「きゃーっ!!/// 」
ダダーッ!!
しかも源治が叫んだせいで美女達は逃げ出してしまった。
源治「・・・うぅ、爆乳美女達カムバック!!この俺の覗きを邪魔しやがって!この雷撃はジュンだな!つまらない用事ならぶん殴って… 」
同時刻、蜀の城
月「玲さん、この鉄鍋を廃棄置き場に置いといてくれますか? 」
玲「お安いご用だっての、よいしょっと! 」
ひょいっ!
月がよろめきながら持てる鉄鍋を玲は片手で簡単に持ち上げた。
月「へぅ〜!?やはり玲さんは力持ちですね〜!? 」
以前鈴々と力比べしたのだがさすがの鈴々も力で玲に敵わなかった。
すると
詠「月、そいつは馬鹿力だけが取り柄なのよ 」
詠が玲を馬鹿にすると
玲「何だと!ろくに役にも立てないヘボ軍師が!!♯ 」
詠「頭がない奴よりマシでしょ!!♯ 」
この二人はいつもささいなことで口喧嘩するのだが
月「二人とも、やめてください!! 」
ドォンッ!!
いつも鎮めるのは月であった。
月「詠ちゃんは私と一緒に掃除!玲さんは鉄鍋を捨ててください!早くなさい! 」
詠・玲『は…はいっ!? 』
ぴゅーっ!!
月の迫力に直ぐ様行動する二人であった。
その頃、廃棄置き場の近くでは
葵「それあられ、取ってきなさい! 」
シュッ!
あられ『待て待て〜♪ 』
葵があられにフリスビーを投げて遊んでいた。
とそこへ
玲「よっ!元気に遊んでんじゃねえか 」
葵「玲、まぁ最近大きな戦はないもんね 」
玲「まぁ俺としては暴れ足りないんだけどな、よっと! 」
スッ…
玲が鉄鍋を置こうとした時
ビリリーッ!!
玲「うおっ!? 」
葵「きゃーっ!? 」
鉄鍋を持っていた玲に雷があたり、近くにいた葵も巻き添えを食らってしまった。
あられ『どうしたの!? 』
そしてあられがフリスビーをくわえて戻ってきた時には
プスプスッ…
黒焦げになって倒れた葵と髪がアフロになった玲がいた。
葵「けほっ!? 」
玲「俺は頑丈だから雷なんて平気だけど葵は無理だったようだな!?しかし今の雷は何だっていうんだよ!♯ 」
あられ『たぶんあれはジュンくんの雷撃通信だよ、ほらあそこに… 』
同時刻、幽州の地
吹音「はい皆さん、今日はまず体操をやります。私が手本を見せますので真似してくださいね 」
兵達『はいっ!! 』
兵達の調練をする吹音
吹音「それではまず上体を反らす運動からです。1・2… 」
ぐぐっ!!
腰に手を当てて上体を反らす吹音
だが爆乳の吹音がそんなことをすれば
ぷるぷるんっ♪
おっぱいが揺れまくっていた。
そしてこれを見た兵達は全員思った。
兵達『(風切将軍、今日も良いものを見せてもらいました!) 』
この場にいる兵達は全員男である。
吹音が体操をしていると
ビリリーッ!!
吹音に雷が迫る!
吹音「3・4… 」
だが体を反らしている吹音は気づいていない!
そして雷が吹音に直撃しようとしたその時!
兵達『危ない!? 』
バッ!!
兵達は急に飛び出して
ビリリーッ!!
兵達『うわーっ!? 』
バタリッ!!
吹音の代わりに雷を受けた!
吹音「今の音は何ですか!? 」
スッ!
音に驚いた吹音が体を元に戻すと
プスプスッ…
そこには黒焦げになった兵達がいた。
ぐぐっ…
そしてただ一人気絶していなかった兵士が吹音に近づくと
兵「か…風切将軍、あなたに雷が落ちそうでしたので我々がお守りしたのです!? 」
と兵士が言った瞬間
吹音「何ですって!?それはありがとうございます! 」
ぎゅっ!
兵士に抱きつく吹音
むにゅにゅっ♪
兵「(うひょっ♪) 」
もちろんその時、吹音のおっぱいが兵士に当たった。
兵達『(あの野郎!!♯) 』
ゴゴゴッ…!!♯
そしてこの時、一人の兵士に数百人の兵士の怒りが向けられたのだった。
吹音「あらっ!これってまさか!? 」
吹音は兵士の持っていた雷マークのものに気がついた。
同時刻、呉
一刀「・・・ 」
小助『・・・ 』
一刀は精神集中のため座禅を組んでいた。
それを見ていた小助は何も変化がないためつまらなくなり
小助『一刀、気分転換に楽しいことでも思ってみな、例えば蓮華姉ちゃんとの新婚生活とかさ 』
一刀「!? 」
蓮華との新婚生活という言葉に反応する一刀
そして思わず妄想してしまった。
〜一刀の妄想〜
スッ!
一刀「ただいま帰ったぞ 」
一刀が仕事を終えて帰ると
蓮華「一刀、お帰りなさい♪ 」
ふりんっ♪
裸エプロンで出迎える蓮華
一刀「そ…その格好は!?/// 」
蓮華「一刀が喜ぶと思って着たんだけど似合わなかった? 」
一刀「に…似合いますとも!?/// 」
蓮華の裸エプロン姿を似合わないなんていう男はいない
蓮華「よかった♪それじゃあ… 」
シュルシュルッ!
蓮華はエプロンのヒモをほどくと
パサッ!
蓮華「ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し? 」
ぷるんっ♪
全裸になった蓮華が言うと
一刀「た…たまらん!?/// 」
〜妄想終了〜
妄想が終わった瞬間
ブバババーーッ!!
