表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
168/200

壮絶!大双六大会

投稿したのが1月初期ということで正月ネタです

それは現代ならば大晦日である12月31日のこと


ゴォ〜〜〜ンッ♪


108回目の除夜の鐘が鳴り終わり


カチッ!


時刻が1月1日になった瞬間!


パンパカパーンッ!!


突然物凄い音が鳴り響いた。


そして…


茜「お集まりの皆さん、そして読者の皆さん、あけましておめでとうございます♪ 」


零奈「おめでとうございます♪ 」


理央「あけおめ♪ 」


和服姿の茜と零奈と理央が登場すると


茜「今回は新年を祝いまして、忍と主君の大双六大会を開きたいと思います 」


零奈「ルールは簡単、この呉の城で忍と主君がペアを組んで様々な障害をクリアしながらスタートからゴールまで目指すゲームです 」


理央「それでは選手の紹介をしましょう 」


そして現れたのは…


茜「まずは最初に一刀様と蓮華様のペア! 」


蓮華「頑張るぞ一刀! 」


一刀「御意! 」


一刀・蓮華ペア


零奈「続いて葵さんと桃香様のペア! 」


桃香「目指すは優勝だよ! 」


葵「はいっ! 」


葵・桃香ペア


理央「続いてジュンさんと華琳さんのペア! 」


華琳「やるからには勝ちにいくわよ 」


ジュン「へ〜い 」


ジュン・華琳ペア


茜「続いて玲さんと月ちゃんのペア! 」


玲「タイマンなら負けねぇぜ! 」


月「玲さん、喧嘩じゃありませんよ! 」


玲・月ペア


零奈「続いて吹音さんとぱいぱいさんのペア! 」


白蓮「私の名前は白蓮だぁーっ!! 」


吹音「白蓮様、落ち着いてください!? 」


吹音・白蓮ペア


理央「最後に特別出場!源治さんと桔梗様のペアです 」


源治「・・・再び桔梗様の従者になれるだなんて幸せだ! 」


桔梗「今回だけじゃからな 」


源治・桔梗ペア


茜「ちなみに優勝チームには金一封と各国の料理自慢が作った特製御節料理が食べられます 」


と流された直後


雪蓮「金一封ですって!?はいはい!私も出場する! 」


雪蓮が出場を名乗り出たが


ゴチンッ!!☆ミ


冥琳「お前は今日は観戦役だと言っただろうが♯ 」


ずるずるっ!!


雪蓮「あ〜ん!金一封がほし〜い!? 」


冥琳に引きずられて観客席に連れ戻される雪蓮であった。


それはさておき


茜「それではまずは最初にジャンケンで勝った葵・桃香ペアからサイコロを振ってください 」


そして


桃香「え〜い! 」


ぽいっ!!


桃香がサイコロを投げると


コロンっ!!


『3』


出た目は3であった。


葵・桃香『1、2、3っと! 』


スッ!


そして二人が進んだマスをよく見てみると


葵「え〜と、突然の集中豪雨を食らう 」


桃香「空は晴れてるのに雨は降らないよね 」


ところが


茜「ルールには従ってもらいます♪ 」


シュシュッ!!


葵「えっ!? 」


茜が印を結ぶと


茜「水遁・集中豪雨の術! 」


その直後


どじゃじゃーーっ!!


葵「うわっ!? 」


桃香「きゃーっ!? 」


二人の上から物凄い雨が降り


葵「こんなのってありなの!? 」


桃香「くしゅんっ! 」


二人はずぶ濡れになってしまった。


そしてこの結果を見た他の五組は思った。


五組『(3だけは出ないようにしないと!?) 』


だが3以外にも危険なマスがあることをこの時はわからなかった。


零奈「それでは続いて一刀さん、蓮華さんペアお願いします! 」


蓮華「では、はぁっ!! 」


コロンっ!!


『5』


そして一刀と蓮華が5マス進むと


一刀「え〜と、主君か忍のどちらかが下着一枚になる!? 」


このマスに


男達『おぉーっ!! 』


ジュン・源治『おぉーっ!! 』


興奮しまくる男達


更に


男達『孫権!孫権! 』


ジュン・源治『蓮華さん!蓮華さん! 』


蓮華「えぇっ!?/// 」


男の誰もが蓮華が脱ぐようにとコールするが


バサッ!


