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美羽の宝探し・後編

結構長くなりました!?

美羽・七乃・一刀『うわぁーっ!? 』


熊「グォーッ!! 」


とある場所に眠る宝を見つけるため、一刀を連れて宝探しに向かった美羽と七乃


だが旅のなか、蜂の巣にぶつけようとした小石が熊に命中し、現在こうして逃げ回っていた。


美羽「一刀〜、何とかするのじゃ〜!? 」


七乃「忍術で何とかしてくださいよ〜!? 」


一刀「無茶言うな!忍術は魔法じゃないんだぞ!? 」


なすすべもなく逃げまくる三人


すると


ドドォーッ!!


美羽「七乃〜、この音は何なのじゃ? 」


七乃「この音はたぶん滝の音ですね 」


美羽「ほほぅ…って滝じゃと!? 」


このまま逃げ回っても滝に落ちてしまう!?


一刀「こうなったら仕方ない!しっかりつかまっていろ! 」


ダダッ!!


美羽「ふえっ!? 」


七乃「えっ? 」


一刀は小脇に抱えている美羽達に自分をつかませ急に走り出すと


ダッ!!


自ら滝壺に落ちようとしていた。


美羽「のわーっ!? 」


七乃「自殺する気ですか一刀さん!? 」


もちろんそんなわけがなく


一刀「風遁・金斗雲! 」


フッ!


一刀は口から白い煙を出すと


タンッ!!


一刀「ハァッ!! 」


シュッ!


雲を足場にして滝の近くにあった木に鎖を飛ばした


風遁・金斗雲は口から白い煙を出して足場を作る術なのだ。


ギュッ!!


そして見事に鎖は木に引っ掛かり


ぶらっ!


宙ぶらりんになる一刀達


七乃「助かりましたねお嬢様 」


美羽「こ…怖かったのじゃ!?少しちびってしまったぞ!? 」


そんな会話をしていると


ヒューッ!!


熊「グワーッ!? 」


一刀達の隣に熊が落ちてきた。


どうやら一刀達を追いかけて落ちてしまったらしい


それを見た一刀は


一刀「忍法・気伝縄! 」


シュッ! ギュッ!!


空いた手から気でできた縄を伸ばして熊を捕まえた。


七乃「一刀さん、何でそんな熊を助けるんですか? 」


七乃が聞くと


一刀「先程も言ったが、この熊は怒ってついてきたもの、つまりは被害者だ。助けないわけにはいかないだろう!? 」


ぐいっ!!


その後、何とか自分達と熊を引き上げることに成功する一刀であった。


一刀「しかし随分歩いたが道は正しいのか? 」


七乃「そうですよね、散々熊から逃げるのに夢中で走ったから当然地図からそれて… 」


スッ!


そう思いながらも七乃が地図を見てみると


七乃「あっ!?お嬢様、運がいいですよ!今いる場所は宝のありかに近いです! 」


一刀「なにっ!? 」


美羽「すごい運なのじゃ! 」


袁家が生まれもってついている幸運のためすごい運が発生したのだ


美羽「では改めて宝探しに出発なのじゃ! 」


七乃「おぉーっ! 」


一刀「(すごい運だな!?) 」


スッ!


その後、気絶している熊を置いて宝のありかに向かう一刀達


だがこの時


?「(じーっ…) 」


さっきの会話を誰かに聞かれていたのだが油断していたため一刀も気づかなかった。


そして


バンッ!


七乃「地図によるとこの古井戸の底に宝があるみたいですね 」


美羽「何故こんなところに宝があるのじゃ? 」


一刀「昔からいう隠し通路につながっているのだろう 」


昔は井戸や掛け軸の裏側などに秘密の抜け穴があったという


七乃「でも深そうですから石を落として深さを調べてみましょう 」


ぽいっ!


七乃が古井戸に石を落とすと


ひゅ〜〜〜〜〜〜っ…


コツンッ!


