最強忍者・北郷一刀
昨日の夜、風呂場にて多少の騒動があったものの
バンッ!!
ついに半年に一度のあの日がやって来た!
あの日とは、他国にいる一刀の娘達が呉に来る日であり、ジュンと源治の一家までやって来るのだ。
そして一刀はというと
城門
一刀「(まだかな?まだかな?) 」
そわそわっ!
一刀がそわそわしながら城門で待っていると
パカパッ…
一刀「来たっ!! 」
軽い馬の蹄の音が聞こえた瞬間、一刀がそっち側を見ると
葵「一刀! 」
玲「待たせたな! 」
吹音「お久し振りです 」
パカパッ!
馬に乗った葵達が現れた。
ちなみに今日は親子水入らずで会うということで主君や護衛は来ていない。
一刀「みんな、会いたかったよ!我が最愛の… 」
ダダッ!!
一刀は葵達の方に向かっていくが
一刀「娘達! 」
小雪「パパ! 」
輝「お父ちゃん! 」
白音「パパしゃま! 」
ぎゅぎゅっ!!
一刀は妻の方を見ずに娘達に抱きついた。
葵「あたしらは蚊帳の外かい!!♯ 」
玲「後で一発ぶん殴ってやるからな!!♯ 」
吹音「折角昨日は一晩中体をきれいにしましたのに… 」
親馬鹿すぎる一刀を睨む妻達
ジュン「一刀は相変わらずの親馬鹿っぷりだな 」
曹丕「そうですね 」
永久「た? 」
そんな一刀を見つめるジュン
ちなみにジュンも華琳と遥を連れてきていない
するとその時!
シュバッ!!
璃々「お兄ちゃん♪ 」
ぎゅっ! むにゅんっ♪
葵達の後ろから璃々が飛び出し、一刀に抱きながら胸を押し当てた。
すると当然
ブバッ!!
一刀「がはっ!? 」
一刀の鼻から鼻血が噴き出された!
年齢的には11〜12歳の年頃である璃々だがとてもそうとは思えない母譲りの巨乳を押し当てたため一刀の鼻血を出させたのだ!
葵「璃々ったらどうしてもついていくって聞かなかったのよ 」
玲「こうなるなら連れてこない方がよかったかもな♯ 」
吹音「一刀さん、おっぱいなら私の方が大きいですのに鼻血を出すなんて… 」
ジュン「(一刀の奴め、羨ましい!)そういや一刀、源治は先に来なかったか? 」
一刀「源治?いや、来てないがどうしたんだ? 」
ジュン「理央がいなくなった源治を探してるんだよ。見つかったら面白そうだから理央に教えるけどな♪ 」
友達よりも面白さを選ぶジュン
一刀「まぁここで話をするのもなんだからみんな、入ってくれ 」
葵「お邪魔します 」
玲「ちぃーっす! 」
吹音「どうもです 」
ジュン「ちわーっす! 」
璃々「はぁい♪ 」
ぎゅっ!
玲「って璃々!いい加減に離れやがれ!!♯ 」
そして城の中に入るみんなであった。
一方その頃、城の城壁では
?「う〜ん…はっ!?しまった!?もう朝になってしまったのか!? 」
前話の終盤に登場した謎の人物がようやく目を覚ましていた。
?「いけない!いけない!私の任務は北郷一刀を倒すこと!そうすることで私は最強になれる!ではいざ出陣! 」
スッ…
謎の人物は一刀を探そうと飛び出そうとするが
ガシッ!!
?「えっ? 」
急に誰かに腕を掴まれ、後ろを見てみると
源治「・・・そこのお姉さん、俺と一緒にエッチなことしませんか? 」
バンッ!!
そこには源治がいた!
