璃々ちゃんを救え!
後書きの方におまけがあります
一刀に会いたいがために翠についていくことになった璃々ちゃん
だが翠が一刀と騒いでいるうちに璃々ちゃんが賊に連れ去られてしまった!
そして璃々ちゃんを救出すべく一刀と翠が動くのであった。
ここは賊のアジトである洞窟
?「野郎共!雄叫びを上げろ!! 」
?『おぉーっ!! 』
親分らしき男が叫ぶと残りの賊も叫んだ。
赤太郎「俺達は泣く子も黙る賊・五太郎図。そして俺は親分の赤太郎! 」
青太郎「頭脳優秀・副親分の青太郎! 」
黄太郎「怪力巨体・黄太郎! 」
緑太郎「素早さ一番・緑太郎! 」
桃太郎「お色気一番・桃太郎! 」
ちなみにこの桃太郎、オカマである。
全員『我ら泣く子も黙る五太郎図! 』
バンッ!!
ポーズを決める五人
青太郎「しかし赤太郎親分、賊を結成してから三年経ちましたけどようやく人質取ることができましたね 」
緑太郎「何せ俺達って弱いから強い相手には手を出しませんからね 」
赤太郎「恥ずかしいこと言うんじゃねぇ!!♯ 」
そう、今までにもこの辺りを通る人はいたのだがこいつらは相手が強いと相手にしなく、今日初めて悪事をしたのであった。
その様子を見ていた璃々ちゃんは
璃々「ねぇお兄ちゃん達 」
赤太郎「何だよチビ! 」
璃々「もしかして頭悪いの? 」
ずこっ!!
泣くどころかバカにするのであった。
赤太郎「バカにするんじゃねぇ!!いいか、これからお前のうちに身代金を渡すよう手紙を出すから住所教えやがれ! 」
住所を聞いてみるのだが
璃々「おうちは蜀だよ 」
五太郎図『えっ!? 』
五太郎図は璃々ちゃんを呉の子供だと思って拐ったのだが蜀だと聞いて驚いた。
何故なら場所が蜀なら馬を使っても数日はかかる距離なのだ。
璃々「お兄ちゃん達、悪いことやめなよ。朱里お姉ちゃんが言ってたよ。『悪が栄えた例し(ためし)はない』って 」
赤太郎「黙りやがれ!!こうなったらお前を助けに来た奴から金を奪うまでだ!♯ 」
他四人『さすが赤太郎親分、頭いい! 』
どこがだ?
そしてその頃
サッ!
一刀「ここに璃々ちゃんがいるのか 」
一刀と翠が洞窟の前にやって来た。
翠「よしっ!さっさと行って璃々を奪い返してやるぜ! 」
スッ…
先を急ごうとする翠
一刀「待て馬超さ… 」
ぐいっ!!
そして一刀が翠のスカートを引っ張ると
すとんっ!!
一刀「あっ!?/// 」
翠「・・・ 」
翠のスカートは落ちてしまい、パンツ丸出しになってしまった。
その直後…
翠「このエロエロ魔神!!♯ 」
ドグボッ!!☆ミ
一刀「がはっ!? 」
ばたんっ!!
一刀は翠に殴られて気絶してしまった。
翠「ったく!愛紗や桔梗に恋が北郷はすごいって言ってたけどこんなエロエロ魔神だなんて三人の目が狂ってるようだな。もとはといえば璃々が拐われたのはあたしの不注意だし、あたし一人で璃々を救ってやるぜ! 」
スッ!
翠は一刀を置いて一人で助けようと向かっていく
そしてその頃
赤太郎「このチビ!俺達が怖くないってのか! 」
璃々「全然。それに翠お姉ちゃんが助けてくれるもん 」
赤太郎「このチビ!♯ 」
赤太郎が璃々に向かって怒鳴ると
翠「賊共、璃々を返しやがれ! 」
バンッ!!
洞窟の中に入った翠が叫んだ!
