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黒龍の魔の手

大戦編の開始です

バァンッ!!


ここは霧に包まれた場所にある黒龍の城


もちろんこの霧も自然に発生したものではなく、黒龍の手により出されていた。


そしてこの城の広間にて


ざわざわっ!!


多くの黒龍軍下忍、中忍が集められていた。


下忍A「黒龍様ったら俺達全員を呼び出して何する気だ? 」


下忍B「温泉旅行にでも連れていってくれるのかな♪ 」


一部の下忍が騒いでいると


ザシュンッ!!


ヒロキ「お前達、黒龍様が呼んだのに騒ぐだなんてうざすぎ 」


騒いだ下忍はヒロキに首を落とされてしまった。


下忍達『・・・!? 』


そしてヒロキの行動を見て下忍達は静かになったのだった。


その直後に


黒龍「集まったようだなテメェら!! 」


バンッ!!


黒龍が広間に登場した!


黒龍「テメェら黒龍軍全員を呼んだのは他でもねぇ、ついに俺は大陸全土を支配するために動くからだ!!そのためにテメェらは俺に手を貸しやがれ!!俺の手となり足となりな!! 」


バンッ!!


黒龍が全員に向かって叫ぶと


スッ!


ヒロキが手を上げた


ヒロキ「わかりました黒龍様。この白鉤ヒロキ、最後の上忍として黒龍様に命を預けます 」


ヒロキが宣言すると


沼太夫「この沼太夫も中忍三人衆の一人として同じ考えでございます 」


バンッ!!


中忍三人衆の一人、沼太夫(ぬまたゆう)。自称・黒龍軍一のくの一(女忍者)


由太朗「決戦というなら仕方ねぇ、ようやくオラが暴れる時がきたっぺ! 」


バンッ!!


同じく中忍三人衆の一人、由太朗(ゆうたろう)。気楽で自由な性格であり黒龍の命令であってもやる気がなければ動かない男


この三人が黒龍に従うべく手を上げた瞬間


スッ! スッ! スッ!


他の下忍、中忍達も黒龍に従うべく手を上げた。


黒龍「テメェら、ありがとよ!!そして今回は褒賞として大陸にいる忍を殺した奴には賞金を好きなだけくれてやるぜ! 」


バンッ!!


黒龍が手を上げて叫ぶと


わぁーーっ!!


あまりの高額な賞金に黒龍軍の下忍、中忍達は歓喜の声を出すのであった。


黒龍「(現金な奴らだぜ!まぁ下忍ごときが何人死んだところで特に痛手はない。それに俺には切り札としてこいつらがいるからな) 」


スッ!


そしてこの時、黒龍はそれぞれ青、黄、緑、茶、赤といったローブを着た5人組を見ていた。


黒龍「(見てろよ新星共、近いうちに大陸全土を俺のものにしてやるぜ!) 」


それから数日後の夜であった。


一刀のいる呉の国にて


一刀の離れ


一刀「ZZZ… 」


自室で眠る一刀はある夢を見ていた


その夢は昔の思い出であった。


数十年前


幼い一刀「やぁっ!てりゃっ!! 」


シュシュッ!!


幼い頃から忍の鍛練をし続けていた一刀


すると


刹那「頑張ってるわね一刀 」


幼い一刀「あっ!お母さん 」


そこへ母である北郷刹那が現れた。


そして刹那は一刀を膝の上に乗せると


刹那「一刀、あなたの夢は何? 」


一刀に質問する刹那


幼い一刀「はい。初代様のような立派な忍になることです 」


初代新星で最強と呼ばれた忍は一刀の祖先なのだ。


刹那の問いに一刀がそう答えると


刹那「!?。一刀、確かに初代様は強い忍でした。ですが… 」


幼い一刀「わかっています。初代様は忍の禁止を犯したから最低な忍だと言われていることを、でも僕は初代様のような忍になります 」


一刀が母に向かってキッパリ言うと


刹那「そうですか。あなたがそこまで言うなら母は止めません。あなたの好きにやりなさい 」


幼い一刀「はいっ♪ 」


という思い出があったのだった。


一刀「(俺は初代様のような忍になる) 」


そして一刀がそんな夢を見ていると


ドンッ!!


