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究極マンハント・前編

リクエストのマンハントネタです。設定的にいくつか変わっています

それはある日のこと…


とある森の演習場にて


神楽「まさか!?こんなことになるだなんて!? 」


ジュン「どうやったらこうなるんだ!?計算できねぇよ!? 」


源治「・・・奴らがあんなに恐ろしかっただなんて!? 」


一刀「だから俺はやめようと止めたんだ!? 」


何やら話をする一刀達男の忍


そして彼らの回りには


バァンッ!!


大勢の兵士達が倒れていた!


何故こんなことになったのか!?


その理由は今朝に遡る


今朝・蓮華の部屋


一刀「体調はどうかな蓮華? 」


蓮華「大丈夫よ一刀 」


一刀は出産まで後数ヶ月である蓮華の見舞いに来ていた。


一刀「男の子か女の子なのか今から楽しみだよ♪ 」


蓮華「そうね。でも一刀、あなたはこの子が生まれるまで呉にいるのかしら? 」


一刀「うっ!? 」


というのも大戦終了後、一刀は呉のみんなに子種を巻くことが決定しており、今はその順番を決めている最中なのだ。


更に一刀には子作りの際、試練として様々なことが決定された。


・子作り中は鼻血を出さないこと!


・子作り中、一刀は目隠し、真眼の使用は一切禁止!


・脱走してはいけない!


これらを破った場合、一刀は呉を追放されるのだ。


普通の男ならば耐えきれるかもしれないが女体を見ただけで鼻血を出し、危なくなったら逃走してしまう一刀にはけっこうハードルが高かったりする。


一刀「そ…そう思うのならせめてもうちょっと試練を軽く…!? 」


蓮華「だ〜め!大戦中、私を心配させた罰だって言ってるでしょ 」


何だか最近蓮華は厳しくなっていた。


蓮華「でも一刀なら耐えきれるって信じてるからさ/// 」


一刀「蓮華…/// 」


んっ…


そして二人が空気的な流れで唇を接触しようとしたその時!


?『男だろ! 』


?『女よ! 』


ビンッ!!


二人の近くにて複数の者達の声が聞こえてきた。


蓮華「何の声だ? 」


一刀「ちょっと見てきます 」


スッ!


一刀が外の様子を見てみると


男達『忍で一番強いのは男だろ!黒龍を倒した北郷様がそれを証明している! 』


女達『忍で一番強いのは女に決まってるでしょ!北郷様は確かに強いけど女に弱いじゃない!! 』


男達『それは北郷様だけだ!男には神楽さん、ジュンさん、源治がいる! 』


女達『女だって葵さん、吹音さん、玲さんがいるんだからね!! 』


どうやら兵士達が何かを言い争っているらしい


一刀「何がどうなってるんだか!? 」


一刀が驚いていると


茜「あっ!一刀様 」


明命「大変なことになったのです!? 」


一刀「明命、茜、一体何があったんだ? 」


一刀が近くにいた茜と明命に事情を聞いてみると


茜「それが黒龍軍との戦いをみんなで話していたら 」


明命「いつのまにか男の忍と女の忍のどちらが強いかという話になっちゃいまして 」


どうしたらそんな話になるのやら?


一刀が頭を悩ましていると


男達・女達『あっ!北郷様! 』


兵士達が一刀の姿に気づいてしまった。


男達『北郷様、忍で強いのはもちろん男ですよね!! 』


女達『女でしょ!! 』


一刀「えぇと!? 」


一刀的には忍の強さなんて性別では判断できなかった。


普通は男の方が強いと思うが、なかには男より強い女だっているからである。


一刀が悩んでいると


ジュン「だったら実際に戦えばいいんじゃない 」


源治「・・・それで強さが判断できる 」


玲「だな 」


一刀「みんな!? 」


バンッ!!


そこには警邏に出ている神楽以外の忍達がいた。


葵「本当は一刀の見舞いと蓮華さんの様子を見に来たんだけど 」


吹音「こうなった以上、戦うしかありません! 」


一刀「はぁ…!?やっぱりそうなるのね!? 」


どうしてこう戦いが次々と起きるのかと悩む一刀であった。


そして男の忍VS女の忍の戦いが演習場にて行われることになったのだが


一刀達4人(一刀、ジュン、源治、神楽)と


葵達8人(葵、玲、吹音、茜、理央、遥、零奈、明命)では人数差が倍もあるため


男側には助っ人として男兵士100人が加わったのだった。


だがこれに対し『いくらなんでも人数差がありすぎる』と女性に優しい神楽が言ったのだが、女の忍達は『そのくらいのハンデくらいあげる』と言ったのがきっかけでますます兵士達のやる気が上がったのだった。