赤太郎「誰だテメェ! 」
翠「あたしは西涼の馬超だ! 」
翠が賊に向かって叫ぶと
青太郎「馬超だと!? 」
緑太郎「あの有名な!? 」
翠「(へぇ、あたしの名も結構売れてるんだな♪) 」
喜ぶ翠だが
桃太郎「あの失禁馬超で有名な!? 」
黄太郎「お漏らししながら暴れまわるっていう!? 」
ずこっ!
翠「そんなんじゃねぇよ!!♯ 」
緑太郎「だが町に行った時、お前に似た小娘がそう言ってたぜ! 」
当然タンポポである。
翠「(タンポポめ〜!帰ったらおもいっきりしごいてやるから覚悟しとけよ!!♯) 」
変な噂を流したタンポポに翠が怒っていると
黄太郎「隙ありーっ! 」
ドスドスッ!!
黄太郎が翠に向かってくる
翠「へんっ!この木偶の坊が! 」
スッ…
黄太郎に対して銀閃を構える翠だが
がっ!
翠「えっ!? 」
洞窟内は狭く、銀閃が引っ掛かってしまった。
黄太郎「とりゃーっ!! 」
ずんっ!!
翠「なっ!? 」
赤太郎「野郎共!そいつも捕らえやがれ! 」
四人『おぉーっ!! 』
翠「ちっくしょーっ!! 」
銀閃が使えず、押さえつけられた翠は取り押さえられ捕まってしまった。
そして
翠「こんな賊に捕まるなんて一生の不覚だぜ!? 」
璃々「翠お姉ちゃん大丈夫? 」
二人は縛られてしまった。
赤太郎「さて、金を奪おうと思ったが端金しかないようだし何してやろうか 」
すると
青太郎「赤太郎親分、失禁馬超の失禁が見たいっす! 」
翠「えっ!? 」
赤太郎「そりゃ名案だ。水を持ってこい! 」
青太郎「へいっ! 」
サッ!
水を取りに入り口の方に向かう青太郎
翠「(冗談じゃねぇ!んなもん見せてたまるか!) 」
璃々「翠お姉ちゃん… 」
不安がる璃々
翠「大丈夫だから安心しな(外には北郷がいるからな) 」
一刀が助けてくれると安心する翠だが
青太郎「赤太郎親分、洞窟の前にいた奴を引っ捕らえました! 」
翠「えっ!? 」
入り口に向かった青太郎の声が聞こえると
赤太郎「仲間かもしれないな、こっちに投げな! 」
青太郎「へいっ! 」
どさっ!!
そして洞窟の入り口から袋が投げられた瞬間
赤太郎「野郎共、やっちまえ!! 」
三人『へいっ! 』
ドカカッ!!
袋に対して文字通り袋叩きをする四人
翠「(まさか北郷までやられるなんて!?) 」
助かる望みが消えてしまった。
赤太郎「さて、面を拝ませてもらうぜ! 」
スッ…
そして赤太郎が袋の中身を出してみると
赤太郎「こ…これは!? 」
青太郎「赤太郎親分、ひどいっす!? 」
バンッ!!
袋の中にはボコボコにされた青太郎が入っていた。
赤太郎「じゃあ、あっちにいる青太郎は!? 」
赤太郎が入り口の方を見てみると
スッ…
一刀「忍法・声代わりの術! 」
バンッ!!
入り口の方に一刀が立っていた。
翠「ほ…北郷!? 」
璃々「お兄ちゃんだ♪ 」
赤太郎「テメェ、よくも青太郎を! 」
一刀「ボコボコにしたのはそっちだろう 」
赤太郎「うるせぇ!!野郎共、全員でかかりやがれ!! 」
三人『おぉーっ!! 』
ババッ!!
赤太郎の指示に従い、全員が一刀に向かっていく!
一刀「やれやれ、お前達相手に忍術を使うまでもない。片腕一本で相手をしてやろう 」
赤太郎「その余裕が命取りだぜ!! 」
それからしばらくして
赤太郎「にししっ!どうだボロボロだぜ! 」
三人『俺達がね!? 』
バンッ!!
こんな奴らに一刀が負けるはずがなく見事に返り討ちにした。
一刀「さぁ璃々ちゃん、馬超さん、帰ろうか 」
璃々「うんっ! 」
翠「あいつらほっといていいのか? 」
一刀「もう悪さはできないだろうさ 」
サッ!