?「なっ!?何を言うんだ!?真っ昼間からエッチなことをするだなんて!?だいたいもし私が男だったらどうする気だ!! 」
謎の人物が源治に言うと
源治「・・・ちっちっちっ!俺の目は誤魔化せないぜ!一見、赤の忍装束に覆面を装備し、胸をサラシできつく締めてるようだがあまい! 」
ビシッ!!
源治は謎の人物を指さすと
源治「・・・俺の目に狂いがなければ君は歳は17〜18歳、バスト90以上の美女だ!よって君は俺とエッチする権利を得たのだ!というわけでいただきます!! 」
バッ!
謎の人物に某三代目大泥棒ダイブをする源治だが
?「ふざけるなぁーっ!!♯ 」
キィーンッ!!☆ミ
源治「・・・はぅっ!? 」
謎の人物は源治の股間に蹴りを食らわした!
源治「・・・あぅっ!?あぅっ!? 」
ぴょんぴょんっ!!
さすがの源治も痛みながら跳び跳ねていると
スッ!
源治「・・・えっ!?…あーっ!? 」
ドッシーーンッ!!
源治は知らない間に足場のない場所に移動してしまい、そのまま落ちてしまった。
?「ったく!!あの人の変態はこの時代から発生しているようだな!?おっといけない!こんなことをしている場合ではなかった!早く北郷一刀を探さないと! 」
シュバッ!!
そして謎の人物が去った後
源治「・・・いててっ!? 」
源治は運よく植え込みに落ちたおかげで助かったのだが
ザッ!!
源治「・・・んっ!?この気配は!? 」
ギギギッ…!!
後ろから恐ろしい殺気を感じた源治が恐る恐る後ろを見てみると
理央「あ〜な〜た〜!!♯ 」
バンッ!!
源治「・・・り…理央!? 」
そこには怒りまくる理央がいた!
理央「姿が見えないと思ったらこんなところで何て姿をしてるんですか♯ 」
源治「・・・こ…これはその!? 」
場所が植え込みで尚且つ今の源治はパンツ一枚なため怪しさ全開であった。
火鞠「…父さま 」
火奈菊「…怪しいです 」
源治「・・・うっ!? 」
娘達からも怪しい目で見られる源治
理央「まさかあなたったら… 」
源治「・・・(ひっ!?殺される!?) 」
源治が死を覚悟したその直後!
理央「ここで子作りしようだなんて準備がいいですね♪普段は子作りなんて嫌だーっ!!とか言ってるくせに、あなたって案外好きな女をいじめるタイプなんですね♪ 」
源治「・・・えっ!? 」
何やら勘違いしている理央だが
理央「ちょっと場所的には問題ありですが、あなたが乗り気の今がチャンスです♪ 」
バサッ!! ぷるんっ♪
理央は服を脱ぎ捨てて裸になると
理央「火鞠、火奈菊は見張りを命じます。うまくいけばあなた達の弟妹ができるわよ♪ 」
火鞠「…弟妹… 」
火奈菊「…母さま、頑張ってください 」
源治「・・・お前達〜!? 」
父の言うことは聞かないが母には従順な娘達
理央「さぁ、この小説が終わるまでには最低一人は作りましょうね♪ 」
源治「・・・って!?もしかして俺の出番はこれで終わりなの!?最終回なのにそれは嫌だ〜っ!? 」
果たして後に源治は登場するのだろうか?
それはさておき
一刀はというと
一刀「ふぅっ!?やはり子供は体力があるものだな 」
新星ナンバー1であった一刀も十数人の子供の相手をするのは大変であった。
一刀「だがやがて孫登達が城主になる時が必ず来る。その時か、孫ができたら隠居して農村で老後を過ごすのもいいかもしれないな 」
本当は蓮華と一緒に隠居生活を送りたい一刀だが、蓮華が一緒に来てくれるかわからなかったので言えなかった。
そして一刀が老後のことを考えていたその時!
ぴくんっ!!
一刀「(この気は!) 」
葵達ではない何者かの気が呉に侵入しているのを感じ取って気づいた一刀
一刀「あっちの方か! 」
ダッ!
