変態大決戦!
今回は絵があれば物凄いことが起きます
ある日、葵達くの一6人が何者かに誘拐されるという事件が二日前に発生し
一刀達が犯人を捕らえるための準備をしている頃
とある馬車
葵「うぅ…!? 」
葵が目を覚ますと
吹音「葵ちゃん、気がつきましたか!? 」
葵「えっ!?吹音!?何でここに!? 」
葵が吹音の存在に気がつくと
茜「吹音さんだけじゃありませんよ 」
バンッ!!
そこにはくの一全員がいた。
葵「みんな捕まっちゃったの!? 」
零奈「えぇ、怪しげな馬車の中に引きずり込まれてね 」
玲「おまけに俺達を縛り付けてるこの輪がなかなか外れねえんだ!?気も使えねえ 」
6人は白い輪で縛られており、その強度は怪力の玲でさえ千切れない程であった。
すると
?「おや、どうやら全員目を覚ましたようだな 」
スッ…
葵達を拐った人物が馬車の中に入ってくる。
その人物こそ…
ゲソ丸「ゲソソッ♪ 」
バンッ!!
葵「あんたは確かゲソ丸!? 」
ゲソ丸…黒龍軍の元中忍で通称:黒龍軍の源治とつけられるほどのエロ男
※こいつについては110話参照
玲「こんのっ!! 」
ぐぐっ…
敵を前にして玲が渾身の力をこめて白い輪を破壊しようとするが
ゲソ丸「無駄無駄!その白い輪はおらの忍法・イカリングだ。象が引っ張りあっても切れない強度なのさ 」
自信満々なゲソ丸
吹音「ちょっと!私達を拐うだなんて何を考えてるんですか! 」
吹音が誘拐する理由を聞くと
ゲソ丸「いいだろう。教えてやるよ!おらはあの時食われたクラーケン1号の葬儀を終えた後、ある目的のためにお前達を拐うことにしたのだ! 」
ビシッ!!
ゲソ丸が指をさしながら言うと
ちなみにクラーケン1号とはゲソ丸の大王烏賊である。
茜「ある目的…まさか一刀様への復讐ですか!? 」
玲「そうか!俺達を人質にして動けなくなった一刀をボコる気だろう!なんて卑怯な奴だ! 」
と言う玲達だが
ゲソ丸「復讐?そんなちっぽけなものなんかじゃない 」
零奈「復讐がちっぽけですって!? 」
理央「では一体何を!? 」
ゲソ丸「それは… 」
シュシュッ!!
ゲソ丸は印を結ぶと
ゲソ丸「こうするためだよ!忍法・衣変え! 」
ブシューーッ!!
葵達『うわっ!? 』
ゲソ丸は葵達に青色の墨を噴き出してきた!
すると
葵「な…何よこれーっ!?/// 」
吹音「ふ…服が変わってます!?/// 」
バァンッ!!
何と!?葵達の普段着がセクシーランジェリーへと姿を変えていた。
しかも…
ぽとっ!
玲「(お…俺のパットまで落ちてやがる!?///) 」
どうやらこの術は偽乳は許さないらしい
というような出来事も発生していた。
すると
パシャッ!!
茜「きゃあっ!? 」
いきなり光を浴びせられる葵達
その正体は…
ゲソ丸「ゲソソーッ♪ 」
ゲソ丸の持つカメラの光であった。
零奈「ちょっと!何してるのよ!!♯ 」
ゲソ丸「見てわからんのか?写真とってるんだよ 」
それくらいは誰もが知っている。
ゲソ丸「これこそがおらの目的!おらが編み出した忍法・衣変えは墨を噴き出し、かかった相手の服をおらの頭に描いた服に変える素晴らしい忍法。そしておらは動けないお前らにセクシーランジェリーを着せてそれを写真に撮り、それをあらゆるおっさん達に売りさばいて大もうけ!それこそおらの真の目的なのさ! 」
※ちなみに本来、衣変えは変装のために使う術である。
バンッ!!
くだらない誘拐目的が今、明かされるのだった。
葵「そんな目的のために私達を使わないでよ!黒龍軍を使いなさい! 」
ゲソ丸「やだ!確かに黒龍軍には自称美人がいるが性格悪いからな 」
黒龍軍にはそんな人物がいるらしい
ゲソ丸「この世界には色々な趣味を持つ金持ちのおっさんがうようよいるからな、ロリコン、ショタコン、巨乳、貧乳、美脚、美尻好き、だからそこにいる貧乳二人組よ、お前達のセクシー写真も必ず売れるから安心しな! 」
零奈「嬉しくないわよ! 」
玲「テメェ!!貧乳二人組って俺達のことかよ!!この輪が外れたらおもいっきり殴ってやるから覚悟しやがれ!!♯ 」
ゲソ丸「ゲソソッ!できもしないのに強がるのはよしな!ちなみにこのカメラはおらが開発した『操作カメラ』で後で自由にポーズや表情を決められるから嫌な顔したりしても無駄だぜ! 」
現代でも開発されてないすごいカメラである。
葵「くっ!?両手さえ使えればこんな奴!? 」
現在葵達はイカリングで縛られているため印を結ぶことができず、気の放出も押さえられているため反撃ができないのだ。
そしてゲソ丸が葵達に迫ったその時!
