雪蓮VS玲
孫呉の宿願である江東奪還をついに実行した雪蓮達
そしてついに雪蓮が美羽を追い詰めたその時!
ドッコーンッ!!
壁から兵士が飛ばされてきた。
そして壁の奥には
?「まったく!俺は寝るからしばらくほっとけと言っただろうが!♯ 」
そこにはピンクの髪の色で上半身は恋の服のような服を着て(首巻きなし、色はピンク)、腰には上着を巻き、手にはオープンフィンガーグラブ、下半身はスパッツをはいたボーイッシュな感じの女がいた。(胸は亞莎より少し大きいくらいだが何か様子がおかしい)
七乃「玲さん!? 」
美羽「よく来てくれたのじゃ! 」
雪蓮「誰よあれ!? 」
みんながそれぞれ反応していると
玲「あれっ?お嬢と七乃さんじゃねぇかどうしたんだ? 」
七乃「どうしたもこうしたもありませんよ!? 」
美羽「妾をいじめるあいつを倒してたもう! 」
ビシッ!
美羽は雪蓮を指さす!
玲「何だかよくわからねぇがお嬢を傷つける奴はこの土門玲が許さねぇぜ! 」
グッ!
玲はグラブを強く締める!
雪蓮「私の邪魔するなら誰だって許さないわよ! 」
ジャキンッ!!
雪蓮も玲に対して南海覇王を構える。
ババッ!!
そして二人は互いに飛びかかった!
その少し前、一刀達のいるある村では
蓮華「一刀、さっきから眠そうだがいったい姉様に何をされた? 」
一刀「(ドキッ!?)いえ別に何もありません!? 」
本当はあるのだが言ったら雪蓮にお仕置き(乳攻め)されるので言えない一刀
すると蓮華は
蓮華「主君命令だ!言え! 」
一刀「うっ!? 」
小助『こんな時に主君命令だなんて孫権姉ちゃんずるくなったな 』
蓮華は一刀が主君である蓮華の命令に逆らえないとわかっていて言っています。
一刀「(主君命令なら仕方がない!お仕置き受けるのは覚悟だ!)実は… 」
それは一昨日の夜のこと
一刀「さて寝るとするか 」
小助『早く寝て明日も頑張らなくちゃな♪ 』
スッ!
そう言って天井裏に入り込む一刀(一刀の寝床が天井裏にあるため)
一刀「おやすみ小助 」
小助『おやすみな! 』
バッ!
そして二人が寝てから10分後
みしみしっ…
天井裏の奥から何かが一刀に迫ってくる!
一刀「殺気! 」
ガバッ!
一刀が殺気を感じて起き上がると
雪蓮「うふふっ♪一刀見っけ♪ 」
バンッ!!
迫ってきたのは雪蓮であった。
一刀「雪蓮!?何故ここに!? 」
雪蓮「実はもう少しで宿願が叶うと思ったら体が興奮しまくっちゃって、だから一刀に興奮を静めてもらおうとね♪ 」
一刀「というと!? 」
一刀がどうするのか聞くと
雪蓮「決まってるじゃない!子作りよ♪ 」
シュバッ!!
一刀は雪蓮から逃げ出した!
だが天井裏なので走ることができず匍匐前進である。
雪蓮「待ってよ一刀、子作りしましょ♪ 」
一刀「のわーっ!? 」
小助『うるせぇな 』
カサカサッ…
一刀の部屋の天井裏は防音になっているため音は響かないもののこの日より今日までの間、一刀は夜逃げ回る日々が続いたため一睡もできなかった。(昼は仕事をしていて、雪蓮は昼寝をしている)
一刀「というわけです 」
一刀が蓮華に話すと
蓮華「なるほど、わかった冥琳に言って姉様には罰を与えておく 」
蓮華が言うと
一刀「ありがとうございます孫権様! 」
小助『ホントに孫権姉ちゃんはいい女だぜ!しつこいゴリラ女とは月とスッポン(違いに差がありすぎること)だな 』
蓮華「何だそのゴリラ女とは? 」
蓮華が聞くと
一刀「俺と同じ忍者なんです。腕力なら俺をもしのぐ実力者で確か名前は… 」
小助『土門玲だろ 』
一刀「そうだ土門だったな! 」
そしてその頃、美羽の城
雪蓮「何なのよこれ!? 」
雪蓮は珍しく驚いていた。
何故ならば…
玲「どうした?もうおしまいか? 」
ババンッ!!
