拠点 孫呉の日々その1
今回は拠点です。
拠点:亞莎 『キラキラ輝く一刀様』
ある日のこと
こそこそっ…
この小説の中では一番出番の少ない亞莎がきょろきょろしていた。
亞莎「ひどいです!出番が少ないのは作者のせいなのに! 」
まぁそれはおいといて
スッ!
こそこそした亞莎が何かを持って自分の部屋に入っていった。
亞莎「勢いで買ってしまいましたけど、たまにはいいですよね!/// 」
亞莎は手に取ったものを見て顔を赤くすると
亞莎「では早速… 」
するするっ…
亞莎は服を脱ぎ始めた。
パサッ!
そして亞莎が下着姿になったその時!
ガチャッ!
一刀「亞莎、冥琳から仕事を… 」
一刀が扉を開けて現れた。
そして一刀の目の前には
ぷるんっ♪
パンツ一枚の姿になった亞莎がいた。
それを直進した一刀
=(イコール)
一刀「ブバッ!! 」
バタッ!
一刀は鼻血を出して倒れてしまった。
亞莎「あわわっ!?一刀様、大丈夫ですか!? 」
ガシッ!
一刀「う…。かたじけな… 」
一刀が抱き起こした亞莎を見ると
ぷるんっ♪
亞莎はまだパンツ一枚だったので
一刀「ブバッ!! 」
再び一刀は鼻血を噴き出して倒れてしまった。
亞莎「あわわっ!? 」
どうして一刀が倒れたのか驚く亞莎
すると
小助『いい加減に前隠したらどうだ亞莎 』
亞莎「えっ? 」
小助に言われて亞莎が自分の姿を見てみると
亞莎「きゃあっ!?/// 」
ガバッ!
亞莎は自分の体を隠した。
しばらくして
倒れた一刀が目を覚ますと
亞莎「も…申し訳ありません!見苦しいものを見せてしまって!/// 」
何故か見られた側である亞莎が謝っていた。
一刀「い…いえこちらこそノックもなしにいきなり開けてしまって!? 」
亞莎「い…いえ、鍵をかけ忘れた私の方こそ! 」
互いに謝る二人
このままではきりがないのでとりあえず謝りあうのをやめる二人
一刀「それでは俺はこの書物を亞莎に渡すようにと冥琳に言われたので 」
スッ!
一刀は手に持っていた書物を亞莎に渡す
亞莎「あ…ありがとうございます/// 」
一刀「(もう服を着ているのに何故顔を赤くしてるんだ?)それでは俺はこれで 」
スッ!
一刀が立ち去ろうとすると
小助『んっ! 』
ぴょんっ!
一刀「こら小助! 」
小助が一刀の肩から飛び降りた。
そして
小助『何だこれ? 』
バサッ!
小助は部屋に置いてあったものを広げてみると
バンッ!
小助『こ…これは!? 』
それは不思議の国のアリスのアリスのようなエプロンドレスであった。
亞莎「これはそのぅ…お菓子作り用の服でして!? 」
亞莎の普段の服では袖が長いためうまく作れずこういう服を用意したのだ。
一刀「(この世界にこういう服があるなんて!?) 」
ホントにここは三国世界なのかと疑ってしまう一刀であった。
すると
亞莎「あのぅ、お菓子作りをしたいのでもういいでしょうか? 」
亞莎が言うと
一刀「あぁ、すまない!では亞莎、お菓子作り頑張ってくれよ! 」
ニコッ!
一刀が亞莎に向けてスマイルすると
亞莎「(ボンッ!!)は…はひぃ!?/// 」
顔を茹で蛸のように赤くする亞莎
一刀「(何故だ?) 」
バタンッ!
そして一刀が部屋を出た直後
亞莎「はふぅ…///一刀様はやはりキラキラ眩しい人です〜///何だか前にも増して輝いています 」
実は以前にも亞莎は一刀を見て顔を赤くしていた。
以前シャオが初登場した話にて一刀が感じた視線の正体は亞莎だったのだ。だが彼女は恥ずかしがりやのため一刀が近づいたのを感じると思わず逃げ出したのだった。
亞莎「早くゴマ団子を作って一刀様に差し上げなくては♪ 」
張り切る亞莎だが
一刀「(何故亞莎は顔を赤くしていたんだろう?) 」
小助『(一刀は鈍いやつだな) 』
鈍感な一刀に亞莎の気持ちはあまり伝わらなかったりする。
拠点:一刀 『安眠を確保せよ!』
ある日のこと
バンッ!
一刀「ここならよいか! 」
一刀が呉の庭に立っていた。
そして
シュシュッ!
一刀は印を結ぶと
一刀「木遁・材木量産の術! 」
ドンッ!
一刀が地に手をつけた瞬間!
ボボンッ!!
たくさんの材木が現れた。
そして
シュシュッ!
一刀が再び印を結ぶと
一刀「分身の術! 」
ボボンッ!!
一刀の姿が数人に増えた!
ザッ!
そして一刀達は並び立つと
一刀「これより身の安全を守るための作業に取りかかる!異議はないな! 」
分身一刀達『異議なし! 』
一刀「それでは作業開始! 」
シュバッ!
トントンッ!
一刀達は作り出した材木を持って何かを作り出していく!