直ぐ様、一刀は気が流れている場所に向かうのだが
蓮華「一刀、どこにいくのかしら? 」
孫登「父様… 」
孫慮「と〜ちゃ… 」
向かうところを蓮華達に目撃されてしまうのだった。
呉の城の裏手側
ザッ!
一刀「この辺りから気配を感じるな 」
一刀が気配を探っていると
スッ…
一刀「誰だ…!! 」
バッ!!
後ろから何者かの気配を感じた一刀が振り向いてみると
蓮華「か…一刀!? 」
一刀「れ…蓮華!? 」
孫登「父様♪ 」
孫慮「と〜ちゃ♪ 」
ぎゅっ!
一刀「孫登と孫慮まで!? 」
現れたのは蓮華とその娘達であり
孫登が一刀に抱きつき、蓮華に抱かれている孫慮は一刀に手を伸ばしてきた。
蓮華「急にあなたが出るものだから何かなと思ったんだけど、何かあったの? 」
一刀「実は… 」
そして一刀が蓮華に事情を話そうとしたその時!
シュシュッ!
一刀「!危ない!? 」
バッ!
蓮華「えっ!? 」
一刀はいきなり蓮華の前に出ると
一刀「ハァッ!! 」
キンキンキンッ!!
ぼとぼとりっ!
一刀は蓮華に向けて繰り出された手裏剣を剣で全て防いだ!
蓮華「これは一体!? 」
一刀「誰だ!!姿を見せろ! 」
一刀が辺りに向かって叫ぶと
?「さすがは北郷一刀、新星ナンバー1と言われるだけの実力はあるようだな 」
シュバッ!!
一刀達の目の前に赤い覆面に赤の忍装束を身にまとった人物が出現した!
一刀「お前は誰だ!! 」
一刀は謎の人物が誰なのかを聞くと
英「我が名はそ…いや、英。単刀直入に言おう。北郷一刀、あなたは私と戦ってもらう! 」
スッ!
英という人物が構えると
一刀「断る!俺は無益な争いはしない主義だ 」
戦いを拒否る一刀
英「そうか、だが私はどうしてもあなたと戦いたい!それができぬのなら… 」
じっ…
孫登「母様…!? 」
蓮華「大丈夫だからね 」
スッ!
英が蓮華達を見つめてきたため娘を守ろうと構える蓮華
一刀「(まさか戦わねば蓮華と娘達を殺すとでも言うつもりか、もしそうなったその時は…) 」
スッ…
そうなれば一刀は怒りまくって英を瞬殺しかねない
自分が傷つくのは別に構わないが家族が傷つかれたら怒りまくる一刀であった。
だがその時!
葵「今の手裏剣を弾く音は何なの!? 」
思春「ご無事ですか蓮華様!? 」
ダダッ!!
騒ぎを聞いて思春達がやって来たのだが
英「ちっ!邪魔が入られては困る! 」
シュシュッ!!
英は印を結ぶと
英「時空忍法・時間停止の術! 」
ブォンッ!!
一刀「なっ!? 」
英を中心にドーム状の気が張り巡らされ、一刀、蓮華、孫登、孫慮を包み込むと
一刀「蓮華、孫登、孫慮は無事か!? 」
蓮華「大丈夫よ一刀!? 」
孫登「大丈夫です 」
孫慮「あい! 」
どうやら蓮華達は無事だったのだが
ぴたっ!!
蓮華「思春!?みんな!? 」
ドームの外にいた思春や葵達の動きがまるで凍りついたように止まっていた!
英「フフッ!これは私の忍術によるものさ!皆を助けたければ私を倒すことだな! 」
スッ!
英が構えると
一刀「どうやら、相手をするしかなさそうだな 」
スッ!
一刀も構えるのであった!