一刀「俺がやりますから!! 」


と言ってトランクス一枚になる一刀だが


男達『ぶぅーーっ!! 』


ジュン・源治『ぶぅーーっ!! 』


一刀「うるさい!! 」


一刀は男連中からブーイングを食らい


蓮華「はふぅっ!?/// 」


バタンッ!!


一刀「蓮華様!? 」


一刀の下着姿を間近で見た蓮華は倒れてしまい


葵・玲・吹音・茜『!?////// 』


零奈「あのぅ、皆さん? 」


遠くからでも一刀の下着姿を見た四人も顔を赤くしていた。


それから少しして


バサッ!


一刀「ふぅっ!? 」


一刀が服を着ると


茜「はっ!?私は何を!?何か素敵なものを見た記憶はあるんですけど!? 」


零奈「まぁそれは置いといて、ともかく次のジュンさん、華琳さんペア、サイコロを振ってください! 」


華琳「まったくもう!はぁっ! 」


コロンっ!!


『6』


華琳「あら、いきなり6だなんてついてるじゃない 」


ジュン「(何だか碌な(ろくな)目に遭いそうにないな!?) 」


このジュンの予感は当たっていた。


そして二人がたどり着いたマスには


ジュン「え〜と、絶叫マシンに乗りながらお化け屋敷一周 」


華琳「えっ!? 」


華琳が驚いている間に


ガシンッ!!


華琳・ジュン『えっ!? 』


いつの間にか二人はジェットコースターに乗せられると


茜「それでは行ってらっしゃいませ♪ 」


ガァーッ!!


華琳・ジュン『わぁーっ!? 』


二人を乗せてジェットコースターは発進してしまった!


ジュン「少しびびったぜ!? 」


華琳「ふ…フンッ!ジェットコースターってのも大したことないじゃない!? 」


確かにジェットコースターだけならまだマシだったかもしれないが


妖怪「でろでろーっ!! 」


バンッ!!


華琳・ジュン『ぎゃーっ!? 』


遥が用意した本物の妖怪が出るので恐怖が強かったりする。


キキィッ!!


そして終了後


ジュン「あ〜!?ジェットコースターって久しぶりだけどやっぱ怖かったな!?華琳、お前はどうだっ… 」


とジュンが隣にいる華琳の方を見ると


ぴちゃっ!


ジュン「か…華琳!? 」


華琳「・・・ 」


華琳は気絶しており、座席は何かの水で濡れていた。


ジュン「この水ってやっぱ華琳のお漏ら… 」


とその時!


ドガバキンッ!!☆ミ


華琳「これは汗よ!わかったわね!!♯ 」


ジュン「は…はい!? 」


ジュンをボコボコにする華琳であった。


それから少しして


白蓮「えいっ!! 」


コロンっ!!


次の白蓮がサイコロを振ると


『1』


白蓮「たったの1か!? 」


吹音「まぁまぁ白蓮様、急がば回れ(危険なことより安全策をとった方がいい)と言うじゃないですか 」


スッ!


そして二人がマスに進むと


吹音「えぇと、忍が主君のどちらかが5秒間全裸になる 」


この言葉に


男達『うぉーーっ!! 』


ジュン・源治『吹音!吹音! 』


男達は喜び、ジュン達は吹音コールまでしてきた。


白蓮「吹音に恥をかかせるわけにはいかない!ここは私が… 」


ぐいっ…


と言って脱ごうとする白蓮だが


男達『ぶぅーーっ!! 』


白蓮「何でだよ!! 」


男達からブーイングを受けてしまった。


ジュン「脱ぐなら吹音にしろ! 」


源治「・・・きっと読者だってそれを望んでいる! 」


白蓮「お前ら〜♯ 」


このまま騒動が起きるかと思われたが


吹音「白蓮様、わたし、脱ぎます! 」


白蓮「えっ!? 」


ぐいっ…


そして吹音が服に手を掛けると


バサッ!


蓮華「一刀は見るな!! 」


一刀「うわっ!? 」


吹音が衣類を脱ぎ捨てると同時に一刀の目がふさがれ


ジュン・源治・男達『おぉーっ!! 』


ジュン達と男達は興奮するが


バンッ!!


ジュン・源治・男達『だぁーーっ!? 』


ずでーんっ!!


ジュン達と男達はずっこけた!