ことの始まりは数日前にさかのぼる。
数日前
雪蓮「うぅーっ!! 」
雪蓮がうなっていた。
その理由は祝勝会の日に禁酒にされ、更にその後一週間禁酒にされたことによるストレスである。
そして禁酒解禁日には城にある酒をほとんど飲んでしまうというほどであった。
そしてしたら禁酒にされるとわかっていながら
雪蓮「一刀〜、どこなのよ〜♪ 」
夜中に天井裏に雪蓮が忍び込んでいた。
なので一刀はその日から二日間、襲われないよう起きていたため寝ていないのであった。
こんなことをしていたら蓮華の警護ができなくなってしまう!
そう考えた一刀は冥琳に相談してみたところ
冥琳「あの馬鹿は懲りないらしいな、こうなったら一ヶ月の禁酒を… 」
一刀「それでは一ヶ月後には呉の酒がなくなってしまい民に迷惑がかかります! 」
冗談な感じなのだが雪蓮ならあり得るかもしれない
冥琳「かといって仕置きしても説教しても懲りないし、やはり奴には禁酒しか… 」
一刀「でしたら俺に案があります!呉の庭に離れ(別棟の建物)を建てせてください!俺がそこにいます! 」
冥琳「離れ?それは構わんがそれくらいであの雪蓮を止められるのか? 」
一刀「大丈夫です!何故なら建てるのは… 」
ということがあり今日工事を行っているのだ。
しばらくして
一刀「解! 」
シュッ!
ボボンッ!!
一刀は分身を解除すると
バァーンッ!!
立派な屋敷が建っていた。
一刀「これなら雪蓮も簡単には入れまい! 」
小助『これで安心して眠れるな♪ 』
ようやく安眠を確保できたことを喜ぶ二人
一刀「おっと!孫権様に危害が及ばないよう教えなければな 」
小助『巻き沿い食らっちゃ悪いからな 』
サッ!
一刀と小助が蓮華にこの離れのことを知らせにいったその直後
雪蓮「一刀〜、どこなのよ〜! 」
雪蓮が現れた。
雪蓮「んっ!この家は何かしら? 」
そして雪蓮は離れを発見すると
雪蓮「(そういえば3日前に冥琳が新しく酒蔵を作るって言ってたわね、もしかしてそれがそうかも♪) 」
確かにその計画はあったのだが
その次の日、雪蓮が酒をほとんど飲んでしまったため廃止になったのだった。(その事を雪蓮は知らない)
雪蓮「だったらお酒飲まないとね♪ 」
ミシッ!
そして雪蓮が離れに入る階段に足を踏み入れた瞬間
その頃一刀は
蓮華「離れを建てたのか!? 」
一刀「はい、これ以上雪蓮に襲われないためなので 」
小助『これ以上寝不足になったらその内死ぬかも知れないからな 』
蓮華「まったく姉様にも困ったな 」
あんな姉をもって苦労する蓮華であった。
一刀「それでその離れには少々仕掛けがありますので孫権様が怪我をしないよう仕掛けを教えに来ました 」
蓮華「仕掛け?どのようなものだ? 」
蓮華が聞くと
一刀「まず始めに階段なんですが、手すりの先を触らずに登ろうとすると… 」
その頃、階段を登ろうとした雪蓮は
ガタターッ!!
雪蓮「きゃーっ!? 」
ドテンッ!!
階段から滑り落ちた。
その理由は階段がいきなり段がなくなり坂になったからである。
雪蓮「いたた…冥琳ったらいつの間にこんな仕掛けを!? 」
※雪蓮は一刀が作ったことを知りません
雪蓮「でも諦めないわよ! 」
ダダーッ!!
雪蓮は助走をつけて走り
ピョーンッ!!
坂になった階段を飛び越えた!
雪蓮「大成功♪ 」
ところが
ダンッ!!
着地した雪蓮の足場が
ぐぐっ…
雪蓮「えっ!? 」
急に縮んでいき
びょーんっ!!
雪蓮「あぁ〜っ!? 」
雪蓮を飛ばしていった。
その頃、一刀は蓮華を離れに案内していた。
一刀「階段の先を触らずに登ろうとすると階段が坂になります。ちなみに手を三回叩くと元に戻りますが、戻さずに登ろうとすると床が縮んで撥ね飛ばします(床には強力なバネがありトランポリンのようになっているため) 」
蓮華「なるほど、わかった気を付けよう 」
小助『更に中には様々な仕掛けがあるから簡単には入れないぜ 』
そして一刀達が離れに到着すると
一刀「あっ!? 」
バンッ!!
何故か階段が坂になっており
雪蓮「誰か〜、助けてよ〜!? 」
雪蓮が木に引っ掛かって動けないでいた。
蓮華「どうやら効果覿面のようだな!? 」
一刀「そのようですね!? 」
そして後に離れの入り口の罠については危険なため雪蓮以外に伝えられ
一刀と小助は久しぶりに安眠を得たが
雪蓮「ハァハァ…見てなさいよ一刀!今夜こそ突破してやるんだから! 」
ダダーッ!! びょーんっ!!
雪蓮「きゃーっ!? 」
夜な夜な雪蓮が離れに忍び込もうとしては木に引っ掛かったという
その1となってますので他のキャラの拠点もやるかもしれません