蓮華「大丈夫なの一刀!? 」
一刀「大丈夫だ蓮華。俺は必ず英を倒す。時空忍法は術者を倒すか、術者が解かない限り消えない厄介な忍法だからな 」
蓮華に心配されながらも戦おうとする一刀
孫登「父様… 」
一刀「危ないから孫登は母様と一緒にドームの隅に行きなさい。孫登は一番上のお姉ちゃんだから母様と妹を守るんだよ 」
孫登「はい! 」
たたっ!
そして孫登は蓮華のいる方に向かうと
一刀「英とやら、待たせてしまったな、では始めるとするか! 」
スッ!
英「フッ!それでは開始しよう! 」
スッ!
二人は互いに構え
じっ…
蓮華達が見つめるなか
孫慮「くちゅっ! 」
孫慮がかわいいくしゃみをした瞬間!
シュバッ!!
シュバッ!!
キンッ!!
二人は互いに向かっていき、剣をぶつけ合った!
キキキンッ!!
蓮華「一刀と剣技が互角だなんて!?あの英という者はなかなかやるな!? 」
現在大陸で一刀と互角に剣で戦えるのは雪蓮や恋などの限られた人物であった。
英「さすがは新星ナンバー1を名乗るだけの実力はあるようだな、ならば… 」
バッ!!
英は一旦一刀から離れると
英「これはどう防ぐのかな! 」
ゴォッ!!
英は剣に風の気を流すと
英「旋風刃! 」
シュババッ!!
英は剣に流した風の気を一刀めがけて放った!
これに対して一刀は
スッ! ゴォッ!!
くるくるっ!!
一刀も同じく剣に風の気を流しながら剣を回すと
一刀「北郷流剣技・車返し! 」
シュシュシュンッ!!
一刀は英が繰り出した風の気を曲芸師が傘を回しながら玉を転がすような感じで受け止めていき
一刀「ハァッ!! 」
シュババッ!!
英「なっ!?うわぁっ!? 」
サッ!!
その風の気を英に向けて放ったのだ!
これはいわゆる相手の投げた手裏剣を投げ返す車返しの術の応用である。
たが英は何とかギリギリで避けたのだった。
英「(まさかあんな防ぎ方をするだなんて!?さすがは北郷一刀、だが私だって負けられない!) 」
シュシュッ!!
英は印を結ぶと
英「雷遁・雷撃槍の術!土遁・岩石反魔の術! 」
バチバチッ!!
ドゴゴッ!!
英は右腕に雷の気を流し、左腕に土の気を流して雷の槍と土の手甲を作り出すと
英「(剣術が通用しないのならば体術だ!) 」
バッ!!
英はそのまま一刀に向かっていき
英「ハハハッ!! 」
シュシュッ!!
ブンブンッ!!
雷の槍と土の手甲を武器に一刀を追い詰めるが
一刀「フッ! 」
シュバッ!!
いきなり一刀は逆立ちすると
ぎゅるるーっ!!
そのまま上半身だけを回転させた後
ガシッ!! ガシッ!!
英「えっ!? 」
両足で英を捕まえると
一刀「北郷流体術・螺旋転々脚!! 」
きゅるるーっ!!
英「わぁーっ!? 」
びゅんびゅんっ!!
一刀の体が元に戻ろうと回転した瞬間、捕まえられていた英の体も回転していき
一刀「ハァッ!! 」
ばびゅんっ!!
最後は英をぶっ飛ばす一刀だが
英「ハァッ!? 」
くるっ!
くるっ!
すたっ!!
英はまるで猫のように体を回転させて見事に着地した!
