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さらば北郷一刀!

この話と次話は投稿中期辺りから考えていた話です

黒龍と激闘を繰り広げる一刀達


そんななか、ついに一刀達新星は究極忍術・六限合身を完成させ、黒龍と互いにぶつかり合うも仲間の力を使う超一刀に黒龍は太刀打ちできず


最期は超一刀の光遁を食らうのであった!


黒龍「ぐおぉーーっ!? 」


バチチーーッ!!


超一刀の繰り出した光龍逆鱗波が黒龍の体を滅ぼしていく!


シュシュンッ!!


そして黒龍の消滅と同時に闇の兵団達も次々と消えていった。


超一刀「さすがのお前も体の一部が残らなければ再生できまい! 」


このままいけば一刀の完全勝利だったのだが


黒龍「お…俺をなめるなよ!! 」


シュシュッ!!


体を滅ぼされて上半身のみとなった黒龍は最後の力を振り絞って印を結ぶと


黒龍「闇よ!我が血となり肉となり、すべてを滅ぼせ!! 」


何やら呪文を唱え


黒龍「究極邪遁・闇変化の術!! 」


と、黒龍が術を発動させた瞬間!


ゴゴゴッ…!!


源治「・・・何だ地震か!? 」


玲「こんな時に地震かよ!? 」


突然地震が発生し


ジュン「いや、こいつは地震じゃない!みんな、あれを見ろ!! 」


スッ!


全員がジュンが指をさす方向を見てみると


ゴゴゴッ…!!


何と!?黒龍の城が震えていたのだ!


その直後


ババァーーッ!!


城は溶けてしまい、闇の気体へと変化していった!


超一刀「何だあれは!?何が起こったんだ!? 」


この出来事にさすがの一刀も驚いていると


黒龍「フッ!冥土の土産に教えてやるよ 」


頭だけとなった黒龍が一刀に話しかけてきた。


黒龍「あの城はもともと闇の気で作り上げたもの、俺の印により触れたものをすべて葬り去る呪いの気を発生させることができるのさ! 」


超一刀「何だと!? 」


恐ろしい言葉である


黒龍「俺はもう消えちまうがこの大陸が全て闇で覆われるわけだからよしとするぜ! 」


シュウゥッ…


超一刀「あっ!? 」


最期の言葉を残して黒龍は消滅してしまった。


ババァーーッ!!


そしてこうしている間にも闇の気はどんどん大陸を侵食していき


スッ!


元気に咲いていた花が闇の気に触れた瞬間


シュウゥッ…


花は一瞬で枯れてしまい


バタバタッ!!


飛んでいる鳥達は次々と墜落していった。


ババァーーッ!!


兵士達『ひぃっ!? 』


そしてこの闇の気が兵士達に触れると


バタバタッ!!


兵士達は次々と倒れていくのであった。


吹音「早く皆さん逃げてください!! 」


神楽「死にたくなければ早く逃げて!! 」


ダダッ!!


何とか闇の気が当たらないよう遠くに逃げるだけで今は手一杯であった。


源治「・・・ちっ!逃げるしかないなんて情けないぜ! 」


ドキュキュンッ!!


闇の気に弾丸を放つ源治だが


ぼとぼとっ!!


源治「・・・くっそーっ!! 」


闇の気に触れた瞬間、弾丸は落ちていくのであった。


ジュン「とりあえず今は逃げるしかないが 」


茜「このまま逃げていてもあの闇は大陸を覆ってしまいますから逃げても無駄です!? 」


玲「んなことわかってんだよ!! 」


葵「もうっ!!何か対処法はないの!? 」


みんなが焦りまくると


超一刀「・・・!? 」


蓮華「(一刀?) 」


何やら急に黙る一刀


その時!


超一刀「大丈夫だみんな!あの闇を封じる手が1つだけある! 」


全員『えっ!? 』


一刀の言葉に一刀以外の全員が驚いた。


玲「ま…マジなのかよ一刀!? 」


零奈「あの闇を封じる手が本当にあるの!? 」


超一刀「あぁ、究極忍術・六限合身は奇跡を呼ぶ忍術だ。不可能なんてない! 」


ジュン「それでその忍術って一体なんだ? 」


葵「勿体ぶらずに早く言いなさいよ! 」


みんなが一刀の言葉を待っていると


超一刀「その術の名は光神(こうごう)封印の術という究極の封印術だ。それを使えばあの闇を完全に消し去ることができる 」


おぉーっ!!


一刀の言葉を聞いたみんなは希望が見えてくるのだが


蓮華「(何だこの感じは!?) 」


蓮華だけが不安を感じていた。


源治「・・・だったら一刀、さっさとその術をつかっちまいなよ! 」


超一刀「あぁ、では早速… 」


スッ…


そして一刀が闇の気の発生源である中心部に行こうとしたその時!


蓮華「行くな一刀!! 」


ガシッ!!


突然蓮華が一刀の腕をつかんで叫んだ!


思春「蓮華様!? 」


茜「一体どうしたんですか? 」


雪蓮「そんなに慌ててどうしちゃったのよ? 」


みんなが蓮華の行動に驚いていると


スッ!


超一刀「忍法・一時停止の術! 」


フッ!


一刀はみんなが気づかない間に一時的だが蓮華以外の時間を止めると


蓮華「行くんじゃない一刀!姉様ほどではないが私の勘がそう言ってるんだ!行かせたら一刀がいなくなってしまうとな!? 」


蓮華は回りの動きが止まっているのにも気づかずに一刀に向かって叫び続ける。


蓮華「絶対に行くな!主君命令だ!みんなも一刀を止めて…ってあれ?何でみんなは黙って… 」


蓮華がみんなの動きが止まっていることに気づくと


超一刀「蓮華! 」


ギュッ!!


