表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/200

爆遁の爆羅

孫呉の宿願である江東奪還をついに実行した雪蓮達


作戦はうまくいったかと思われたが袁術の城にて一刀と同じ忍者である玲と出会ってしまい戦うことになる。


玲のものすごい腕力に苦戦する雪蓮だが負けじと張り切りまくる!


だがその時!いきなり雪蓮が爆発し、謎の男が現れたのだった。


玲「テメェは誰だ!? 」


玲が男に向かって叫ぶと


爆羅「俺は黒龍様の刺客の爆羅、爆遁の使い手だ! 」


ババンッ!!


男は名乗りをあげた。


玲「黒龍だと!?あいつは確か昔に滅んだと聞いたはずだが!? 」


爆羅「愚か者め!あのお方が簡単に死ぬはずがなかろう!今も大陸のどこかで作戦を練っているのだ!それより… 」


じっ!


雪蓮「くっ!? 」


爆羅は倒れている雪蓮を見ると


爆羅「孫策、お前が生きていると色々と面倒なのでこの場で始末してやる! 」


シュッ!


爆羅は何かを雪蓮に投げた!


雪蓮「(さっきも思ったけどあいつ一体何を投げたの!?) 」


雪蓮は投げたものの正体を探ろうとするが間に合わず何かが雪蓮に迫る!


その時!


バッ!


玲が雪蓮の前に出ると


玲「土遁・卓袱台(ちゃぶだい)返し! 」


ガシッ!!


玲は地面をつかむと


玲「おりゃーっ!! 」


ボココッ!!


馬鹿力で地面を掘り起こした!


ドッコーンッ!!


玲の掘り起こした地面に爆遁が炸裂する!


玲「危ねぇところだったぜ!? 」


雪蓮「あなた何で!? 」


雪蓮は玲が何故自分を助けてくれたのかを聞くと


玲「別に助けたわけじゃねぇ、あんたが死んだら俺の相手がいなくなっちまうからな!まずはあいつ(爆羅)を倒した後で相手をしてやるよ! 」


スッ! ギュッ!!


玲は懐から額当てバンダナを締めて気合いを入れる!


爆羅「ほぅ、邪魔する気ならば容赦せん! 」


スッ!


爆羅も玲に対して構える


そして戦いを見ていた美羽達は


美羽「七乃、一体何が起きてるのじゃ!?孫策がぶっ飛ばされたと思ったら妙な男が現れるし、玲が孫策をかばったのじゃ!? 」


驚きの連続に驚く美羽


七乃「お嬢様、七乃にもよくわかりませんがどうやらあの男は美羽様を助けてくれるそうですよ 」


美羽「なぬっ!?ならばあの男が倒されたら孫策が妾を襲うかもしれないから応援するのじゃ! 」


七乃「あ〜お嬢様、自らの命を守るために知らない男を応援するなんてさすがです〜♪ 」


爆羅「(うるさい奴だ。まぁ今のうちにたくさん騒いでいるがよい、こいつらを殺したら次は貴様らの番だからな) 」


爆羅が考えていると


玲「よそ見してると…怪我するぜ! 」


ブォンッ!!


いつの間にか玲が爆羅に接近していて拳を降り下ろした!


爆羅「ちっ!? 」


サッ!


なんとか玲の拳を紙一重でかわす爆羅だが


ドカッ!


拳が地面に当たった瞬間


ボッコーーンッ!!


地面にクレーターができてしまった。


爆羅「さすがは腕力だけならルーキー1だな 」


玲「よく知ってるじゃねえか、次はお前の体に拳をぶちこんでやるぜ! 」


ブォンッ!!


玲は爆羅に拳を繰り出した!


爆羅「愚か者め 」


シュッ!


爆羅は何かを玲に投げつけた。


すると


ボッカーンッ!!


玲「がはっ!? 」


またもや急に玲が爆発した!


爆羅「我が爆遁は無敵だ! 」


早くも勝ち誇る爆羅


雪蓮「ちょっと何やってるのよ!あなた忍者なら分身したり、風を吹かせたり、炎を出すようなすごい忍術繰り出してみなさいよ! 」


雪蓮が玲に言うと


玲「うるさいんだよ!何でお前が忍術を知っているかは知らねえけど俺は体術と強化くらいしかできねえんだよ!♯ 」


玲が叫ぶと


爆羅「フンッ!やはり貴様は愚か者だな、忍術が使えなくては忍者ではなかろう、貴様はただの格闘家だ 」


玲「うるせぇ!俺は体術で忍者の頂点に立つ!そしてあいつを倒すんだ! 」


ババッ!


玲は爆羅に向かって突撃する!


爆羅「愚か者め、ならば貴様の大事であるその腕を破壊してやろう! 」


サッ!


爆羅は玲の突撃を避けると


ピタッ!


肩に手をのせた。


その直後…


ドカンッ!!


玲「がはっ!? 」


玲の右肩がいきなり爆発した!


