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現れた白鉤ヒロキ

大戦開始から一日が経ち


昨夜、両軍にて地獄のような出来事が発生した後


バンッ!!


軍議室にて一刀を除いた新星達と魏と蜀の王である華琳と桃香、そして雪蓮と月と白蓮が立っていた。


桃香「蓮華さん遅いですね 」


華琳「今日は主要人物が集まって作戦会議だというのに 」


ジュン「(一刀の奴、昨日は貧血で倒れてたからな、どんな凄いお仕置きを受けたのやら!?) 」


※一刀と蓮華以外の人物はお仕置きの内容をしりません。


雪蓮「(う〜ん!前から思ってたけどあの二人って何か怪しいのよね。私の勘では一刀が呉を去りかけた時に子作り済み!?まさかね、もしそうだとしても今頃蓮華のお腹が大きくなっているはずだもの) 」


何やら知りかけている雪蓮


実際雪蓮の言うように蓮華を危ない目に遭わせた責任を感じて一刀が呉を去りかけた時(※五十三話参照)に子作りをしているのならば蓮華のお腹がだいぶ大きくなっているはずだが蓮華のお腹は普通と変わらなかった。


すると


蓮華「遅れてすまなかった 」


一刀「・・・ 」


ようやく一刀と蓮華が現れた。


華琳「まったくもう! 」


白蓮「まぁまぁ、とにかく軍議を始めようじゃないか 」


月「私はお茶を入れますね 」


そして一刀達が軍議を始めているその頃


黒龍軍サイド


黒龍「フッ!新星共め、今日こそ貴様らの最期だということを教えてやるぜ! 」


ぱちんっ!


黒龍が指を鳴らすと


ババッ!!


黒龍の背後に青、黄、茶、赤、緑のローブを来た五人組が現れ


黒龍「五天竜出撃だぜ! 」


ぱちんっ!


再度指を鳴らすと


ババッ!!


五天竜と呼ばれる五人組は一斉に飛び出していった。


黒龍「ヒロキ!お前も行きな! 」


ヒロキ「承知! 」


バッ!


そして黒龍の右腕的存在である白鉤ヒロキも戦場に向かうのであった。


黒龍「この先、面白くなりそうだぜ 」


一方その頃


ザザッ!!


桃香「各部隊の配置が完了したようですね 」


華琳「ならもう大丈夫ね 」


連合軍は作戦を考えた結果


本日は守りではなく攻めに徹する作戦に出たのだ。


だが攻めるのは一刀以外の新星達と数百人の兵士達であり、残りのものは連合軍の守りに入っている。


ちなみに一刀が残っているのは万が一のためである。


そして新星達は兵士達を引き連れて出撃するわけなのだが


桃香「葵ちゃん!怪我しないでね!? 」


葵「わかってますよ桃香様! 」


華琳「ジュン、死んだら恨んでやるんだから 」


ジュン「お〜こわっ!?それじゃあ華琳の泣き顔見たくないし、死なねえようにしないとな 」


華琳「バカ/// 」


月「玲さん、どうか無事でいてくださいね 」


玲「気にすんなって月、俺は簡単には死なねえからよ! 」


幽州兵達『風切将軍!我ら全員、命をかけてあなたをお守りいたします!! 』


吹音「あ…ありがとうございます!? 」


白蓮「私の大事なシーンをとるな〜!! 」


とまぁ、それぞれが主君から言葉をもらうなか


源治「・・・桔梗様!この戦い、生きて帰ってきたらどうかそのおっぱいを揉ませてください!! 」


いつもならばアイアンクローを食らわされる台詞なのだが


桔梗「まぁよかろう。それでお主がやる気を出すなら胸の一つや二つくらい揉ませてやるわい 」


源治「・・・ありがとうございます!絶対生きて帰ります! 」


何と!?源治の願いが聞き入れてもらえた。


源治「・・・で…では、味見としてちょいと一揉み…♪ 」


だが調子に乗る源治に


ガシッ!! ガシッ!!


