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立ち向かえ遥!

遥の能力が発動!

三国連合軍VS黒龍軍の大戦がついに開始され


最初は新星のいる三国連合軍が優勢だったのだが


連合軍陣地より左側


ジュン、遥がいる左側にて


ダイダラボッチ「でえだら〜!! 」


下忍達『ぎゃーっ!? 』


ズシズシンッ!!


遥が操る妖怪ダイダラボッチが黒龍軍の下忍達を踏み潰しながら進んでいると


由太朗「あ〜♪… 」


ズッシーーンッ!!


下忍「ゆ…由太朗さん!? 」


戦場だというのに呑気にポテチを食べていた由太朗を踏み潰してしまった!


だが


ダイダラボッチ「で…でえだら…!? 」


遥「えっ!? 」


ぐぐぐっ…


ダイダラボッチの足が少しずつ上がると


由太朗「テメェ、いま何をしやがった!!♯ 」


バンッ!!


ダイダラボッチの足の下にダイダラボッチの足を片手で持ち上げる由太朗がいた!


しかも何だかいつもと様子がおかしい


すると


中忍「(め…目覚めてしまった!?) 」


由太朗の様子を見て驚く中忍


下忍「い…一体由太朗さんに何が起きたんですか!? 」


中忍「そうか、お前は知らないんだったな、あれは数年前のことだ!? 」


数年前、当時下忍であった由太朗だが性格は現在と変わらず鍛練中でもポテチを食べるほどであった。


そんな時、当時の下忍指導官だった上忍の一人が


上忍「こんなもん食ってないで鍛練しやがれ!! 」


由太朗「あっ!? 」


パシッ!! ぐしゃっ!!


由太朗からポテチを奪い、踏み潰してしまったのだった!


その直後…


由太朗「テメェ、いま何をしやがった!!♯ 」


上忍「あんっ!!♯ 」


ギロリッ!!


その後、由太朗はその上忍を殴り殺し、上忍のトップ級であるヒロキとビューティー華斑が押さえつけるまで暴れていた。


そしてその狂暴性と怪力に興味を持った黒龍により由太朗は中忍になったのだった。(当初は上忍だったのだが本人が忙しくなるからと拒否した)


普段は大人しい『仏』の由太朗だが、ポテチを潰されたり、食べてる時に邪魔されると『鬼』の由太朗に変化するのだ!(そのため黒龍でさえも無駄に呼び出せなく、本人がやる気でないと出動しない)


ガシッ!!


そんな由太朗がダイダラボッチの足をつかむと


由太朗「うっだらーっ!!♯ 」


ブォンッブォンッ!!


ダイダラボッチ「でえだら〜!? 」


遥「うわぁ〜っ!? 」


由太朗はダイダラボッチをジャイアントスイングで回し


パッ!


ダイダラボッチ「でえだら〜!? 」


ボンッ!!


遥「きゃんっ!? 」


ダイダラボッチは消えてしまった!


そして落とされた遥のもとに


由太朗「まだ戦いは終わってねぇぞ!!♯ 」


スッ!


鬼と化した由太朗が遥に迫る!


遥「ひっ!?いやーっ!? 」


ババッ!!


妖怪達『うがぁーっ!! 』


由太朗が迫ってくる恐怖から妖怪を出しまくる遥だが


由太朗「こんなもん効くかぁーっ!!♯ 」


ドカカカッ!!


ボボボンッ!!


遥「あぁっ!? 」


全て由太朗に殴り消されてしまった!


由太朗「さて、残るはテメェだけだな!!♯ 」


遥「ひっ!? 」


先程の恐怖による妖怪呼びの術により気が少なくなった遥にもはや反撃することはできなかった。


由太朗「あの世でポテチに謝りな!!♯ 」


ブォンッ…


遥「ひっ!? 」


沙和「あっ!?遥ちゃんが危ないの!? 」


星「だが助けたくともこちらも手一杯だ!? 」


他の武将達が遥を助けようにもみんな自分の相手だけで手一杯なため動くことができない!


そして由太朗の拳が遥に迫り、遥が目を閉じたその時!


ジュン「おらよっ!! 」


ドカァッ!!


由太朗「がっ!? 」


ズザザーッ!


遥「ジュ…ジュンさん!? 」


バンッ!!


由太朗は突然横からやって来たジュンに蹴り飛ばされた!


ジュン「大丈夫か遥! 」


遥「は…はい!? 」


ジュンの介入により遥は助かったのだが


ガバッ!!


由太朗「テメェ、よくもやりやがったな!!標的変更!お前を殺してやるぜ!!♯ 」


起き上がった由太朗は狙いを遥からジュンに変更した!


ジュン「ちっ!遥、お前は逃げな! 」


遥「えっ!? 」


ブォンッ!!