美羽「結構深そうなじゃ!?どうやって降りるのじゃ!? 」


持ってきた縄では下に届き無さそうな深さに驚く美羽


一刀「仕方ない 」


バサッ!


一刀は(はかま)を利用した布を広げると


一刀「しっかりつかまっていろよ 」


美羽「う…うむっ! 」


七乃「こうなったら一刀さんが頼りですね 」


ギュッ!!


美羽と七乃をつかまらせ


一刀「ハァッ!! 」


ぴょんっ!


そのまま古井戸に飛び込んだ!


普通なら勢いよく落ちるのだが


一刀「秘技・落下傘! 」


バサッ!


一刀は布の四隅を握って布を広げると


ぶわっ!


布が広がり


ふわふわっ


ゆっくりと下に降りていく一刀達


これはパラシュートと同じような原理である。


※危険ですので真似しないでください


一刀「降りる速度は遅いがこれなら安全に降りられるぞ 」


七乃「さすが一刀さんですね 」


美羽「頼りになるのじゃ♪ 」


そしてそのまま降りていく一刀達だが


井戸の中盤にて


ヒューッ!!


美羽「七乃、この音は何なのじゃ? 」


七乃「この音はですねぇ… 」


ヒューッという音が聞こえたかと思うと


?「うわぁーっ!? 」


ぼふんっ!!


一刀「何だ!? 」


何かが落下傘の上に落ちてきた。


?「きゃーっ!? 」


?「いやーっ!? 」


ぼふぼふんっ!!


しかも3つも


キィーンッ!!


美羽「のわーっ!? 」


3つも何かがのってきたため急降下する落下傘


そして


ドッシーンッ!!


古井戸の底に落ちてしまった。


一刀「いたた…二人共無事か!? 」


一刀が美羽達の安否を聞くと


七乃「だ…大丈夫です〜!? 」


美羽「妾も大丈夫なのじゃ〜!? 」


いくらか高い場所から落ちたのに怪我一つない袁家の幸運によって二人は無事であった。


一刀「しかし、何が落ちてきたんだ? 」


ササッ…


暗くて何も見えないので手探りで辺りを探ると


むにゅっ♪


一刀「この感触は…!? 」


そしてこの時、忍者であるため他より目が馴れてきた一刀が見たものは


斗詩「う〜ん… 」


バンッ!!


倒れている斗詩であった。


しかも一刀の手は斗詩の胸を揉んでいた。


その事に一刀が気づくと


ブバッ!!


一刀の鼻から鼻血が噴き出され!


べちゃっ!


鼻血が何かについた瞬間


?「うわっ!?何だよこれ!? 」


誰かが叫んだ。


やがて全員の目が馴れてくると


バンッ!


そこには鼻血がついた猪々子がいた。


一刀「(この二人がいるという事はまさか!?) 」


スッ!


そしてもう一つの人影を見てみると


麗羽「急に落ちるなんてひどいですわ! 」


バンッ!


そこには麗羽がいた。


美羽「麗羽姉様!?何故ここに!? 」


美羽が聞くと


麗羽「おーほっほっほっ!劉備軍から抜け出すために旅をしていたら偶然美羽さんを見かけましてね 」


恐るべし袁家の幸運!?


麗羽「そしたら宝探しをしているそうじゃありませんの、そして後をつけたわけですわ。というわけで 」


スッ! スッ! スッ!


麗羽達は一刀達の後ろに回ると


ギュッ!!


美羽「ふえっ!? 」


七乃「きゃっ!? 」


一刀「なっ!? 」


いきなり一刀達を縄で縛り出した。


麗羽「お宝はわたくしがいただきますわ! 」


猪々子「こいつだけはもらうよ♪ 」


スッ!


七乃「あっ!?地図が!? 」


縛られた上に地図を奪われてしまった。


麗羽「では二人共、いきますわよ 」


猪々子「わりーね♪ 」


斗詩「麗羽様の命令なんでごめんなさい!? 」


サーッ!!