桔梗「たわけが!!調子に乗るでないわ!!♯ 」


理央「げ〜ん〜じ〜さ〜ん〜♯ 」


めきめきっ!!


源治「・・・ぎゃーっ!? 」


お仕置きとして桔梗と理央に頭の前と後ろを締め付けられるWアイアンクローを食らわされる源治であった。


理央「源治さんだけじゃ心配なので私も行きます! 」


源治「・・・(来なくていいのに!?) 」


そして


一刀「それではみんな、死ぬなよ! 」


ジュン「任せろっての! 」


葵「一刀こそ桃香様を守ってよね 」


玲「お前が先に死んだらぶん殴ってやるからな 」


吹音「必ず生きて一刀さんのもとに帰ってきますからね 」


源治「・・・俺より先に桔梗様の乳に触れたら殺すからな! 」


ザッ!!


そして一刀を除く新星達+理央は兵士を連れて向かっていった。


桃香「私達も戻りましょうよ 」


白蓮「そうだな 」


華琳「蓮華、あなたも戻るわよ 」


と華琳が言うと


蓮華「あ…あぁ、戻るとするか 」


ぎこちないような感じで返事をする蓮華


だが陣地の外に一刀、蓮華、茜、神楽、遥、零奈だけが残ったその時!


?「邪遁・封印結界! 」


ババッ!!


蓮華「えっ!? 」


結界が張られ陣地と外に分かれてしまった!?


桃香「えっ!?蓮華さん!? 」


ドンドンッ!!


結界を叩く桃香だがそれくらいではびくともしなかった。


神楽「これは強力な封印術ですよ!? 」


茜「こんなのが作れる人物って…!? 」


元黒龍軍である茜には心当たりがあった。


その人物とは…


ヒロキ「俺だよ 」


バァンッ!!


黒龍の右腕的存在である白鉤ヒロキであった!


一刀「お前は!? 」


ヒロキ「はぁい北郷一刀、直接会うのは二度目だっけ? 」


※一刀はヒロキと一度会っています(七十八話参照)


零奈「黒龍軍が向こうから現れてくれるだなんて 」


ジャキンッ!!


一刀達忍は一斉に武器を取り出すが


ヒロキ「へぇ、意外と喧嘩っ早いんだな忍って、だけど… 」


シュバッ!!


ヒロキは高速で移動すると


ガシッ!!


ヒロキ「隙だらけなんだよね 」


一刀「蓮華様!? 」


バンッ!!


ヒロキは蓮華を人質にしてしまった!


ヒロキ「おっと!動くとこの女の命はない!全員武器を捨てな! 」


一刀「くっ!? 」


ポイッ!!


ヒロキに言われて武器を捨てる一刀達


遥「(ジュンさん達は何をしてるんですか!?早く助けに来てください!?) 」


先に出ていったジュン達に期待する遥だが


ヒロキ「言っておくけど、他の新星達もそれぞれ黒龍軍の五天竜が相手をしているから助けを待ったところで無駄だよ 」


一刀達『!? 』


絶望が一刀達を襲った!


そして…


ヒロキ「ちなみにこの結界は俺を倒さない限り解けることはない!まぁ無理な話だけどね 」


更なる絶望が一刀達を襲うのであった!


ヒロキ「さて、俺の相手は北郷一刀にしてもらうとして、他の奴らはこいつの相手をしてもらおうかな! 」


ぱちんっ!!


ヒロキが指を鳴らすと


ブォンッ!! ズズズッ…!!


神楽「何だあれは!? 」


地面に術式が出現し、そこから巨大なロボットが出現した!


ヒロキ「あれぞ黒龍軍の科学を全て集めて作り出した最終兵器・操児・(かい)だ!お前達は操児・改の相手をしてもらう。ただし得物無しでな! 」


ギランッ!!