ちなみに一刀を慕う四星獣の四人は元黒龍軍のため、今は姫子のところにいる。


そしてルールとして以下のことが決められた。


・得物は刃を潰したものを使用


・忍は相棒の使用禁止、範囲が広い術の使用は禁止


・勝敗の決定は全軍の全滅


・降参は認められない


更に勝利チームには選手一人一人が相手チームの一人を好きにできる権利が与えられたのだった。


神楽「はぁ…僕は女性とは戦いたくないのですが 」


一刀「もうやめようぜ!? 」


苦悩する神楽とやめようとする一刀であったが


ジュン・源治『何言ってんだ!!今こそ男の力を見せる時だぜ! 』


表向きは男の力を見せるという二人であったが


ジュン・源治『・・・(勝てばおっぱい揉み放題♪) 』


という読者もわかりきっている二人の本心であった。


一方、女子の方でも


葵・玲・吹音『(勝って子作りの参戦を!!) 』


他国の者なため、この戦いに勝利して一刀の子種をもらおうとする三人


明命・茜『(一刀様に修行の成果を!!) 』


呉の国の武将のため、既に子作りが決定している二人は忍の師匠である一刀に修行の成果を見てもらおうと張り切り


理央「(源治さんと子作りを!!) 」


源治と子作りする気満々の理央


遥「皆さん気合い入ってますね!? 」


零奈「まぁ負けるのは嫌だし、私達も負けないよう頑張ろう!? 」


現時点では目的がないが、負けるのは嫌なので頑張る二人であった。


ブオォーッ!!


そして試合開始の法螺貝が吹かれ


男VS女のマンハントが開始されたのだった。


源治「・・・フッ!敵は甘いな!104VS8なら誰が見ても勝敗はあきらかだぜ! 」


ジュン「俺の計算じゃ99%俺達の勝ちだな!この勝負もらったぜ! 」


神楽「ちょっと!?相手は女性なんですから少しは手加減を!? 」


楽勝ムードの二人であったが


一刀「いや、むしろ100人じゃ少ないくらいだ!? 」


三人『えっ? 』


一刀「何せ相手側には明命がいるからな!? 」


神楽「明命さんがいたらどうなるんですか? 」


一刀「そうか、神楽は明命の訓練を知らないんだったな、いいか明命の訓練は…!? 」


一刀が三人に明命の訓練について教えようとすると


兵士A「うっ!?緊張しておしっこ行きたくなったぜ!? 」


サッ!


一人の兵士が一刀達から離れてしまった。


その直後…


兵士A「うわーっ!? 」


兵士Aの悲鳴が聞こえてきた。


一刀「遅かったか!? 」


ジュン「何がだよ!? 」


ザッ!!


一刀達が悲鳴の聞こえた方に向かうと


神楽「こ…これは!? 」


源治「・・・何と恐ろしい!? 」


倒れている兵士Aを見て驚く一刀達


何故ならば兵士の顔に…


『私は一番最初に倒されたおしっこ男で〜す♪』


バンッ!!


と墨で書かれていたのだ。


一刀「これが明命の訓練だ。油断した隙に気絶させられたり、縛られ、その後に墨で屈辱的な言葉を書かれてしまう!? 」


しかもこの墨はなかなか落ちず、しばらくはそのままなのであった。


一刀「(以前の時は明命一人だったが今回は忍が七人も加わっているからな!?) 」


※二十六話参照


ジュン「ともかく兵士達と合流しようぜ!? 」


と置いてきた兵士達のところに戻ろうとするが


バタタンッ!!


一刀達『!? 』


兵士達を置いてきた場所から何かが倒れる音が聞こえてきた!!


一刀達が急いで戻ると


バァンッ!!


そこには大勢の兵士達が倒れていた。


神楽「まさかあっという間に兵士達がやられるだなんて!? 」


源治「・・・女の力、恐るべし!? 」


ということがあり


ここで最初に戻る。


神楽「僕達も油断したらダメですね!? 」


ジュン「やられたらどんな言葉を書かれるかわからねぇからな!? 」


ちなみに大勢の兵士達の顔にも


『注意力不足』


『私が最後にやられちゃいました』


等々と書かれていた。


一刀「(もしかしたら俺達は最強の敵を相手にしているのかもしれん!?) 」


ある意味女達は黒龍より強いと思う一刀であった。


長くなりそうなので二つに分けます

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