美羽「待つのじゃー!? 」


地図を奪って先にいく麗羽達


美羽「七乃〜、地図を奪われてしまったぞ!? 」


七乃「でも縛られてるんじゃ取り返せませんよ!? 」


困る二人だが


一刀「こんな縄なんて簡単にほどけるぞ 」


シュルリッ!


一刀は縄抜けで簡単に脱出できていた。


美羽「脱出できるのなら早くせぬか! 」


一刀「袁紹の動きを待っていただけだ 」


ブチブチンッ!


そして一刀は美羽達の縄を切ると


スッ!


その場に座り込んだ。


美羽「何をしておるのじゃ!?早く麗羽姉様を追いかけねば! 」


あせる美羽だが


一刀「地図もないのに歩けば道に迷うだけだ。ここは袁家の幸運に頼るしかない、しばらく待て 」


美羽「? 」


美羽には一刀の考えがわからなかったが


七乃「(なるほどですね〜♪) 」


七乃は一刀の考えを理解していた。


それから少しして


一刀「さて、もうそろそろだろう。袁紹を呼び出すとするか 」


一刀が立ち上がると


美羽「忍術で麗羽姉様を出すのかえ? 」


一刀「そんな忍術は俺でも無理だ。それに袁紹を呼ぶなら忍術を使わなくてもできる 」


すると一刀は


一刀「袁紹の馬鹿者ーっ!! 」


といきなり叫び出した。


一刀「ほら、美羽と七乃も袁紹の悪口を言え 」


一刀が言うと


七乃「なるほど!いきますよ、お嬢様♪ 」


美羽「うむっ? 」


七乃は理解したが美羽はイマイチわからなかった。


そして


美羽「麗羽姉様のドブスーッ!! 」


七乃「麗羽さんの傲慢(ごうまん)おばさんーっ!! 」


一刀に続いて麗羽の悪口を言いまくる二人


すると


ドドォーッ!!


遠くから土煙が発生し


麗羽「だーれが馬鹿者でドブスでおばさんですってーっ!!♯ 」


猪々子「ちょっと麗羽様、早すぎです!? 」


斗詩「待ってくださいよ〜!? 」


怒りの麗羽が向かってきてその後ろを猪々子と斗詩が追ってきていた。


すると


一刀「それっ! 」


ぐいっ!


一刀が待っている間に仕掛けといた縄を引っ張ると


ぐらっ!?


麗羽「きゃあっ!? 」


猪々子「うわっ!? 」


斗詩「ひえっ!? 」


ばったーんっ!!


縄に足をとられて見事に転ぶ麗羽達


その時


ぴゅーっ!


麗羽の持っていた宝箱が飛んでいき


一刀「キャッチ! 」


バシッ!


見事一刀がキャッチした。


美羽「すごいのじゃ一刀、でも何が起きたのじゃ? 」


一刀「怒車の術を使ったんだ 」


怒車の術…相手を怒らせて考えなくする術


ここで何が起きたか説明しよう


一刀は袁家の幸運を信じて麗羽達が宝を手に入れるのを待ち、麗羽の悪口を言って怒る麗羽を呼び寄せる。


その後、仕掛けておいた縄に麗羽達が引っ掛かり宝を奪ったというわけだ。


七乃「さすが一刀さん、麗羽さんの性格をよくご存じでしたね 」


一刀「まぁな 」


麗羽達は知らないが一刀は麗羽達とは反董卓から現在まで数回出会っているため麗羽が悪口を言われれば怒鳴ってやって来る性格がわかるのだ。


一刀「では、ここから出るからしっかりつかまれ 」


美羽「うむっ! 」


七乃「は〜い♪ 」


ガシッ! スッ…


一刀は自分に美羽達をつかませ、壁に手足を当てて登ろうとすると


ガシッ!


一刀「なっ!? 」


麗羽「よくもわたくしをはめましたわね!許しませんわよ!♯ 」


一刀の下半身を麗羽がつかんでいた。


美羽「麗羽姉様、このままじゃ進めぬから離すのじゃ!? 」


麗羽「誰が離すものですか!宝は見つけたわたくしのものですわ! 」


何がなんでも離そうとしない麗羽に


七乃「一刀さん、ズボンは諦めてくださいね♪ 」


一刀「えっ? 」


七乃は一刀に言うと


カチャカチャッ!