一刀「(!?) 」


ガバッ!!


一刀の中で何かの気を感じて、一刀は勢いよく体を起こすと


一刀「(気配は遠いがこのおぞましい気は間違いない!こうしちゃおれん!) 」


シュシュッ!!


直ぐ様、印を結ぶ一刀であった。


そしてその頃


ジュンのいる魏の国


ジュン「くそっ!!華琳の奴め!!明日までにこの報告書を出さなかったから給金半減だと!ふざけやがって!!だいたい忍に優しくないから胸が小さいんだよ! 」


普段サボりまくるジュンが悪い


とまぁ愚痴をこぼしながらも夜遅くまで仕事をするジュン


源治のいるとある洞窟


源治「・・・もう指一本たりとも動けない!?これ以上やると死んでしまう!? 」


理央「そうですか。では今日はこれくらいにして寝ましょう♪ 」


つやつや〜!


源治「・・・(あ…危なかった!?) 」


夜通しで子作りさせられ、ようやく解放された源治


葵、玲のいる蜀の国


玲の部屋


玲「ぐがーっ!! 」


ぷわ〜っ…


ポリポリッ!


お腹丸だしで尻をかき、鼻提灯を作って(いびき)をかきながら眠る玲


葵の部屋


葵「むにゃむにゃ、一刀〜♪ 」


楽しそうな夢を見ながら眠る葵


吹音のいる幽州の国


吹音「ふぁ〜!! 」


月光「吹音、眠いんなら見張りしないで寝たら? 」


吹音「今日くらい大丈夫ですよ。ふぁ〜! 」


自ら城の見張りをする吹音


それぞれ新星達が夜を過ごしていると


ブォンッ!!


ジュン「んっ? 」


源治「・・・あっ!? 」


玲「ぐがーっ!! 」


葵「むにゃむにゃ… 」


吹音「えっ!? 」


一刀『みんな、緊急事態だ!! 』


それぞれの元に一刀の立体映像が映し出された。


パァンッ!!


玲「んっ?今の声は一刀か? 」


葵「こんな夜遅くに何の用よ? 」


そして寝ていた二人が起きると


一刀『遠くから物凄い邪気を感じ取った。おそらくあいつだ!? 』


全員『!? 』


あいつの名前を言われなくても新星達はその正体に気づいていた。


その正体は黒龍であると


一刀『黒龍は元々俺達の世界から来た悪人。だから俺達の手で奴を倒さなくてはならない!各自必要装備を用意し、一週間以内に三国の中心地に集合すること、以上! 』


ブォンッ!!


そして一刀からの緊急連絡が終わり、映像が消えると


ジュン「よっしゃ!仕事もサボれるし、とっとといくぜ! 」


葵「玲、今の一刀の話を聞いた? 」


玲「おうともよ!腕がなるぜ! 」


源治「・・・(理央に黙って出ていけばしばらくの間、子作りしないですむ♪) 」


吹音「一刀さん、すぐにいきますから待っていてくださいね! 」


バッ!


各々が出発準備をするなか


一刀「さて、俺も急ぐか! 」


一刀も急いで支度をするのだが


?「・・・ 」


この時、一刀の離れ近くにて誰かが先程の話を聞いていた。


それから少しして


茜「すやすや… 」


茜がぐっすり寝ていると


一刀「茜、起きろ! 」


ゆさゆさっ!


茜「う〜ん…誰ですか? 」


バンッ!!


茜が目覚めるとそこには一刀の姿があった。


すると


ガバッ!!