ピッピッ!!
部屋にあったランプが突然点滅してきた。
すると
ゲソ丸「ゲソッ?おらの開発した『くの一センサー』が反応している。他にくの一なんていたっけか? 」
スッ!
首をかしげるゲソ丸が覗き穴から外を見てみると
そこには…
パァッ!!
?「いいお天気ですわね♪ 」
バンッ!!
黒髪ロングの清楚そうなくの一
?「こういう天気のいい日には何をしましょうか? 」
バンッ!!
黄髪ポニーテールの眼鏡をかけたくの一
?「近くの茶店で杏仁豆腐でも食べましょうよ♪ 」
バンッ!!
赤髪ショートで片目にハートの眼帯をしたくの一達がいた。
しかも三人とも…
ぼいんっ!!
なかなかの巨乳美女であった。
それを見たゲソ丸は
ゲソ丸「ゲソソーッ♪まだあんなに美人なくの一がいたなんて!高く売れるし、いっそのことおらの愛人に!早速捕獲だ! 」
バタンッ!!
美女を捕まえるべく外に出るゲソ丸
そして残された葵達は
葵達『(他に美人なくの一なんていたっけ?) 』
一瞬姫子達かと思ったが新星の姫である姫子がいくら緊急事態とはいえ救出に来るのはありえないとすぐにわかった。
ゲソ丸の言葉に?を浮かべるのであった。
そして外では
ゲソ丸「そこにいる美人なくの一さん達、お名前聞かしてちょうだい♪ 」
バッ!
ゲソ丸が三人の前に出てきて名前を聞くと
一子「本堂一子で〜す♪ 」
ジュン子「神成ジュン子です♪ 」
治美「神楽治美で〜す♪ 」
と答える三人
その直後…
ゲソ丸「そうですか〜、では早速ですが 」
シュシュッ!!
ゲソ丸「着せ替えしましょうね!忍法・衣変え! 」
三人『えっ!? 』
ブシューーッ!!
ゲソ丸は三人に青色の墨を噴き出した!
ゲソ丸「ゲソソーッ♪ではセクシーランジェリー姿を写真に… 」
スッ…
カメラの準備をするゲソ丸だが
ぼととっ!!
ゲソ丸「へっ?大きめのボール? 」
大きなボールが落ちたのを確認したゲソ丸が一子達を見てみると
そこにいたのは…
一刀「いや〜ん!! 」
ジュン「いきなり何するのよ! 」
源治「エッチ!! 」
ババンッ!!
セクシーランジェリーを着た一刀達であった!
※お見苦しいものを見せて申し訳ありません。
そして一刀達のセクシーランジェリー姿をモロで見てしまったゲソ丸は
ゲソ丸「ゲロローーッ!? 」
盛大に吐き出した!
ゲソ丸「ゲホッ!?汚いもん見せるんじゃねぇ!! 」
一刀「えっ? 」
ジュン「ゲッ!?女装が解けてやがる!? 」
源治「・・・鏡がないのが幸いだったな!? 」
もう読者の皆さんも知っての通り、先程の美人なくの一達は一刀達の女装であった。(声は自由に変えられ、胸はボール、髪はカツラ)
ゲソ丸「よくもおらに気色悪いものを見せてくれたな!クラーケン2号、こいつらを倒せ! 」
ゲソ丸が叫ぶと
うにょうにょっ!!
馬車の屋根に屋根が現れ
にょろろ〜っ!!
巨大なタコが出現した。
ジュン「いつの間にあのタコが隠れてたんだよ!? 」
一刀「あれは保護色だ 」
保護色…天敵に見つからないよう回りの色と同じにして隠れる方法。タコの他にカメレオンも可能
ゲソ丸「こいつは新たな仲間のクラーケン2号だ!クラーケン2号、タコスミサイルをお見舞いしな! 」
ゲソ丸がクラーケン2号に命令すると
ぐぐっ… ドォンッ!!
一刀「うおっ!? 」
サッ!
墨の固まりが物凄い勢いで放出された!
ゲソ丸「どうだ!クラーケン1号が捕獲型なら2号は攻撃型だ!クラーケン2号、タコスミサイル連発だ! 」
ドォンッ!! ドォンッ!!
その後も続けてタコスミサイルが放たれていく!
一方
玲「静かになったと思ったら急に激しい音がしてきやがったぜ 」
葵「一体外で何が起きてるのよ!? 」
馬車の中にて葵達が待機していると
源治「・・・ちっ! 」
源治の声が小さく聞こえた瞬間
理央「源治さん!源治さんが外に! 」
バキンッ!!
零奈「理央!? 」
理央「源治さん、どこですか〜♪ 」
源治の声を聞いた理央は源治に会いたい一心で扉を破って外に出るが
キィンッ!!