蓮華「(あれは確か一刀が孫登達に教えていた着地方法、それを何故あいつができるんだ!?) 」
英に驚く蓮華
英「(剣術どころか体術まで私以上だなんて、これは死ぬ気で倒さなければ勝てないな!) 」
英が改めて一刀のすごさに驚いていると
一刀「そういえば英とやら、何故俺と戦おうとする?俺はお前に会ったこともなければ人から恨みを買うようなこともしていないのだが 」
確かに一刀が人に恨みを買うようなことをするはずがない(女をとられた一部の男を除く)
だが英は
英「確かに今のあなたと私は面識が一切ない。だが私は幼い頃に数度会っているのだ! 」
一刀「(今の俺だと?) 」
頭に?を浮かべる一刀
英「そして私があなたと戦う理由は私が最強の忍になるためだ!かつて私は最強の忍と呼ばれた母様に勝負を挑んで見事勝利した!だが母様は… 」
ここで話は英の回想にうつる。
英「ハァッ!! 」
ドォーンッ!!
英の母「がはっ!? 」
ばたっ!!
英の母は娘である英の攻撃を食らってダウンした。
英「やった!ついに最強の忍と呼ばれた母様に勝てた!母様、これで私は最強の忍を名乗れますね♪ 」
師であり、母を倒したことに喜ぶ英だが
英の母「母を倒したところで喜んではいけません。私より強い人物を私は知っています 」
英「えっ!?だって母様は最強の忍なんでしょ!その母様より強いだなんて!? 」
英の母「その人とはあなたも幼い頃に何度か会っていますよ。だってその人は… 」
英の母「私の父様であなたのお祖父様である北郷一刀なんですから 」
バンッ!!
そう、実は英は一刀の孫にあたる人物なのであった!
ちなみに英という名は仮であり、本名は孫英である。
そして一刀の娘である母は未来の孫登である。
英「お祖父様が最強なんですか!?昔は私を甘やかして母様によく叱られていたあのお祖父様が!? 」
未来の一刀は親馬鹿ならぬ爺馬鹿であった。
孫登(未来)「確かにそうですが父様は私に忍術を教えてくれた人物なのですよ 」
未来の孫登が最強と呼ばれているのは一刀を知らない回りからだけであり、一刀の強さを知る孫登は一刀を最強だと思っているのだ。
だが未来の一刀は
孫登(未来)「母様と共に城を出てどこかの農村で老後を過ごしているそうですが現在も母様と仲良く暮らしているでしょう 」
未来一刀の行方は娘である孫登すらも知らないのであった。
英「お祖父様が最強の忍ですか、わかりました! 」
スッ!
そして何を思ったのか、英はその場から離れると
英「ありました時空転身の巻物! 」
自宅である城に戻った英は倉の中から時空転身の巻物を見つけると
英「これを使えば過去に戻れる!そしてお祖父様と戦って私が勝利すれば私が最強の忍になれるんだ! 」
その後、英は変装用として赤の忍装束を身にまとい、時空転身の巻物を発動させたのだった。
そして現在
英「母様が最強と認めるあなたに勝って私は最強の忍だと認めさせる! 」
シュシュッ!!
英は印を結ぶと
英「忍法・金剛武者の術! 」
ゴゴゴッ…!!
英の影よりあらゆる武具を身に付けた金色に輝く巨大な武者が出現した!
英「(これは私の母様を降参させた忍術です。あなたならどうしますか?お祖父様!) 」
ゴォッ!!
巨大な武者が一刀に迫る!
蓮華「一刀!? 」
孫登「父様!? 」
孫慮「あぅっ!? 」
妻と娘達が見守るなか、一刀は…
シュシュッ!!
印を結ぶと
一刀「光遁・光剛武者の術! 」
ジャキンッ!!
英「なにっ!? 」
一刀は光輝く鎧を身にまとった!
以前の一刀ならば光遁は使えなかっただろうが一刀は子育て期間であった6年間、一日たりとも鍛練を絶やさなかった!
その結果、一刀は一人で光遁が使えるようになったのだった。
そして
ドカキィンッ!!
一刀の拳は金剛武者を粉砕した!
英「(まさか金剛武者が倒されるだなんて!?やはりお祖父様は強かったのね!?) 」
シュパンッ!