蓮華「か…一刀!?/// 」


一刀は蓮華を抱き締めると


超一刀「俺は蓮華のような人物を主君に持てて幸せです。そして愛することができて幸せです!!/// 」


蓮華「一刀、いきなり何を!?/// 」


こんな状況だというのにイチャイチャ気分な二人


超一刀「ですが、これは俺がやらなければいけないんです。この大陸を、人達を、そして愛する蓮華と後に現れるものを救うためにも 」


蓮華「一刀…/// 」


そしてつい蓮華が油断してしまったその時!


ビシッ!!


蓮華「うっ!? 」


がくんっ!!


超一刀「さよならです蓮華 」


シュッ! パッ!


蓮華に一撃を食らわして気絶させた一刀は時間停止を解除すると


思春「一体何が!? 」


茜「何だかおかしかった気がするんですけど 」


みんなが驚いている間に


超一刀「茜、蓮華様が疲れて気を失っている。あとを頼むぞ 」


茜「は…はい!? 」


スッ!


一刀は蓮華を茜に渡すと


超一刀「ではみんな、行ってくる! 」


バッ!!


一刀は闇の中心部に飛び立っていき、中心部にたどり着くと


シュシュッ!!


超一刀「光遁・光神封印の術!! 」


パアァーーッ!!


一刀は術を発動し、全身から輝かしい光を放った!


神楽「これで闇も終わりだね 」


遥「万々歳です 」


みんなが問題を解決したことに喜んでいると


バッ!!


姫子「皆、無事ですか!? 」


姫子一行がみんなと合流した


葵「姫様、何でこんなところに!? 」


夏芽「お前達の危機に助太刀しに来たのだ 」


銀錬『加勢します! 』


と助けに来てくれたのだが


ジュン「残念だが姫様達、もう全て解決しましたよ 」


銀錬『えっ!?そうなんですか!? 』


少しばかり援軍が遅かったようだ


五右エ門「ところで一刀の姿が見えねえけど 」


権左エ門「トイレにでも向かったか? 」


そのことを指摘されると


源治「・・・一刀なら大陸を覆うとしてる闇の中心部にいるぜ 」


玲「すげぇんだぜ!六限合身な上に光神封印っていう封印術を使ってるんだからよ 」


と、光神封印という言葉が出た瞬間!


姫子「こ…光神封印じゃと!?馬鹿者!!何故一刀を止めなかったのじゃ!♯ 」


ビシッ!!


いきなりみんなに説教する姫子


玲「どうしたんだよ姫様、いきなり怒鳴るだなんて 」


姫子「怒鳴りたくもなるわい!光神封印は人木主(じんぼくぬし)の類い(たぐい)の術なのだぞ!! 」


忍達『じ…人木主だって!? 』


今度は忍達が姫子の言葉に驚いた!


桃香「ちょっとすみませんけど人木主って何ですか?教えてくださいよ 」


華琳「そうよ。私達にも知る権利はあるわ 」


確かにそうなのだが


吹音「人木主は別名・人柱(ひとばしら)なんです!? 」


人柱…神様を鎮めるお供えとして死ぬ人。別名・生け贄


桃香達『えっ!? 』


ようやくこの大陸にいる人達も理解できたようだ。


姫子「確かに光神封印はあらゆるものを封印できる究極の封印なのじゃが、代償として術者は消滅してしまうのだ 」


まさに命がけの封印である。


茜「で…でも六限合身は奇跡を呼ぶ忍術ですから一刀様だって生きて帰って!? 」


確かに六限合身のままならその確率もわずかにあったかもしれないのだが


シュッ!


理央「んっ?あれはなんですか? 」


中心部から五つの光が飛ばされると


パァッ!!


相棒達『うわっ!? 』


光は小助以外の相棒達になった。


ジュン「神速丸!? 」


玲「牡丹!? 」


源治「・・・万年!? 」


吹音「月光!? 」


葵「あられ!?一体なんで離れたのよ!? 」


相棒達は一刀が六限合身した際に一刀と融合し、六限合身が解除されるまで元に戻れない。


それが戻れたということは…


あられ『離れたんじゃないよ!一刀さんが強制的に僕達を離したんだよ!? 』


神速丸『俺達を巻き添えにしたくないと言ってな!? 』


全員『なんだって!? 』


六限合身でなければ一刀は95%死んでしまう!


一刀自身もそんなことはわかっているのだが他の相棒達を救うためそうしたのだ!


万年『まだ小助がいるぞ 』


牡丹『それならまだかすかに希望が… 』


ところが


月光「ちょっとあれを見て!? 」


シュッ!


中心部から一つの光が放たれると


パッ!


小助『いてて!? 』


光は小助になってしまった。


玲「一刀の奴、まさか小助まで放すだなんて!? 」


これで一刀が生き残る確率は0,001%以下となってしまったのだった。


そして


蓮華「はっ!? 」


思春「目が覚めましたか蓮華様 」


ようやく蓮華の目が覚めると


蓮華「思春、一刀はどうしたんだ!? 」


目覚めた蓮華は思春だけでなくみんなに聞くが


全員『・・・ 』


全員が黙ったままであった。


その意味を察した蓮華は


蓮華「一刀!一刀ーっ!! 」


茜「蓮華様、追いかけちゃダメです!? 」


自ら闇の中心部に向かおうとする蓮華を止める茜


そして


一刀「(さらばだみんな!) 」


パアァァーーーッ!!


一刀の全身から神々しい光が放たれると


シュンッ!!


パァッ!!


闇は完全に消え去ったと同時に一刀まで消滅してしまったのだった。


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