何故ならば…


ビュウゥゥ…


吹音「風遁・風の衣類です 」


吹音が術で自分の体に風を吹かして大事なところを隠していたからであった。


吹音「(私の体は一刀さんにしか見せません♪) 」


それから少しして


零奈「続いては玲さんと月ちゃんペア、サイコロを振ってください! 」


月「へぅっ! 」


コロンっ!


『2』


玲「どんな障害だろうが俺が蹴散らしてやるぜ! 」


月「お願いしますね 」


そして二人がマスに進むと


玲「何々…、忍と主君の下着を着せ替えるだと!? 」


月「へぅ〜!? 」


すごいマスだが案外この二人に合っているのかもしれない


何故なら男と女の組である一刀、ジュン、源治は下着を替えたくないだろうし


同性である葵、吹音だと胸の大きさに違いがありすぎる


葵〈桃香


吹音〉白蓮


だが胸の大きさがほぼ同じであるこの二人ならば案外合っているかもしれないのであった。


そして更衣室にて


月「玲さんったら、またこんな子供っぽい下着つけて 」


玲「別にいいじゃねぇか!!月だってガーターベルトなんて大人っぽいの着やがって/// 」


月「へぅっ!?言わないでください〜!?/// 」


このような会話が鳴り響いていた。


源治「・・・(俺的には桃香さんが葵の下着着てポロリするのが見たかったんだがな) 」


理央「げ〜ん〜じ〜さ〜ん〜♯ 」


源治「・・・き…気を取り直して双六の続きしようぜ!? 」


誤魔化す源治であった。


理央「まったくもう!では最後に桔梗さん、振ってください 」


桔梗「うりゃっ!! 」


コロンっ!!


『4』


源治「・・・(エロイベント頼むぜ♪) 」


そして源治がマスに進むと


源治「・・・えぇと、忍が主君に得物でお尻を30回叩かれる。なにぃっ!? 」


内容はエロイベントではなく罰ゲームであった!


源治「・・・ちょっと待て!?桔梗様の得物ってことは!? 」


桔梗の得物、それはすなわち


桔梗「これじゃろう 」


ズシンッ!!


パイルバンカーである豪天砲であった。


源治「・・・嫌だ〜!?尻叩きとはいえそんなので叩かれたらお尻が死ぬ〜!? 」


逃げようとする源治だが


桔梗「男なら覚悟せい! 」


ガシッ!!


桔梗に捕まってしまった。


源治「・・・誰か助けて〜!? 」


それでも泣き叫ぶ源治だが


一刀「落ち着け源治! 」


ジュン「他の人よりマシだぞ! 」


源治「・・・えっ!? 」


一刀「考えてみろ!他の主君の得物は刃物ばかりだぞ! 」


ジュン「尻が刻まれるのと叩かれるのどっちがマシだ! 」


確かに他の主君の得物は剣、鎌である。


それに比べたら多分豪天砲はマシだろう。


源治「・・・そうか!そう考えれば… 」


桔梗「では、い〜ち!! 」


バッチーーンッ!!


源治「・・・でもやっぱ痛い〜!? 」


そしてその後もマスの指示に苦しみながらも六組はサイコロを振りまくり


コロンっ!!


気づいてみれば全組が同じマスにたどり着いていた。


一刀「ゴールまであと2マスですね!? 」


ジュン「ここまでの苦労がやっと報われるぜ!? 」


ボロッ!!


だがよく見てみると忍達はほとんどボロボロであった。


それはともかく置いとくとして


茜「さぁ、全組が同じマスにたどり着いたわけですが 」


零奈「気になるお題は一体!? 」


その最後かもしれないお題はというと


『主君が回し姿になる。できたら先着で2マス進む。できなければスタートに戻る』


全員『えっ!? 』


最後を前にしてすごいお題である。


茜「これは先着制ですのでできた人がゴールになります 」


という言葉に


源治「・・・桔梗様!是非とも回し姿を俺に… 」


バッ!


桔梗に抱きつこうと飛びかかる源治だが


ガツンッ!!☆ミ


桔梗「回し姿になるくらいならスタートに戻るわい!!♯ 」


源治「・・・そんな〜!? 」


源治を連れてスタートに戻る桔梗


ジュン「華琳!今がチャンスだぜ! 」


華琳「何がチャンスなのよ!! 」


ジュン「だって主君の中で胸が小さい方だから回しになっておっぱい丸出しになっても別に気にはしな… 」


ドガバキンッ!!☆ミ


華琳「スタートに戻らせてもらうわ♯ 」


ジュン「・・・ 」


ずるずるっ!