一刀「勝敗は決まったようだな 」
もう英に戦う気力は残ってなく、勝利を確信する一刀であったが
キィンッ!! ザクッ!!
英「きゃっ!? 」
砕かれた金剛武者の破片が英の前に突き刺さると
ビリリッ!!
ぷるんっ♪
英の忍装束が破れ、巨大なおっぱいがポロリしてしまった!
その結果…
ぶっばーーんっ!!
一刀「がはっ!? 」
ばたんっ!!
蓮華「一刀!? 」
一刀は鼻血を噴いて倒れてしまった。
英「(そういえばお祖父様って女の色気に弱かったって聞いたことがあったっけ!?) 」
一刀は倒れ、英は戦う気力をなくしたため勝者はわからなくなってしまった。
その後
英「やはり私の実力ではまだまだあなたに勝つことはできないようだな。そろそろ時空転身の巻物の効力も消えそうだし、これで去らばだ 」
スッ…
胸元を直して去ろうとする英
一刀「(時空転身の巻物だと、何故英がそのようなものを…) 」
と最後まで英の正体に気づいてなかった一刀が考えていると
蓮華「一刀… 」
一刀「えっ? 」
蓮華に呼ばれた一刀が振り向いた瞬間!
ちゅっ♪
蓮華は一刀の唇にキスをした。
一刀「れ…蓮華!?/// 」
いきなりのキスに驚く一刀
すると蓮華は
蓮華「私が一刀にキスをしたかったのだ。一刀、主君命令だ。私にキスをしろ/// 」
みんなの動きが止まって邪魔が入らないうちにキスをしようとする蓮華
ちなみに娘達は
孫登「慮ちゃん、あっち向くの♪ 」
孫慮「あい♪ 」
気を使って二人きりのキスを作る娘達
一刀「ぎょ…御意!/// 」
んっ…
そして一刀と蓮華の唇が重なりあおうとしたその時!
英「おっといけない、時空忍法を解除しなくてはな 」
ぱちんっ!!
英「それじゃあね♪ 」
ブゥンッ!!
そして英が元の時代に帰った後
スゥッ!!
葵「何かあった…!? 」
思春「蓮華さ…!? 」
英が術を解いたことにより再びみんなが動き出したのだが、動き出したみんなの目の前で
ちゅ〜っ♪
熱いキスをする一刀と蓮華がいた。
ちなみにこの時、二人はみんなに気づいてなく
一刀「(何だか殺気が漂っているな!?) 」
気づいた時には
ゴゴゴッ!!♯
その場にいたほとんどの人から殺気が漏れまくっていた!
思春「北郷、貴様蓮華様の唇をよくも♯ 」
吹音「もう許しませんからね♯ 」
雪蓮「蓮華も蓮華よ!あなたばっかりずるいじゃないの!!♯ 」
回りから殺気をぶつけられる一刀と蓮華(ほとんどが一刀に対しての殺気)は
一刀「蓮華、孫登、孫慮 」
ガシッ!!
蓮華「えっ!?/// 」
一刀は蓮華をお姫様抱っこし、背中に孫登を背負い、孫慮を蓮華に抱かせると
一刀「脱出だ!? 」
ダダッ!!
蓮華達を連れて逃げようとする一刀だが
ほぼ全員『待てーっ!! 』
一刀「うわぁーっ!? 」
ダダダーッ!!
すぐにみんなが追いかけてくるのであった。
……………
………
…
小助『ってのが俺の相方の一刀の話だぜJr.よ 』
Jr.『父の相方はすごい人物なのだな!俺もいつかすごい人物の相棒になるぜ! 』
今までの出来事を息子に語る小助であった。
長い間、ありがとうございました!
実は後半部分はいくつか初期からイメージしていました。
本編とは違い、真面目でエッチなことをしない一刀はどうでしょうか?
それでは西森の次回作をお待ちください