蓮華「う…うっ!? 」


蓮華の首に苦内を当てるヒロキ


雪蓮「ちょっとあんた!蓮華を人質にするだなんて何の恨みがあるってのよ!! 」


妹の危機に雪蓮が叫ぶと


ヒロキ「恨み?そんなのはない!ただこいつが北郷一刀の主君なだけだからさ!そしてこの女が死んだ時、北郷一刀も死ななければならない! 」


雪蓮「どういうことよ!? 」


ヒロキ「知らないなら教えてやるよ。主君を持った忍は主君が自然死(寿命や重い病)以外で死んだ時、仕えている忍も死ななきゃならない!つまり… 」


ブォンッ!!


ヒロキは蓮華を上に投げると


バッ!


ジャンプして蓮華に追い付き


一刀「やめろーっ!? 」


ヒロキ「消えな北郷一刀! 」


ズバンッ!!


全員『!? 』


ヒロキは蓮華の首を切り落としてしまった!


茜「そ…そんな!? 」


すると


バッ!


ヒロキは一刀の前に現れ


ヒロキ「北郷一刀!お前も主君の後を追って死ね!! 」


ブォンッ…


苦内を降り下ろすと


一刀「うわっ!? 」


サッ! ザシュッ!!


ヒロキ「ちっ!浅いか 」


一刀が避けてしまい軽く切り裂いただけであったが


次の瞬間!


ぐぐっ… ぼぉーんっ!!


全員『えっ!? 』


いきなり一刀の胸が巨乳になってしまった!


ヒロキ「これは一体!? 」


これにはさすがのヒロキも驚いていると


すくっ!!


何と!?首を落とされたはずの蓮華の体が動き出したのだ!


遥「お…お化けです!? 」


ガシッ!!


ヒロキ「なっ!? 」


そして蓮華の体はヒロキを押さえつけると


?「危ないところだったぜ 」


ヒロキ「その声はまさか!? 」


蓮華の体から聞き覚えのある声が聞こえてきた。


すると


バッキーーンッ!!


いきなり蓮華の体が破壊され


一刀「北郷一刀、参上! 」


バンッ!!


中から一刀が現れた!


ヒロキ「バカな!?北郷一刀はあっちに!? 」


とヒロキが巨乳の一刀を見ると


バサッ!


一刀の頭の毛が落ち


蓮華「作戦成功だな! 」


バンッ!!


そこに蓮華が現れた!


ヒロキ「なっ!? 」


ここで何が起きたのか説明しよう。


実は一刀と蓮華は昨日の夜から互いに入れ替わっていたのである。


声は腹話術で互いに発していたのだ。(ただし蓮華は腹話術は苦手だったためうまく話せられない)


ちなみにさっきヒロキが切ったのは一刀に変装するため蓮華の胸に巻いていたサラシである。


一刀「お前のような相手には不意打ちしかないからな、みんな!得物を手に取れ! 」


一刀が叫ぶと


スッ!


茜「言われなくてもわかってます! 」


神楽「この怒りはこの巨大ロボットで晴らします! 」


零奈「覚悟なさい! 」


遥「頑張ります! 」


一刀が叫ぶ前に得物を拾い、操児・改に立ち向かおうとする四人


一刀「お前の相手は俺がしてやるぜ! 」


ドグボッ!!


ヒロキ「がはっ!? 」


一刀はヒロキの腹に膝蹴りを食らわせると


ヒロキ「おのれ北郷一刀め!!こうなったらこの痛みは倍返しにして返してやるぜ! 」


バッ!


ヒロキが一刀から距離をとって離れると


一刀「お前は俺が倒してやるぜ! 」


ビシッ!!


一刀はヒロキに指を向けるのであった!!


黒龍軍 忍者ファイル


甲神 銀錬


性別・女

得物・あらゆる忍具

好物・素麺

弱点・暑い場所、妖怪

バスト・Eカップ


夏芽と同じように姫子を護る立場である従者。見た目はごつい鎧を着ていて男とよく間違われる。声が出せないため会話は看板を利用。鎧の中は半裸かビキニを着ている。忍具マニアであり、暑い場所にいると鎧の中が蒸して暴走する。

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