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いざ虎牢関へ

連合軍が次なる目的地である虎牢関に向けて進軍することになり


最初は麗羽の軍のみで行こうとするが一刀によって食い止められ雪蓮の軍も一緒に進軍することになった。


そしてそのための準備をしていると


孫策軍(雪蓮の軍)天幕


冥琳「全員で行きたいのも山々だが、全滅の恐れもあるゆえ行くのは雪蓮、私、北郷とする。残りの者は待機でよろしいなみんな! 」


全員『御意! 』


蓮華「一刀、気を付けていってくるのだぞ 」


一刀「了解です孫権様! 」


小助『俺もいるんだから無茶はさせねえよ! 』


一刀と小助が言うと


ザッ!


兵「周瑜(冥琳)様!伝令です! 」


冥琳「どうした何があった? 」


兵「劉備軍より使いの者が御目にかかりたいと来ております 」


冥琳「劉備だと!? 」


冥琳はとりあえず話だけでも聞いてみようということで使いの者に会ってみると


バンッ!


そこには関羽(愛紗)、張飛(鈴々)、葵、あられがいた。


愛紗「周瑜殿、御目にかかれて光栄です 」


冥琳「劉備軍が我が軍に何の用だ?用件を言え! 」


冥琳が訳を聞くと


愛紗「我が軍の大将である劉備様があなた方に助けられたということで劉備様が借りを返しにいってほしいとのことだ 」


葵「てなわけで増援として私達が来たわけよ 」


鈴々「感謝するのだ! 」


あられ『借りを返しに来たのに態度が少し大きいよ!? 』


冥琳「なるほど、増援感謝するぞ! 」


そして新たに葵達も虎牢関での戦いに参戦することになった。


葵「(というわけで忍者同士よろしくね♪) 」


一刀「(それはわかったからほれ) 」


スッ!


葵「(何これ?) 」


一刀は葵に一つの包みを渡した。


一刀「(お前、忍者服を忘れたんだろう、戦いになった時に困るだろうから俺の予備を貸してやる) 」


葵「(ありがとね♪) 」


そして一刀と葵がひそひそ話をしていると


蓮華「(あの二人は何を話しているんだ?) 」


その様子を蓮華は隠れて見るのであった。


しばらくして


ザッ!


虎牢関に向けて進軍する袁紹・孫策軍


鈴々「あれ?葵と白服のお兄ちゃん(一刀)はどこにいったのだ? 」


愛紗「(静かにしろ鈴々!二人は隠れてついてきているんだ!) 」


二人が忍者であることを麗羽や他の諸侯にバラさないためにも隠れてついてきた方が得だからである。


麗羽「おーほっほっほっ!呂布の一人や二人なんて我が袁家が軽く蹴散らせてあげますわ!孫策さんはじっと見ているだけで結構ですわ! 」


雪蓮「はいはい(そうしたいけどあんたが殺られたら連合軍の負けだから守らないとね) 」


と会話を続け虎牢関に向かっていくが


斗詩「おかしいですね、敵が全然見当たりませんよ? 」


虎牢関に来る道のりに敵が全然現れなかった。


猪々子「きっとあたい達の武力を恐れて出てこないんだろうよ♪ 」


能天気である。


雪蓮「何だか私の勘だけど嫌な感じがするわ!? 」


麗羽「おーほっほっほっ!勘に頼るだなんて孫策さんもまだまだですわね! 」


麗羽が雪蓮をバカにしていると


シュンッ!! ザクッ!


いきなり麗羽の目の前を矢が通りすぎた。


そして直後に


シュシューッ!!


矢の波が雪蓮達にふってきた!


冥琳「しまった!?待ち伏せされていたとは!?一旦退くぞ! 」


ダダーッ!!


斗詩「ほら麗羽様も気絶してないで退きますよ! 」


ぐいっ!!


ここは一旦退こうとする軍だが


シュシューッ!!


軍に矢の波が襲いかかる!


だが


カキカキンッ!!


猪々子「どうしたっていうんだ!?さっきから矢が次々と落とされてるぜ!? 」


何故ならば…


シュッ! シュッ!


虎牢関から射ち出される矢はすべて忍者服を着た一刀と葵が防いでいたからだ。


高速移動しているため周りからは矢が勝手に破裂しているようにしか見えないのだ。


シュンッ!!


そして二人は矢を防ぐのをやめて虎牢関へと突入する!


一刀「まずはこれでもくらえっ!! 」


シュッ!


一刀は虎牢関に向けてヒビが入った手裏剣に爆薬をつけたものを投げつける!


すると


ボカンッ!!


爆薬が爆発して


ジャララーッ!!


董卓兵「ぐわっ!? 」


手裏剣のカケラが董卓軍に襲いかかる!


一刀「名付けて散弾手裏剣! 」


一見簡単そうだが、火薬量の調節や手裏剣の強度が難しい技である。


葵「やるわね!なら私だって! 」


シュッ!


葵は印を結ぶと


葵「氷遁・氷柱針! 」


シュシュシューッ!!


董卓兵「ぐわっ!? 」


上空から現れた氷柱が董卓軍兵士に降り落とされる!


一刀「これより敵地に侵入するぞ! 」


葵「了解! 」


シュッ!


一刀は印を結ぶと


一刀「土遁・泥縛り! 」


シュルッ!!


董卓兵「な…何だこれは!? 」


氷柱でぬかるんだ地面の泥が董卓軍の足を縛る!


一刀「続いて土遁・土津波! 」


ドンッ! ドゴォーッ!!


一刀が手を地につけると地面が津波のようになり


董卓兵達『うわぁーっ!? 』


ドザァーッ!!


動けない董卓兵達を飲み込んでいった。


葵「さすが一刀、やるじゃない♪ 」


小助『これで董卓軍も全滅だな♪早く雪蓮姉ちゃん達を呼びに行こうぜ♪ 』


ところが


一刀「いや、どうやら一人残っている!? 」


葵「えっ!? 」

一刀が言うと


ボコッ!! スッ!


土の中から赤髪の女の子が出てきた。


あられ『あれほどの忍術を食らって平気だなんて!? 』


小助『もしかしてあいつが!? 』


そう、小助の思っている通り、この女の子こそが…


恋「…お前達は恋が倒す! 」


ババンッ!!


三国最強の力を持つと言われている呂布であった。


そしてその頃、逃げた連合軍は


雪蓮「(ねぇ冥琳、さっきから虎牢関の方から物凄い音が聞こえるけどもし戦っているなら一刀達を助けに行った方がよくない?) 」


冥琳「(確かにその通りだな、ましてや相手が呂布ならばいくら北郷でも相手が悪いかもしれん!) 」


愛紗「(では助太刀にいきましょう!) 」


ザッ!


斗詩「ちょっと皆さん!? 」


猪々子「勝手にどこに行くんすか!? 」


麗羽「う〜ん… 」


麗羽達を置いて虎牢関に向かおうとする雪蓮達


ところが…


ザッ!


霞「悪いがここは通さへんで! 」


バンッ!!


雪蓮達の前に霞と董卓兵達が立ちふさがった!


雪蓮「ちっ!?まさか張遼が邪魔してくるなんてね!? 」


霞「ウチの相手はあんたらや!助けに行きたければウチを倒してからにせんかい! 」


そして虎牢関にて


一刀・葵VS恋


呉軍・劉備軍VS霞・董卓兵


の戦いが始まろうとしていた。


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