爆羅「さすがは頑丈が取り柄の土門一族、一撃では破壊できないようだな。ならば爆遁の力を見せてやろう! 」


シュシュッ!


爆羅は印を結ぶと


爆羅「爆遁・爆撃打撃の術! 」


すると


ボコボコッ!!


急に爆羅の両手両足が膨れ上がった!


そして


シュンッ!


爆羅「爆撃蹴り! 」


ドガッ!!


玲「ぐほっ!? 」


爆羅が玲の腹を蹴った瞬間


ドドカンッ!!


玲「がはっ!? 」


玲の腹が爆発した。


雪蓮「何がどうなってるのよ!? 」


驚く雪蓮


爆羅「冥土の土産に教えてやろう。我の術は己の体を爆弾する力があるのだ。つまりこいつ(玲)は爆発と蹴りを同時に食らうようなものだ! 」


己の体を爆弾にできる爆羅の攻撃は攻撃と爆撃を同時に食らわせる恐ろしい術である。


雪蓮「(とにかくこのままじゃ私もあの子(玲)も命が危ないわ!?何とかしないと…) 」


直ぐ様助太刀に行きたい雪蓮だが先程の爆撃のダメージが大きかったせいでまともに動けなかった。


雪蓮「(こんな時、一刀がいれば何とかなるのにどうしていないのよ!) 」


自分が村に待機させたのであろう。


雪蓮はどうにかして一刀に伝える方法はないかを考えると


雪蓮「(そうだ!) 」


スッ!


何かを閃いたらしく自分の胸の谷間に手を入れた。


すると出てきたのは


バンッ!


笛であった。


雪蓮「(一刀が蓮華にもしものことがあったら自分をすぐ呼ぶ笛を渡していたけどこの間、蓮華がお風呂に入っている間にすっといてよかったわ♪) 」


ようするに泥棒である。


ちなみに風呂からあがった蓮華は笛がないことに気づいて無くしたと思い込んで一刀に謝り、新しい笛をもらった。


雪蓮「(では早速♪) 」


スッ…


雪蓮が笛を吹こうとすると


パシッ!


雪蓮「あっ!? 」


美羽「フフフッ!そうはいかぬぞ孫策 」


いつの間にか近づいてきた美羽に笛を奪われてしまった。


雪蓮「まさかあんたに奪われるなんて!? 」


それが一番悔しい雪蓮


すると美羽は


美羽「妾はこういう笛を書物で見たことがあるぞ、この笛は一回吹くと子供の魔神が、二回吹くと女の魔神が、そして三回吹くと巨大な魔神が現れるのであろう! 」


どこのマ〇マ大使だ!


美羽「残念ながら魔神は妾のものなのじゃ! 」


そして美羽は


ピィーッ!ピィーッ!ピィーッ!!


笛を吹いてしまった。


七乃「さ…さすがお嬢様、これで魔神はお嬢様のものですね!? 」


さすがの七乃も今回ばかりはほめるのが難しいようだ。


美羽「にゃははっ!もっとほめてたもう♪ 」


ところが


雪蓮「あんたがおバカで助かったわ♪ 」


美羽「なぬっ!? 」


雪蓮「もうすぐここにあんたを殺しに来る強い味方がくるから今のうちに念仏でも唱えているのね! 」


雪蓮が言うと


爆羅「ほぅ、誰が来るかはわからないが 」


ガシッ!


爆羅は倒れている玲を拾うと


ブォンッ!!


空高く放り投げた!


爆羅「そいつが来る前にこの女は死んでるだろうぜ! 」


シュッ!


爆羅は落ちてくる玲にアッパーを仕掛ける!


すでに玲には意識がなくこのまま攻撃を食らえば死んでしまう恐れがある!?


雪蓮「そんなっ!? 」


爆羅「くたばるがよい! 」


誰もが玲がやられてしまうと思いきや


シュンッ!


窓の外から何者かが現れ!


パシッ!


落ちてきた玲を抱えた。


スカッ!


爆羅「なにっ!? 」


玲がいなくなったことで爆羅の拳は空振りした!


スタッ!


そして現れたものは玲を抱いて降り立った。


爆羅「貴様、何者だ!? 」


爆羅が聞くと


一刀「俺の名は北郷一刀だ! 」


バンッ!


ここでアンケートをとってみます。


呉√を知っている人ならばわかると思いますがもうじき雪蓮が死にます。


だが、読者の中には雪蓮には生きてほしいと思う人もいるはずですのでアンケートをとります。ちなみに作者は生死どちらの展開も考えています。


最後に、雪蓮が死ぬと冥琳も死に、生きると冥琳も生きます。


ではアンケートです。


①すまないが雪蓮、原作通り死んでくれ


②雪蓮には生きてほしい


のどちらかを送ってください。


締め切りは6月14日までです。


同じ人の解答は最初に送った分です。


ちなみに誰も送らなかった場合は作者が決めます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