怒った華琳は気絶したジュンを引きずって去っていった。


桃香「あのぅ葵ちゃん、私は母からの遺言で回しはつけちゃダメって言われてるの!? 」


葵「桃香様の母は生きてるでしょ!!っていうか、やらなくていいですから!! 」


月「玲さん、私もやりたくないです 」


玲「まぁ仕方ねぇな 」


葵、玲ペア脱落


残るは二組となったわけだが


蓮華「一刀!私は着るぞ!/// 」


男達『おぉーっ!! 』


自ら回し姿になると言い出す蓮華だが


一刀「それはダメです!! 」


それを必死で止めようとする一刀


蓮華「何故だ!?確かに恥ずかしいが一時的に我慢すれば… 」


一刀「そういう問題じゃありません!! 」


スッ!


一刀は蓮華に近づくと


一刀「(他の男に蓮華様のそんな姿を見せたくありません!) 」


蓮華「(一刀///) 」


蓮華の回し姿を見るのは自分だけだと小声で伝える一刀


茜「これで全組が脱落というわけですね 」


零奈「ということはまたスタートからやり直し… 」


ところが


白蓮「ちょっと待てい!!♯ 」


存在を忘れられて一人怒鳴る白蓮


そしてそんな白蓮の姿は


バァンッ!!


白馬の回しを着けていた!


茜「おぉっと!いつの間にか白蓮さんが回しを着用している!? 」


理央「一体何が起きたのでしょうか!? 」


その理由は簡単であった。


白蓮は目立たない性格なため、みんなが騒いでいる間にその場で着替えていたのだが気付かれなかったのだった。


零奈「回しを着用、ということは大双六大会は白蓮さんと吹音さんの優勝です! 」


バァンッ!!


吹音「やりましたね白蓮様! 」


白蓮「あぁ、いつもは目立たないなんて言われて損ばかりしていたが、それが今回はいい展開になるだなんて、吹音!共に喜びの万歳をしてくれ! 」


吹音「はい喜んで! 」


バンザイッ!バンザイッ!


喜びのあまり万歳する二人だが


白蓮はすっかり忘れていた!


ぷるんっ♪


自分の姿が回し姿であり、万歳してしまうとおっぱいが見えてしまうことを


そして…


一刀「ブバッ!! 」


バタンッ!!


蓮華「一刀!? 」


一刀が鼻血を出して倒れた。


月光「はぁ、白蓮様、あなた自分の姿をわかってらっしゃるの? 」


白蓮「えっ? 」


吹音の相棒である猫又の月光に言われて白蓮が自分の姿を見てみると


わぁーーっ!!//////


大双六大会会場から白蓮の物凄い悲鳴が聞こえたという。


それから少しして


全員『ではあらためまして、あけましておめでとうございます♪ 』


あの後、大量の御節料理を白蓮と吹音だけで食べきるのには無理があるためみんなで分けることになった。


吹音「白蓮様、いじけてないで機嫌を直してください!? 」


白蓮「うぅ…。ほっといてくれ、どうせ私はおっぱい丸出し太守なんだ 」


先程のショックですっかりいじける白蓮


それはさておき


蓮華「御節料理には様々な意味があるというが何があるんだ一刀? 」


一刀「そうですね。一般的には… 」


黒豆…長寿と健康

紅白かまぼこ…赤は魔除け、白は清浄

伊達巻…学問、教養

栗きんとん…金運

海老…出世

昆布巻き…喜ぶ

蓮根…将来を見通す


※本当のことです


一刀「あと確か、数の子は子孫繁栄だったかな 」


と一刀が言った直後


蓮華「一刀!主君命令だ!数の子を食べまくれ! 」


ドジャシャーッ!!


一刀「あががーっ!? 」


大量の数の子を食べさせられる一刀であった。


一方


雪蓮「あーもうっ!!双六大会に出られなくてムカツク!神楽、女装しなさいよーっ!! 」


神楽「何でですか〜!? 」


神楽に女装をさせるよう迫る雪蓮であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