理央「えっ? 」
ドォンッ!! ベチャッ!!
源治「・・・理央!? 」
出てきた瞬間、タコスミサイルを食らってしまった!
ゲソ丸「ちっ!外れちまったか!だがもう一度… 」
だがその時!
理央「何をしてくれるんですか♯ 」
ゲソ丸「へっ? 」
突然声が聞こえ、ゲソ丸が振り向くと
理央「二日前、源治さんが『お前にだけ食べさせてやりたい木の実を持ってくるから待っててくれ』というから炎地家に伝わる美薬を塗りまくっていたのに墨で台無しじゃないですか♯ 」
ゴォッ!!
自分を汚したゲソ丸に対して怒りまくる理央
そして
理央「お前は私の真の力で滅する!!♯ 」
シュシュッ!!
理央は印を結ぶと
理央「溶遁・溶岩砲! 」
ドドンッ!!
ゲソ丸「なっ!? 」
サッ!
いきなり岩の砲撃が繰り出され、何とか避けるゲソ丸であったが
ジューッ!!
ゲソ丸「あつっ!? 」
岩の砲弾がまるで溶岩のように熱くなっていた。
源治「・・・理央の奴、溶遁を使うなんてな!? 」
元々理央は火遁と土遁が使え、火と土を組み合わせた溶遁もできるのだ。
普段でも使えるが危険なため使わなかった理央
だがゲソ丸に対する怒りが理央に溶遁を使わせたのだった。
その溶遁の迫力に
一刀「恐ろしいな!? 」
ジュン「気は怒りで何倍にも膨れ上がるっていうけどありゃ無しだろ!? 」
ガタガタッ…
一刀とジュンは震え上がり
源治「・・・(理央に溶遁使わせないようなるべく気を付けよう!?) 」
源治は震えながら多少反省し
ゲソ丸「あ…あ…!? 」
ゲソ丸も恐怖で体が固まっていた。
ゲソ丸「ちっ!こうなったらクラーケン2号、タコスミサイルだ! 」
ドォンッ!!
クラーケン2号は再び理央にタコスミサイルを放つが
理央「こんなものっ!! 」
ズバンッ!!
理央は剣でタコスミサイルを切り裂いた!
そして
シュシュッ!!
理央「溶遁・九頭灼龍舞! 」
ゴォォーーーッ!!
ばくんっ!!
溶岩でできた九匹の龍がクラーケン2号を飲み込み
ジューッ!!
ゲソ丸「クラーケン2号!? 」
クラーケン2号は茹で蛸にされてしまった。
そして理央の勢いは止まらず
理央「次はお前だ!♯ 」
ゲソ丸「ひぃっ!? 」
次の獲物であるゲソ丸を狙おうとする理央
だがこのまま溶遁を使い続ければこの地がどのようになるかわからないので
源治「・・・(そろそろ止めよう!)聞いてくれ理央! 」
理央「源治さん 」
震えながらも源治は理央を自分に振り向かせると
源治「・・・理央、子作りするから鎮まれ!! 」
ビシッ!!
理央に向かって宣言する源治
すると
理央「源治さん、朝までやりますからね♪ 」
にこっ♪
さっきまでの怒りはどこへやら?笑顔になる理央であった。
そして
ゲソ丸「い…今のうちに逃げるだぎゃ!? 」
ササーッ!!
少し目を離した隙にゲソ丸に逃げられてしまった。
一刀「だがあいつのことだからまた出るだろう 」
ジュン「その時こそ捕まえなきゃな 」
と平然とする一刀達だが彼らは大事なことを忘れていた。
バキンッ!!
玲「やっと輪が外れて扉を破壊できたぜ 」
葵「一刀、みんな、大丈…!? 」
吹音「ありがとうございまし…!? 」
茜「一刀さ…!? 」
ババッ!!
馬車から出てくる葵達だが、目の前の光景に驚いて声も出なかった。
何故ならその光景は…
バァンッ!!
そこにはセクシーランジェリーを着た一刀達がいた。
一刀・ジュン・源治『あっ!?/// 』
一刀達もようやく自分達の姿に気づくと
一刀・ジュン・源治『(カァーーッ!!///) 』
顔が恥ずかしさにより炎よりも赤くなり
その後
呉の国
茜「一刀様〜!?私は忘れてあげますから出てきてくださ〜い!? 」
ドンドンッ!!
一刀「ほっといてくれ!! 」
一刀は恥ずかしさのあまり離れに引き籠って(こもって)しまい
魏の国
華琳「このあなたが女装した写真を女兵達に見せようかしら♪ 」
ジュン「華琳!真面目に仕事するからそれだけはやめてくれ!? 」
ジュンは写真をおどしに使われ
とある山
理央「ほら源治さんから子作りしようって言ったんですから子供ができるまでやりましょうよ♪ 」
源治「・・・あーっ!?あの時の俺の馬鹿ーっ!? 」
源治は自らの言葉を悔いていたのだった。