茜「か…一刀様!?こんな夜遅くに何の用ですか!?夜這いするなら言ってくれればかわいい下着にしときましたのに/// 」


一刀「違う!? 」


茜の言葉に突っ込む一刀


一刀「ともかく茜、戦いにいくから今すぐ出陣の用意をしろ! 」


茜「戦いですか? 」


一刀「あぁ、先程物凄い邪気を感じた。恐らく黒龍そのものであろう。いきたくないのなら別に構わないがどうする? 」


茜は元黒龍軍であり、抜け出したことは黒龍に知られているため一刀が茜に聞いてみると


茜「行きます。私は一刀様の弟子なんですから 」


一刀と出撃することを決めた茜


一刀「ならば直ちに出撃準備をするんだ!この事は蓮華様達には内緒だからな 」


と一刀が茜に言うと


蓮華「誰に内緒だからなだって? 」


バンッ!!


一刀の後ろに蓮華がいた!


一刀「れ…蓮華様!?何故ここに!? 」


蓮華「一刀、先程の話は全て聞いたぞ、決戦にいくというではないか 」


実は少し前に一刀の離れ付近にいたのは蓮華であった。(近くに来たのは一刀に会いたかったから)


蓮華「一刀達だけには行かせられん!私も呉の王として同行する! 」


一刀「危険すぎますからダメです!? 」


蓮華の同行を断らせようとする一刀だが


ギュッ!!


蓮華は一刀に抱きつくと


蓮華「もう二度と一刀と離れたくないんだ! 」


一刀「蓮華様… 」


一刀は一度蓮華を危険な目に遭わせたことに負い目を感じて誰にも告げずに呉を出ていったことがある。


なので蓮華は一刀と離れたくなかったのだった。


すると


一刀「わかりました。この北郷一刀、命を懸けてあなた様をお守りします!/// 」


蓮華「一刀/// 」


スッ…


と二人が唇を合わせようとしたその時!


雪蓮「こらっ!そこの二人、イチャイチャしない!!♯ 」


バンッ!!


一刀「うわっ!?/// 」


蓮華「きゃっ!?/// 」


扉が開いて雪蓮が現れた。


しかもそこにいたのは雪蓮だけではなく


思春「北郷、貴様一人で蓮華様を守れるわけがなかろう。私も行こう 」


明命「私も一刀様の弟子としていくのです! 」


冥琳「決戦とならば軍師も必要だろう 」


穏「私も冥琳様のお手伝いで行きます〜♪ 」


亞莎「あの一刀様、私も参ります! 」


シャオ「シャオだって行くんだもんね! 」


祭「儂だけを置いとくとは言うまいな 」


バンッ!!


そこには雪蓮の他にも呉の主要人物が勢揃いしていた。


蓮華「一刀、どうやら全員連れていくしかないようだな 」


一刀「そのようですね 」


そしてその後、神楽と複数の兵を連れて三国の中心地に向かう呉軍だが


その中心地にて


葵「あははっ!? 」


玲「すまねぇ!バレちまったんだ!? 」


桃香「どうもです♪ 」


ジュン「すまん!華琳ってば連れてかないと液体ぶっ飛び回転刺付きお菊ちゃん食らわせるっていうんだ!? 」


華琳「私に内緒で行こうとしたんだから当然でしょ 」


源治「・・・見つかるだなんて!? 」


理央「源治さん、私を甘く見てはいけませんよ♪ 」


吹音「すいませんでした!? 」


幽州兵達『我らの命は風切将軍に全て預けます!! 』


バァンッ!!


そこには一刀達だけではなく、それぞれの主君や将達の姿もあった。


蓮華「一刀、これは大変だな!? 」


一刀「あはは!? 」


かくしてようやく三国が一つになろうとしていた。

黒龍軍 忍者ファイル


火神楽源治


性別・男

主君・無し(以前は厳顔こと桔梗)

得物・龍型の銃である炎龍砲

相棒・万年(亀)

好物・おっぱいプリン

使用遁・火遁

弱点・オカマ、キノコ、金槌


新星ナンバー1の変態男であだ名はエロ源治。火神楽一族特有の様々な能力を持つ、眼帯をしているがこれは隻眼ではなく体に集めている炎の封印であり、外すと片目から炎が出る。射撃の名手だが弓は苦手

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