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拠点 一刀母、来たる!

一刀の母さん再登場です

ある日の夜明け前


一刀「ZZZ… 」


一刀がいつものように寝ていた。


そんな一刀が見ている夢はというと


ぽわわ〜ん…


〜一刀の夢の中〜


蓮華「一刀、お前に大事な話がある! 」


一刀「ハッ!何の話でございますか? 」


蓮華が回りにみんながいるなかで一刀に話をしようとする。


蓮華「それはだな… 」


すると蓮華は…


ぐいっ!


蓮華「私の胸を揉めっ!! 」


ぷるんっ♪


いきなり一刀に胸を見せる蓮華


一刀「れ…蓮華様!?一体何を!?/// 」


驚く一刀だがいつもと様子が違う


一刀「(あれっ?鼻血が出ないぞ?) 」


いつもならすかさず鼻血を噴射する一刀だが今回は一滴たりとも鼻血が出なかった。


すると


蓮華「一刀、私の胸を揉め!!主君命令だ!! 」


ぷるんっ♪


おっぱい丸出しで一刀に迫る蓮華


一刀「ちょ…ちょっと蓮華様!?こんな人の多い場所でそんな命令を!?/// 」


ここには呉の主要人物全員がいるのだが


雪蓮「一刀、さっさと蓮華のおっぱいを揉んじゃいなさいよ! 」


思春「それが蓮華様のお望みならば口出しせん! 」


いつもならばからかってくる雪蓮と一刀に切りかかってくる二人も様子がおかしかった。


蓮華「さぁ、早く揉め!! 」


そして蓮華が迫ってきたので


一刀「で…ではっ!!/// 」


バッ!


手を突き出す一刀


すると


むにゅんっ♪


蓮華「あぁん、気持ちいいわ一刀♪/// 」


今にも昇天しそうになる蓮華だが


一刀「(胸を揉んでも鼻血が出ない!?これはおかしいぞ!?) 」


さすがの一刀も異変を感じていた。


すると


一刀「(おまけに蓮華の胸の感触が前に揉んだ時と全然違う!?) 」


※一刀は蓮華と子作り体験ずみです。


一刀「(となるとこれは夢なわけだが、一体誰の胸を揉んでいるんだ!?) 」


とここで


パチンッ!!


一刀の目が覚めると


むにゅむにゅっ!


一刀が夢の中で揉んだのは…


?「ああぁん///… 」


バンッ!!


黒髪の和服美女の胸であった。(サイズは中の上)


一刀「こ…この方は!? 」


一刀が美女に驚いていると


ぴくんっ!!


一刀「この殺気は!? 」


ギギギッ…


後ろから殺気を感じて一刀がゆっくり振り向くと


蓮華「か〜ず〜と〜♯!! 」


バンッ!!


一刀「れ…蓮華!? 」


そこには怒りまくる蓮華がいた。


蓮華「朝になったのでたまには一刀を起こしてやろうと来てみたら見知らぬ女を離れに連れ込むばかりか胸を揉みおって♯ 」


あわよくば『おはようのキス』を狙っていた蓮華


一刀「ご…誤解です!?この方は…!? 」


弁明しようとする一刀だが


蓮華「聞ク耳持タン!!天誅ダ!!♯ 」


ドガバキンッ!!☆ミ


一刀「うわぁーっ!? 」


ヤン華(ヤンデレ蓮華)になった蓮華によってボコボコにされるのであった。


それからしばらくして


呉の城・玉座の間


蓮華「すまなかった一刀!そんなにボコボコにしてしまって!? 」


一刀「いいえ、俺も悪かったわけですから!? 」


ボロリッ…


朝とは違ってミイラ男になった一刀に謝る蓮華


その理由は…


蓮華「まさか今朝の女性が一刀の母だったなんて!? 」


バンッ!!


その通りなのだ!


今朝一刀と一緒に寝ていた女性は一刀の母である北郷刹那(第1話登場)なのだ。


そしてその母はというと


刹那「どうも皆様方、いつもうちの息子がお世話になっております。つまらないものですがこれをどうぞ 」


冥琳「は…はぁ、どうも!? 」


挨拶をしながらお土産の饅頭を渡す母


すると


雪蓮「しかし最近の年齢ってどうなってるのかしら?一刀が18くらいだから少なくとも母は40近くのはずでしょ、それなのに外見は私達と変わらないじゃない!? 」


一刀「女の忍は外見を誤魔化せるので本当の外見は夫しか知らないわけなんですよ。それを言うなら祭さんだって年齢のわりに若… 」


と言いかけたところで


ゴチンッ!!☆ミ


祭「それは儂が年寄りということかのう?乳挟みを食らいたいか?♯ 」


一刀「も…申し訳ありませんでした!? 」


祭に制裁を食らわされる一刀であった。


すると


一刀「それより母さん、何しに来たんですか? 」


一刀が母が来た理由を聞いてみると


刹那「あっ!そうでした。実は皆様方にこれを渡したくてね 」


スッ!


刹那はみんなに黒い冊子を配ってきた。


蓮華「何だろう? 」


穏「天の世界の本ですか〜♪ 」


パラッ!


そしてみんなが冊子を見た瞬間


明命「はぅっ!?/// 」


亞莎「あわわっ!?/// 」


何故か顔を赤くするみんな


一刀「(何を見ているんだ?) 」


スッ…


そして一刀が冊子を覗き込んでみると


そこには…


シャオ「きゃ〜!一刀ったらかわい〜♪/// 」


茜「ち…小さい頃の一刀様/// 」


バンッ!!


