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新星三人衆VS蠱毒三人衆

対決開始!

魏が呉に攻めようとするなか雪蓮を毒矢から守った一刀が代わりに毒矢を食らってしまった。


近くにいた兵士から雪蓮は毒矢は魏が仕組んだものと思い込んで蓮華を一刀に残して戦場に向かってしまう。


だが実際は黒龍の部下である虎丸、狼丸、蠱毒三人衆(蠱武羅、鈴目蜂、我魔蛙)の仕組んだ罠であった。


一刀は毒を受けた体で戦おうとするが毒の影響と蓮華を人質にとられたことで本領を発揮できずボコられてしまう。


何とか自分で脱出した蓮華が駆け寄るも一刀はひどいダメージであった。


そんな一刀を容赦なく襲う虎丸達だったが


そこへ一刀の助太刀として一刀と同じ新星(ルーキー)の雷魔ジュン、土門玲、火神楽源治が現れた!


そして雪蓮がたった一人で戦場を駆け回るなか


こちらの戦いはというと


シュシュンッ!!


ジュン達は相手の連携を防ぐため各自別の場所で戦っていた。


一方、戦う相手がいないのでフリーになった虎丸達はというと


虎丸「へへっ!蠱毒三人衆がいればいくら新星が三人いようとも負けるわけがない 」


狼丸「我らは高みの見物といこうではないか 」


今なら一刀を倒せるチャンスにもかかわらず、高みの見物をしていた。


そして戦いの様子は


ドキュドキュンッ!!


我魔蛙「へへっ!そんなもん食らうかゲロ! 」


火神楽源治VS我魔蛙


我魔蛙は源治の放った弾丸を体の油で防いでいた。


我魔蛙の体は油がいっぱい塗られており攻撃しても油で滑ってしまうため効きにくいのだ。


我魔蛙「食らえ!忍法・油玉! 」


プッ! ベチャッ!!


源治「・・・しまった!? 」


我魔蛙の油玉を食らってしまい動けなくなる源治


我魔蛙「へへっ!手が動かなければ印を結ぶこともできまい、この鋼鉄の舌でとどめをさしてやるぜ! 」


スッ!


我魔蛙は源治にとどめをさそうと近づいてくる


だが


源治「・・・(ニヤリッ!)かかったな! 」


我魔蛙「なにっ!? 」


源治はニヤリッと笑うと


源治「・・・万年! 」


と源治が言った瞬間


ひょこっ


万年『任せときや! 』


源治の懐から相棒の亀・万年が現れ


ズズズ…


源治の眼帯をずらした。


そして眼帯が完全に外れた瞬間!


ゴゴォーーッ!!


我魔蛙「なにっ!? 」


源治の目から火炎放射が噴き出した!


生まれつき炎の力が強い体質の源治は目に炎の力を封印し、眼帯を外すことにより蓄えられた火炎が噴き出すのだ!(※日常生活でも外れることがあり本人はこの体質を嫌がっている)


そして火炎放射をもろに食らった我魔蛙は


我魔蛙「ゲローッ!? 」


体の油に源治の炎が燃え移り悶え苦しむ!


源治「・・・その炎は俺が了承するまで燃え続ける。しばらく苦しみな 」


我魔蛙「そ…そんな!? 」


バタリッ!!


我魔蛙は倒れてしまった。


スッ!


源治は万年に眼帯を戻させると(※源治の相棒である万年は炎が平気)


源治「・・・覚えておきな、女を苦しませたら俺が許さないぜ! 」


万年『一刀のためやないんかい!! 』


火神楽源治WIN


一方、別の場所では


玲「おらおらーっ!! 」


ブンブンッ!!


鈴目蜂「フフフッ! 」


土門玲VS鈴目蜂


サッ!


先ほどから玲が鈴目蜂に拳をぶちこむが軽く避けられていた。


玲「くそっ!ぶんぶん飛び回りやがって!このハエ女め! 」


鈴目蜂「失礼ね!私は蜂よ!♯言っとくけど私はあんたみたいに暴力ですべてが片付くような男には負けたくないのよ! 」


鈴目蜂が言うと


玲「俺は女だバカヤローっ!!♯ 」


玲は大きく叫ぶ!


年齢は一刀と同じ17くらいで背丈も年相応なのだが、胸がシャオのような貧乳なので間違えられていた。


玲「テメェ、一発ぶん殴ってやるから覚悟しやがれ!♯ 」


鈴目蜂「あらあら、でも殴られるわけにはいかないから 」


ビュンッ!!