玲が素手で柱を破壊しまくっていたからだ。
雪蓮「(なんて馬鹿力なのよ!?まともに食らったら骨なんて簡単に折れちゃうじゃない!) 」
玲「この俺の拳を避けるなんてなかなかやるがおしまいならこっちからいくぜ! 」
シュシュッ!
玲が印を結ぶと
雪蓮「(あれって一刀もやっていたわね!?ってことはこの子って!?) 」
雪蓮はようやく玲が忍者であることを知った。
そして雪蓮が見ている間に
玲「体速進の術! 」
玲の術が発動してしまい
シュンッ!!
いきなり玲の速度が上がった!
雪蓮「(さっきより早いじゃない!?まるで一刀か思春並じゃないの!?) 」
驚く雪蓮に
玲「食らいな! 」
バッ!
いきなり玲が目の前に現れ
玲「ダイナミック・エントリー! 」
ブォンッ!!
玲が蹴りを繰り出した!
だが
思春「雪蓮様、危ない! 」
ドンッ!!
雪蓮「きゃっ!? 」
思春が雪蓮を弾き飛ばし
ドグボッ!!
思春「がはっ!? 」
代わりに攻撃を食らってしまい
ドッカーンッ!!
壁の方に蹴り飛ばされた。
雪蓮「思春!? 」
玲「ちっ!外れちまったか、なら次は当ててやるぜ! 」
スッ!
玲は雪蓮に対して構えると
雪蓮「ちょっと待って!?一つ聞かせて! 」
玲「何だよ? 」
雪蓮「あなたのような手練れが何故袁術の味方をするの!? 」
雪蓮が聞くと
玲「いいだろう。冥土の土産に教えてやるよ!俺はこの世界の人間じゃない!別の世界から来たんだ! 」
雪蓮「(やっぱり!) 」
玲「だが俺は相棒と二人旅をしている時に道もわからず何日も飲まず食わずのところをお嬢と七乃さんに飯をもらったんだ!そのお礼として用心棒をしたまでよ! 」
雪蓮「(あの袁術が人助けですって!?) 」
いつも他人を見下すような態度をとる袁術が人助けなんてあり得ないと思う雪蓮
七乃「(お嬢様、あの日偶然玲さんに出会ってよかったですね♪) 」
美羽「(妾はついているのじゃ♪) 」
どういうことかというと話は数日前にさかのぼる。
数日前
美羽「七乃〜、妾は蜂蜜がたっぷりかかった桃が食べたいと言ったのに何故普通の桃なのじゃ? 」
七乃「お嬢様、蜂蜜桃は品切だったので我慢してください♪ 」
だが美羽は
美羽「嫌なのじゃ!妾は蜂蜜桃が食べたいのじゃ!こんなものっ! 」
ポイッ!
美羽は桃を投げ捨てた。
その時!
ぐぅ〜っ
玲「腹へった…。相棒はどっかに行ったし、これからどうすりゃいいんだよ!? 」
腹を空かせた玲が歩いていると
ひゅ〜っ! コツンッ!
玲「いてっ!何だよこれ…って桃じゃんか!?どっから来たんだ? 」
玲が辺りを見渡すと
七乃「お嬢様、桃を投げるなんてもったいないですよ! 」
美羽「妾は蜂蜜桃が食べたいのじゃ! 」
玲「(そうか、あいつらがくれたのか) 」
そしてこの事で恩義を感じた玲は美羽に恩返しをするため用心棒になったのだった。
玲「てなわけであんたには死んでもらうぜ! 」
ブォンッ!!
雪蓮「おあいにく様、私はそう簡単にやられないわよ! 」
スッ!
繰り出してくる玲に構える雪蓮
だがその時!
キランッ☆!
雪蓮「えっ!? 」
雪蓮の元に何かが光った瞬間
ボカンッ!!
雪蓮「きゃっ!? 」
いきなり何かが爆発した!
玲「な…何が起きたんだよ!? 」
玲が辺りを見渡すと
?「フフフッ!孫策はここで死んだ方が都合がよい 」
玲「誰だ!? 」
玲の顔が向かった先には
バァーンッ!!
角刈り無精髭の謎の男がいた。
西森「あぁっ、最悪だ!脳内で想像していた新作の仮面ライダーネタが規制により使えなくなってしまった。これより新作を考えなければ! 」