一刀の母がみんなに渡した冊子は一刀の成長アルバムであった。


一刀「か…母さん!何を見せてるんですか!?/// 」


刹那「いや、姫様から一刀が女の主君に仕えていると聞いて一度でいいから見せておこうと思って集めてたのよ♪ 」


母のせいで恥ずかしい目にあう一刀であった。


雪蓮「きゃはっ♪この一刀ったらお尻丸出しじゃない♪ 」


一刀「見ないで〜!?/// 」


それからしばらくして


刹那「まぁ冗談は置いとくとして 」


一刀「冗談ですむレベルですか!? 」


突っ込む一刀だが


刹那「一刀、今日はあなたを観察しに来ました! 」


一刀「観察!? 」


刹那「えぇ、今朝の時点で敵意のない者を襲わないという点は合格です。ですがもし私が刺客だったならば死んでいたかもしれないので評価は△です 」


結構厳しい判定である。


刹那「では次に家庭を見てみましょうか。一刀、料理を作って持ってきなさい 」


一刀「ぎょ…御意! 」


シュッ!


急いで台所に向かう一刀


すると


蓮華「あのぅ、一刀のお母様、ちょっとよろしいでしょうか 」


刹那「何でしょうか孫け… 」


姫様達から真名について知らされているので普通に呼ぼうとすると


蓮華「蓮華です。一刀のお母様なら真名で呼んで構いません 」


真名の発言を許可する蓮華


刹那「わかりました。では蓮華さん、何でしょうか? 」


蓮華「お母様は先程観察に来たとおっしゃっていましたが本当は一刀の様子を見に来たのではないのでしょうか? 」


すると


刹那「いつになっても母は息子を心配するようなものです。今日だって姫様に無理をいって時空転送の巻物をお借りしましたからね 」


本心では一刀を心配していた刹那であった。


刹那「一刀には知られたくないから内緒にしてね 」


蓮華「はい 」


二人の話が終わると


一刀「お待たせいたしました 」


都合よく一刀が料理を作り終えてやって来た。


一刀「母さんの好物である冷奴(ひややっこ)でございます 」


バンッ!!


和食好きな一刀の母である刹那も和食が好きであり、その中でも刹那は冷奴が好きであった


刹那「では 」


スッ! ぱくっ!


冷奴を口にする刹那


冷奴くらい誰でも簡単に作れるだろうと思う読者は甘い!


何故なら刹那は味の評価に厳しい人物なのだ


そして冷奴を食べた刹那は


刹那「うむ、久し振りに美味しい冷奴を食べることができました。評価として〇を差し上げます 」


一刀「ありがとうございます 」


何とか〇をもらうことができた一刀であった。


ちなみに刹那が〇を与えることは数少ないことである。


一刀「それで次の観察は 」


刹那「そうですねぇ 」


すると刹那は


刹那「ならば久し振りにあなたの腕を見せてもらうとしましょう。鍛練場に来なさい 」


一刀「はい! 」


どうやら一刀と試合するらしい


しばらくして、鍛練場


刹那「一刀、やるからには本気で来なさいね 」


一刀「御意! 」


呉の主要人物が見つめるなか、試合が開始されようとしていた。


雪蓮「一刀のお母様ったら一刀の剣の実力を知らないのかしら♪ 」


一刀の武力は呉で一番強い雪蓮と互角以上であった。


冥琳「話からして昔から相手をしていたのだから知らない訳がなかろう。問題は北郷がこちらに来てどれ程腕をあげたかだ 」


そして呉の主要人物が見つめるなか


一刀「ハァッ!! 」


バッ!


試合が開始され、突撃する一刀だが


サッ!


刹那に簡単に避けられてしまう


だが


一刀「ほっ! 」


バシッ!!


一刀は片手を地につけると


一刀「せりゃっ!! 」


バッ!


方向転換して刹那に襲いかかる!


だが


サッ!


またしても刹那は一刀の攻撃を避けてしまった!


雪蓮「一刀の攻撃が当たらない!? 」


冥琳「それほど母殿の実力が高いというわけか!? 」


おそらく雪蓮と刹那が戦えば刹那が勝ち、恋が相手だとしても互角であろう。


ちなみに一刀に剣技を教えたのは刹那である。


刹那「(以前までならかすりもしなかったわけですが今では掠れる(かすれる)くらいになりましたか、男の子の成長は早いものですね) 」


その後も約1時間ほど二人は戦ったのだが一刀の攻撃は一発たりともまともにヒットしなかった。


そして


一刀「はぁはぁ…!? 」


さすがの一刀も息が切れているが


刹那「武力はなかなかですね 」


たらりっ!


刹那は汗を数滴流していただけであった。


刹那「(私に汗を流させるなんて、やはり将来は立派な忍になるかもしれませんね) 」


一刀「あのぅ母さん、評価はいかに!? 」


一刀が評価について聞くと


刹那「私には全く効きませんでしたがなかなかの武力です。よって評価は〇です 」


一刀「ありがとうございます! 」


一刀を認める母であった。


刹那「ではそろそろ時空転送の巻物の効果が切れるため私は帰らせてもらいます。皆様方、どうか息子をよろしくお願いいたします 」


蓮華「はい。わかりました 一刀のお母様 」


代表として王である蓮華が対応すると


スッ…


刹那は蓮華に近づき


刹那「(今後、私を呼ぶ時は一刀のお母様ではなく、お義母様と呼んでくださいな) 」


蓮華「(えっ!?///) 」


その言葉に顔を赤くする蓮華


刹那「(孫が生まれたら孫の顔を見せてくださいね♪) 」


スゥ…


そして刹那は消えていった。


蓮華「(あ…あんなこと言われるだなんてやっぱり///) 」


蓮華が顔を赤くしていると


雪蓮「むむっ!何だか私の勘が不穏な気配を察知したんだけどな 」


冥琳「最近お前の勘は外れてばかりだろ 」


実は当たっていたのであった。


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