鈴目蜂は高く飛ぶと


鈴目蜂「すぐに終わらせてあげるわ!忍法・穴不意羅死奇異蝕(アナフィラシキーショック)! 」


キィンッ!!


剣を玲に目掛けて突き構える!


この術はやられると相手の骨を弱体化させ、その骨はどんな攻撃を食らっても折れるという術で一刀も苦戦したのだ。


鈴目蜂「まずは私を殴れないよう、その腕を殺らせてもらうよ! 」


ギランッ!!☆


鈴目蜂は玲の腕を潰そうと突っ込んでいき


突き刺したかと思いきや


ガキンッ!!


鈴目蜂「なっ!? 」


鈴目蜂の剣は玲の腕に突き刺さらなく、逆に先端がかけていた。


鈴目蜂「何故貫けないんだ!? 」


鈴目蜂は驚くが


玲「へんっ!土門一族の骨はダイヤモンドより固いんだ!そんな爪楊枝(つまようじ)が突き刺さるかよ! 」


ぐっ!


玲は鈴目蜂の剣を握ると


玲「そらよっ! 」


ボキンッ!!


剣を握り折ってしまった。


鈴目蜂「わ…私の剣が!?剣を素手で折るなんて何て馬鹿力なんだこいつ!? 」


鈴目蜂が玲の怪力に驚いていると


ガシッ!


鈴目蜂「へっ!? 」


いきなり玲に腕を捕まれ


玲「これでもうハエのようにブンブン逃げることもできねえよな! 」


パキパキンッ!!


右腕に岩の塊を装備させると


玲「一発ぶん殴ってやるぜ!♯ 」


鈴目蜂「ひぃーっ!? 」


玲「土遁・岩砕き! 」


ブォンッ!!


ドッコォーーンッ!!☆ミ


鈴目蜂「あれーっ!? 」


キランッ☆


鈴目蜂は体の骨を折られ、玲に殴り飛ばされてしまった。


玲「今の一撃は一刀を苦しめた罰だ! 」


土門玲WIN


一方


シュシュッ!


ジュン「雷遁・電撃波! 」


ビリリーッ!!


ジュンは手から電撃を出すと


蠱武羅「ぐわーっ!? 」


電撃は見事蠱武羅に命中した。


バタリッ!


ジュンの電撃を食らい倒れる蠱武羅


ジュン「(手応え無さすぎだな) 」


スッ!


と思いながらもジュンが蠱武羅に近づくと


ジュン「なんじゃこりゃ!? 」


バンッ!!


そこには蠱武羅の皮だけが残されていた。


すると


蠱武羅「フフッ!これぞ忍法・脱皮の術だ 」


バンッ!!


いきなりジュンの後ろから蠱武羅が現れた。


脱皮の術…うつせみの術と似ているが服の代わりに自分の皮をめくって利用する忍術


シュシュッ!


蠱武羅は印を結ぶと


蠱武羅「忍法・蠱武羅終数斗(コブラツイスト)! 」


ゴキゴキンッ!


体の関節を外して


シュルルーッ! ギュッ!!


ジュン「うおっ!? 」


ジュンに巻き付いてきた。


蠱武羅「このまま貴様の骨を締め上げてやるぜ! 」


ミシミシッ!


ジュンを締め付けてくる蠱武羅


だがジュンは


ジュン「そっちが向かってくるなら大いに結構だぜ…!? 」


シュシュッ!


ジュン「雷遁・雨雲呼び出し! 」


もくもくっ!


手を動かして印を結び、雨雲を出現させると


ゴロゴロッ…


ビシャーンッ!!


雨雲から雷が落ちてジュンに襲いかかる!


蠱武羅「なにっ!? 」


サッ!


雷を食らうまいと蠱武羅はジュンから離れ


ゴロゴローッ!!


雷はジュンを直撃した!


蠱武羅「フンッ!俺と共に相討ち狙いだったんだろうがまさか自滅するとは思うまい 」


蠱武羅はジュンを笑うが


ジュン「ん〜、半分正解かな 」


バリバリッ!


雷にうたれたジュンは体を輝かせながら返事を返してきた。


ジュン「俺は雷電体質なんでな、自分の雷なら何度食らっても平気なんだよ。まぁ相討ち狙いもあったんだけどさ 」


スッ!


ジュンは手をあげると


ジュン「俺の場合、雷をうたれないとできないからさ 」


パチンッ!


そしてジュンが指を鳴らした瞬間


バサーッ!!


ジュンの相棒である鷹の神速丸がやって来た。


ジュン「いくぜ相棒! 」


ぴょんっ!