そして由太朗の拳がジュンに迫るが


ジュン「よっと! 」


サッ!


ジュンは由太朗の拳を軽く避けた!


由太朗「このこのっ!!♯ 」


ブォンッブォンッ!!


それでも由太朗はジュンを攻撃するが


ジュン「よっ!ほっ!さっと! 」


サササッ!!


ジュンは由太朗の攻撃をかわし続けていた。


沙和「さすがは春蘭様の剣を避ける隊長なの!? 」


普段仕事をサボっているところを華琳に見つかり、春蘭に襲われているジュンだが、春蘭が脳筋な性格のため攻撃をかわしているのだ。


ジュン「(見た感じこいつも怒りで複雑な攻撃をしそうにない!スタミナ不足で隙をついてやるぜ!) 」


とジュンは思っていたが


由太朗「オラをなめるんじゃねぇ!!♯ 」


シュシュッ!!


由太朗は印を結ぶと


由太朗「忍法・腕生やしの術! 」


ニュニューッ!!


ジュン「なにっ!? 」


由太朗の両肩から腕が生えてきた!


そして


ガシッ!!


由太朗「隙ありだ!!♯ 」


ジュン「しまった!? 」


ジュンは両手足をつかまれると


由太朗「体術・螺旋拳! 」


ギュルルーーッ!!


そのまま腕を回転させる由太朗


この術は本来なら回転を加えた拳を繰り出す体術なのだが


ジュン「ぎゃーっ!? 」


めきめきっ!!


相手の手足を握ったまま回転させることにより相手の手足をねじ曲げることが可能なのだ!


ジュン「くっ!?雷遁・自雷矢(じらいや)! 」


ゴロゴロッ…


ビシャーーッ!!


由太朗「おっと!! 」


パッ!


ジュンは自分に雷を落として手足がねじ切られることは避けたのだが


ジュン「がはっ!? 」


それでも大ダメージにはかわらなかった!


遥「ジュンさん、大丈夫ですか!? 」


ジュン「遥、まだここにいたのか、逃げなって言ったろ!? 」


というジュンだが


遥「そんな!ジュンさんを置いて逃げるなんてできません!私だって戦います! 」


スッ!


由太朗に対して構える遥だが


ガタガタッ…


その体は震えていた。


遥自身、由太朗には敵わないとわかっているのだがジュンを置いて逃げるわけにはいかないと思っているのだ。


遥「(私はいつもジュンさんに助けられてきた。今度は私がジュンさんを助ける番だ!) 」


シュシュッ!!


遥は印を結ぶと


遥「妖怪武装・九尾衣! 」


と遥が叫んだ瞬間!


ボォッ!!


遥の体が炎に包まれ


ぐぐっ… ぼんっ!!


体が変化していった


そして…


バンッ!!


ジュン「は…遥なのか!? 」


遥の姿は狐耳と九本の尾の和服になり、身長が蓮華並に、胸も吹音並になり、髪も白ショートから赤ロングに変化していた。


遥は特定の妖怪を武装することで様々な遁を使えるようになる。髪の色や服が変わるのはそのためであり、これはその中の一つ、九尾の狐を武装した九尾衣なのだ!


由太朗「それがどうした!!♯ 」


バッ!


由太朗は構わず襲いかかるが!


スッ!


遥は由太朗に手を向けると


九尾遥「火遁・火柱旋風! 」


ゴォーーッ!!


由太朗「な…何だ!!♯ 」


火柱が由太朗を包み込むと


九尾遥「火遁・自炎怒(じえんど)! 」


ボォーーッ!!


由太朗「うわぁーっ!? 」


炎が由太朗に燃え移った!


自炎怒は相手の怒りの強さにより炎の強さが変わる術であり、今の由太朗は怒りの強さが高いため炎の強さも高いのだ!


そして


ぷすぷすっ!


由太朗「ケホッ! 」


バタッ!!


黒焦げになった由太朗はそのまま倒れてしまった。


九尾遥「よかった。何とか勝てました… 」


シュパッ!!


そして遥が元の姿に戻ると


よろっ…


沙和「遥ちゃん!? 」


気の使いすぎで倒れそうになる遥だが


ガシッ!!


沙和「隊長! 」


ジュンが遥を支えると


ジュン「よくやったな遥、ゆっくり休め 」


遥「ジュンさん、はい… 」


すやすやっ…


ジュンの言葉を聞いて眠る遥であった。


黒龍軍 忍者ファイル


炎地理央


性別・女

得物・双刀『炎王丸』『地王丸』

好物・キノコ料理

使用遁・火遁、土遁、溶遁

弱点・源治の危機

バスト・Gカップ


源治のことが超好きというくの一。昔は貧乳だったが巨乳好きの源治のために大きくした乳努力家。嫉妬深い性格であり、源治が浮気すると物凄い制裁を与える。

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