一刀「なっ!?/// 」


七乃は一刀のズボンのベルトを緩めると


すぽっ!!


麗羽「きゃあっ!? 」


ドシンッ!!


一刀のズボンだけ握っていた麗羽は尻餅をついてしまった。


美羽「今なのじゃ!? 」


ササーッ!!


そしてその間に逃げていく一刀達


猪々子「ちょっと!?アタイ達は置き去りかよ!? 」


斗詩「そんな〜!? 」


麗羽「くーっ!!このズボンの持ち主の一刀という男!よ〜く覚えておきますから覚悟しなさい!!♯ 」


その後、麗羽達は麗羽達を探しにやって来た葵とあられに救出されたという(もちろん主犯の麗羽はあられの噛みつきの罰あり)


そして古井戸から脱出した一刀達は


美羽「七乃〜、ついにお宝を獲得したぞ♪ 」


七乃「お嬢様、やりましたね♪ 」


宝を手に入れて喜ぶ美羽達


そしてその近くの茂みでは


ガササッ!


一刀がズボンではなく忍者服の袴を穿いていた。


一刀「(獲得というより強奪なのだが、まぁ相手が先に横取りしようとしたのだから別に構わぬよな) 」


相手が麗羽なのも理由の一つである。


美羽「では早速開けるのじゃ♪ 」


パカッ!


そして美羽が宝箱を開けてみると


バンッ!


美羽「ぬっ!?箱の中にまた箱が!? 」


パカッ!


美羽「またじゃと!? 」


パカッ! パカッ!


その後も箱の中にまた箱というマトリョーシカ(ロシア人形)のような状態が続いていき


ちょこんっ!


最終的には蜜柑(ミカン)くらいの大きさになってしまった。


美羽「うぅ…これだけ開けたのに宝が出ぬぞ!? 」


悔しがる美羽


ガサッ!


一刀「宝は見つかったか? 」


そこへ着替え終えた一刀が現れた。


すると


美羽「全然宝が見つからないのじゃ、こんなものっ!♯ 」


ぽいっ!


一刀「おっと!? 」


パシッ!


怒って一番大きな空箱を一刀に投げる美羽


すると


一刀「おやっ、箱の底に何かがあるぞ 」


七乃「えっ? 」


美羽「なんじゃと!? 」


パカッ!


箱の底に異変を感じた一刀が底を開いてみると


バサッ!


箱の底には紙が入っていた。


美羽「七乃、何て書いてあるのじゃ? 」


七乃「お嬢様、ちょっと待ってくださいね 」


スッ!


七乃が紙を手に取って読んでみると


『追伸


宝を埋めようと思いましたが欲しい物を買うために宝を使ってしまい、宝はなくなりました。ここまでの苦労どうもですわ、おーほっほっほっ!


袁安邵公 』


ずこっ!!


手紙の内容にずっこける一刀達


美羽「人騒がせな先祖なのじゃ〜!? 」


七乃「さすがは袁家の先祖ですね〜!? 」


袁家には幸運の他に先祖代々受け継がれてきたものがある。


それは浪費(無駄遣い)癖であった。


一刀「骨折り損というわけか!? 」


その後、がっくりしながらも城に帰る一刀達だが


帰ってきた時、時刻はすでに真夜中であった。


勝手に抜け出したあげく、真夜中に帰ってきたとならば確実に大目玉を食らう(ひどく叱られる)ため、正面から入ることができず


ガッ!


一刀「よしっ! 」


シュタッ!


城壁からかぎ縄を使ってこっそり侵入するしかなかった。


美羽「何とかここまで見つからなかったのう!? 」


七乃「お嬢様の幸運に感謝ですね♪ 」


一刀「(今日はよくても明日に説教を受けるというのに) 」


その事を二人は気づいていない


すたっ!