そして一刀達は洞窟から脱出するのであった。
それから少しして
一刀「そうか璃々ちゃんは俺に会いに出てきたのか、でもお母さんに迷惑かけちゃいけないよ 」
璃々「はぁい 」
一刀に言われて大人しくなる璃々ちゃん
一刀「そうだ。これをあげるから遊びなさい 」
璃々「なになに! 」
そして一刀が璃々ちゃんにあげたのは
竹トンボ、竹水鉄砲、竹馬(切った竹に紐を通したもの)の竹を使った遊び道具であった。
翠「そんなのもらっていいのか? 」
一刀「まだいくつかあるし一つくらい大丈夫さ、遊び方は葵にでも聞きなさい 」
璃々「ありがとうお兄ちゃん♪ 」
遊び方は葵に丸投げな一刀であった。
それから数日後
ぴゅーっ!
璃々「きゃははっ♪ 」
鈴々「璃々だけずるいのだ!鈴々にも貸すのだ! 」
恋「…恋にも 」
見たことない遊び道具に興味を持つ二人
紫苑「あらあら、璃々ったらあんなにはしゃいじゃって、余程北郷さんに会えたのが嬉しかったのね 」
翠「まぁ璃々は北郷が大好きだからな 」
タンポポ「お姉様も? 」
翠「あたしは別に…ってタンポポ!お前よくもあたしが失禁馬超なんて汚名を広めやがったな!♯ 」
タンポポ「本当のことじゃん♪ 」
翠「この野郎!!尻叩きするから待ちやがれ!!♯ 」
タンポポ「やだよ〜♪ 」
ぴゅーっ!!
翠「待てーっ!!♯ 」
ダダッ!!
紫苑「あらあら、あの二人は相変わらずね 」
おまけの劇場
男三人、OVAを見るのこと
源治「・・・一刀、恋姫のOVAを手に入れたから一緒に見ようぜ♪ 」
一刀「見ようぜと言っても機器がないだろ 」
ジュン「ところがどっこい!これはおまけだから手に入れたぜ♪ 」
都合のいい設定である。
源治「・・・それではスイッチオン! 」
ピッ!
OVA1巻・生徒会長争奪戦編
一刀「OVAは学園ものか、なかなかいいではないか 」
ジュン「ブルマ最高だぜ! 」
源治「・・・おっぱいがない!? 」
少しして
源治「・・・うほーっ!!陸遜(穏)のポロリだーっ!! 」
一刀「ぶばっ!? 」
ジュン「華琳の絆創膏は傑作だな♪ 」
続いてOVA2巻・南の島編
一刀「うっ!?蓮華様の水着姿!? 」
源治「・・・まだまだだな一刀 」
ジュン「こっから先が楽しみだぜ♪ 」
少しして
一刀「ぶばぁっ!! 」
ジュン「孫権さんのポロリだーっ!! 」
源治「・・・黄忠(紫苑)さんのポロリ最高ーっ!! 」
続いてOVA3巻・学園祭編
一刀「(これなら何とか!?) 」
ところが少しして
一刀「ぶばぁっ!! 」
ばたんっ!!
序盤の入浴シーンにて蓮華の全裸姿を見て鼻血を出して倒れる一刀
源治「・・・おっぱい祭りだーっ!! 」
ジュン「華琳ったらやっぱおっぱい小さいな♪ 」
すると
バキンッ!!
ジュン「あっ!?機器が壊された!? 」
源治「・・・誰だ! 」
後ろを見るとそこには
華琳「ジュ〜ン!!♯ 」
理央「げ〜ん〜じ〜さ〜ん!!♯ 」
ジュン・源治『はっ!? 』
そこには二人が恐れる人物がいた。
華琳「このバカーッ!!♯ 」
理央「源治さんの浮気者ーっ!!♯ 」
ジュン・源治『ぎゃーっ!? 』
ドガバキンッ!!☆ミ
お仕置きされる二人
一刀「ふがふがっ!? 」
そして倒れる一刀であった。