バタッ!!
一刀の鼻から物凄い量の鼻血が放たれ倒れる一刀
小助『一体何を妄想したのやら?んっ! 』
とその時!
ビリリーッ!!
小助『ぎゃーっ!? 』
小助と気絶している一刀に雷が落ちた!
一刀「んっ!今の落雷は!? 」
スッ!
そして雷の一撃により一刀が目を覚ますと
ビリリッ!
一刀「これは!? 」
一刀は雷が落ちた場所の近くにあった雷マークのものに気がついた。
実はこの雷マークの形をしたものが一種の機密文書である。
そしてこの時
カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!
一刀達はほぼ同時に雷マークの形をした機密文書のスイッチを押した
その瞬間
ジュン『魏に黒龍軍の上忍迫る、救援求む!』
というジュンからの救援要請が流れ出した。
これを聞いた一刀達は
源治「・・・仲間を見捨ててはおけん!幸い俺には主君がいないから許可なんていらないしな!(後で報酬として爆乳美女の写真を貰うぜ!) 」
玲「今の聞いたかよ!? 」
葵「聞いたわよ!これがエロ源治なら見捨てるけどジュンなら仕方ないわね、劉備様に許可もらわなきゃ! 」
玲「俺も月に許可もらうぜ! 」
吹音「新星は互いに助け合うもの、今は白蓮様がいませんので書き置きします! 」
次々と救援に向かう新星達なのだが
一刀「う〜む!? 」
一刀だけ出撃が遅れていた。
小助『どうしたんだよ一刀!新星は助け合いがモットーだろ 』
一刀「それはそうなのだが、あの雪蓮が出撃を許すと思うか?もし許されても…『戦いに行くのなら私も行って暴れてくるわ♪王命令よ♪』と言うだろう 」
小助『確かにな!? 』
雪蓮ならあり得る
小助『とはいえ蓮華姉ちゃんだと『一刀が傷つくのを黙っているわけにはいかない!私も行くぞ!主君命令だ!』と言うだろうしな 』
悩む一刀であった。
一刀「茜だって元同胞と戦うのは嫌だろうしから連れていくわけにはいかんしな 」
小助『となると行くのは俺とお前の二人ってわけか 』
一刀「そういうわけだ。蓮華には絶対内緒だからな! 」
と一刀が言った瞬間
蓮華「何が私に内緒なんだ? 」
ぬっ!
後ろから蓮華が現れた。
一刀「うわっ蓮華様!? 」
小助『いつのまに!? 』
蓮華「さっき来たとこだが、それより一刀、二人きりの時は様付けをやめろと言っただろう! 」
一刀「も…もうしわけない!? 」
驚いてうっかり様付けしてしまった一刀であった。
蓮華「それよりさっき私に内緒だと言っていたが何の話だ? 」
そこまで聞いてたの!?
蓮華「主君命令だ!言いなさい! 」
一刀「うっ!? 」
ジリジリッ…
一刀に詰め寄る蓮華
そしてついに一刀の口が開き
一刀「し…新忍術の実験ですよ!?危ないので蓮華には内緒にと!?なぁ小助! 」
小助『そ…そうともよ!? 』
嘘をつく一刀であった。
だが蓮華は
蓮華「そうか、ならよろしい。私も忙しいからまた後でな 」
スッ!
蓮華は一刀を信じてその場を去るのであった。
一刀「ほぅっ!? 」
小助『帰ったら修羅場かもな♪ 』
一刀「ほっとけ!では今夜出撃だ! 」
そしてあっという間に夜になり
ササッ!!
荷物を持って警戒しながら城を出ようとする一刀と小助
一刀「一応書き置きは残しといたから大丈夫だろう 」
小助『帰る場所があればいいけどな 』
一刀「不吉なことを言うな!いくぞ… 」
だがその時
シュバッ!! ドサッ!!
一刀「なっ!? 」
一刀の背中に三人組が乗ってきて一刀を押さえつけた。
スッ!
そして一刀に近づくもう一つの足音
その正体は…
蓮華「こんな夜中にどこに行くんだ一刀? 」
バンッ!!
蓮華であった。
しかもよく見てみると押さえつけているのは思春、明命、茜である。
一刀「れ…蓮華様!?これは夜中にランニングを… 」
蓮華「嘘をつくな!一刀、お前は嘘をつくと私から目を反らす癖があるんだぞ! 」
一刀「えっ!? 」
自分でもそんな癖があることに気づいていない一刀であった。
蓮華「一刀、詳しくは聞かないが戦いに行くのだろう!ならば私も連れていけ!主君命令だ! 」
一刀「し…しかし!? 」
蓮華「自分の身は自分で守る! 」
更に
茜「一刀様、私も一刀様の弟子としてついていきます! 」
明命「右に同じなのです! 」
思春「勘違いするな、私は別に貴様がどうなっても構わんが蓮華様をお守りするだけだ 」
三人もついてくる気満々であった。
蓮華「安心しろ、姉様なら冥琳が引き止めているからな 」
心配が一つなくなった一刀であった。
小助『どうするよ一刀!? 』
一刀「こうなったらやむを得ん、わかりました。ですが危ないことはしないでください 」
蓮華「わかっているとも!一刀も怪我をするなよ 」
こうして仕方がなく蓮華、茜、思春、明命を連れていくことになった一刀であった。
その頃、呉の城では
雪蓮「ブーッ!!蓮華だけずる〜い!!私も戦いた〜い!! 」
冥琳「王自らが出撃する奴がいるか!! 」
という騒動が起きていた。