そして城壁から降りた三人が城に向かって歩こうとしたその時!


パッ!


いきなり三人に光が向けられた


一刀「これは強盗提灯(がんどうちょうちん)か!? 」


強盗提灯…鉄板等で釣り鐘形の枠を作り、その中に自由に回転する蝋燭(ろうそく)立てと反射鏡を入れた携帯用の灯火(ともしび)。自分の姿は照らさず、相手のみを照らす道具


もちろんこれは一刀が冥琳に教えたものである


すると


?「み〜う〜、か〜ず〜と〜♯ 」


一刀・美羽『(ドキッ!?) 』


暗闇の中から二人が聞きたくない声が聞こえてきた。


その声の持ち主こそ


雪蓮「待っていたわよ〜!!♯ 」


バァンッ!!


怒りまくる雪蓮であった。


雪蓮「美羽、よくも許可なく脱走したわね!一刀、そんな美羽に協力した罰よ!美羽は私の手が疲れるまで尻叩き!一刀は失血死する直前まで鼻血を出させるから覚悟なさい!!♯ 」


ズンズンッ!!


恐怖の足音が三人に近づいてくる!


美羽「あわわ!?今度こそ尻が死んでしまうのじゃ!? 」


七乃「私はどうなるんでしょう? 」


一刀「やばいっ!? 」


逃げたところで怒りまくる雪蓮から逃げられるはずがないので逃げようとしない三人


だがその時!


パッ!


雪蓮「うっ!? 」


何者かが雪蓮に強盗提灯の光を浴びせた


その者は…


冥琳「ほほぅ、他人を責めておきながら自分がおかした罪を忘れているなんてな♯ 」


バンッ!!


怒りまくる冥琳であった。


雪蓮「ちょっと冥琳、私が何をしたっていうのよ! 」


雪蓮が冥琳に聞くと


冥琳「では教えてやろう 」


すると


冥琳「何をしたではなく、何もしてないから怒っているのだ!美羽達にかまけて今日やる仕事をすっぽかしおって!!♯ 」


雪蓮「うっ!? 」


冥琳の言うように雪蓮は今日、美羽達が帰ってきたら自分がとっちめる。だから仕事なんてやってられないと穏や亞莎に言い放っていたのだ。


冥琳「今日という今日は勘弁せぬ!これからみっちり説教してやる!そしてその後、今日すっぽかした仕事を終えるまでお前には酒を1滴たりとも飲まさんから覚悟しろ!!♯ 」


ギューッ!!


雪蓮「いたたっ!?勘弁してよ冥琳!?冥琳に叱られた後に飲むお酒が私の癒しなのに〜!? 」


冥琳に耳を引っ張られて連れていかれる雪蓮


この時、ホッと安心する一刀達だが


冥琳「美羽、貴様は雪蓮の説教が終わった後、私が百回尻叩きしてやるから覚悟しろ!!北郷、お前は日の出が出るまでに反省文を百枚提出!できなければその日は穏と勉強会!もちろん分身は禁止だ!!♯ 」


美羽「ひぇっ!? 」


七乃「あら〜!? 」


一刀「なっ!? 」


やはり罰を受けてしまう三人


七乃「(何で私には罰がないんでしょう?) 」


その理由は二人に比べて影が薄いという理由であった。


そして翌日、城内にて尻を大きく腫らした美羽と徹夜で仕事をさせられて疲れた雪蓮と勉強会を避けるためいつもの二倍の速度で仕事を終えて疲れた一刀が発見されたという


これにて宝探しは終わったかと思いきや


後日


七乃「一刀さ〜ん、今度は袁京(麗羽の曾祖母(ひいばあちゃん))さんの宝を隠した地図を見つけましたから協力してくださ〜い♪ 」


美羽「頼むのじゃ〜♪ 」


一刀「もう宝探しは懲り懲りだーっ!? 」


ダダーッ!!


城内にて美羽達から逃げ回る一刀が発見されたという

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