ジュンは高く飛ぶと


神速丸『がってんだぜ! 』


キィンッ!!


神速丸もジュンに近づいていく


すたっ!


そして神速丸がジュンの頭の上に乗った瞬間!


ジュン「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前! 」


シュシュシュッ!


ジュンが高速で印を結ぶと


パァーッ!!


ジュンと神速丸の体が光り輝いた。


シュシュシュッ!


神速丸がジュンと同じように印を結ぶと


パンッ!


二人は手を叩き!


ジュン・神速丸『秘術・一心同体! 』


と同時に叫んだ瞬間!


パァーッ!!


ジャキンッ!!


ジュン「雷鳥(サンダーバード)・雷魔ジュン! 」


ジュンの体は鷹の兜に雷の鎧、背中に鷹の翼がはえた姿になり、ジュンの細目が完全に開いた!


これがジュンの一心同体である。


ただしジュンの場合、雷にうたれないとできないのが欠点である。


蠱武羅「それが貴様の一心同体か、俺を一心同体を見ただけで怯む他の雑魚忍者と一緒にするなよ! 」


スッ!


蠱武羅は刀を構えると


蠱武羅「ハァッ!! 」

ビュンッ!!


高く飛んでジュンに切りかかろうとするが


ピタリッ…


刀がジュンに触れた瞬間


ビリリーッ!!


蠱武羅「がはーっ!? 」


蠱武羅は感電した。


今のジュンは雷を体に纏っているため無闇に触れようとすると痺れるのだ。


これを回避するにはジュンが認めるか、雷遁、風遁の使い手しかない


ジュン「そんじゃさっさと決めさせてもらうよ 」


バチバチッ!!


ジュンは体の雷の電圧を上げると


バチバチッ!!


ジュンの電圧は高圧電流並みとなり


ジュン「一刀と華琳を苦しめた報いを受けな!雷遁・雷電鳳凰! 」


バリリーッ!!


ジュンの体から鳳凰の姿をした雷が放たれた!


この鳳凰はジュンの全雷エネルギーの塊である。


蠱武羅「なっ!?ぎゃーっ!? 」


バリバリーッ!!


ブスブスッ… バタリッ


ジュンの雷撃を食らった蠱武羅は全身黒焦げになって倒れた。


ジュン「さ〜て、後はこいつ(蠱武羅)の体を調べて黒龍の手掛かりでも見つけるとするかな 」


スッ!


そしてジュンが蠱武羅に触れようとしたその時


シュンッ!!


蠱武羅の体はどこかに転送された。


ジュン「ちっ!逃げられちまったか 」


それから少しして


虎丸「ふぁ〜、暇だな弟よ 」


狼丸「しりとりでもするか兄者? 」


虎丸と狼丸が蠱毒三人衆の帰りを待っていると


ザッ!


三つの影が二人に近づいてきた。


虎丸「おっ!帰ってきたようだな。『りんご』 」


狼丸「遅かったではないか『ごま』 」


二人は蠱毒三人衆が帰ってきたと思ったが


ザンッ!!


やって来たのは蠱毒三人衆ではなく


バンッ!!


新星三人衆であった!


虎丸・狼丸『ゲゲッ!? 』


予想外の登場に驚く二人


源治「・・・あいつらは全員倒した 」


玲「残るはテメェらだけだぜ! 」


ジュン「覚悟しな 」


三人は虎丸達に殺意を向けるが


蓮華「一刀ーっ!? 」


ジュン達『!? 』


いきなりの蓮華の声に気をとられ


虎丸「今だ!逃げるぞ弟よ!? 」


狼丸「おうっ!兄者!? 」


シュッ!! ぼわんっ!!


煙玉で逃げられてしまった。


玲「ちくしょー!!逃げられちまった! 」


ジュン「ほっとけ、今は一刀の方が大事だ! 」


源治「・・・孫権さんが心配だ! 」


ダッ!


そして三人が蓮華の元にたどり着くと


蓮華「一刀、しっかりしろ一刀!? 」


蓮華が一刀を抱き起こしていた


ジュン「孫権さん、どうしたんだ!? 」


蓮華「一刀の様子がおかしいのだ!?先ほど見つけた薬草を食べさせたのだが効き目がない!? 」


やはり蠱毒並みの毒となるとそんじょそこらにある薬草では効き目がなかった。


一刀「うぅっ…!? 」


一刀の顔色が毒の影響でどんどん青ざめていく


源治「・・・まずい!?一刀の気が減ってきている!? 」


命の源でもある気が減っていき危険な状態であった!


果たして、一刀の運命は!?

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