天下一品武闘大会番外1
今回は別の戦いが始まる!
魏で開かれた天下一品武闘大会も準々決勝が終了し、ベスト4に
北郷一刀(呉代表)
雷魔ジュン(魏代表)
風切吹音(幽州代表)
呂布奉先(恋)(蜀代表)
が勝ち進んだ。
そして直ぐ様準決勝が行われるかと思いきや
華琳「大会主催者としてみんなに宣言する!日も暮れたため準決勝以降は明日に行う! 」
実は現在、時刻は夜であった。
華琳「今宵は選手達や大会出場者のために私が精一杯もてなしてあげるから覚悟なさい! 」
ジュン「うほっ!?ケチな華琳にしては珍しい!? 」
ガツンッ!!☆ミ
華琳「野宿になりたいようね♯ 」
ジュン「すいませんでした!さすが華琳様は寛大なる心の持ち主でございます!? 」
余計な一言で殴られるジュンであった。
その後、少しして
恋「…もぐもぐっ! 」
鈴々「がつがつっ!! 」
雪蓮「冥琳、一滴だけでいいからお酒飲ませて♪ 」
冥琳「ダメだ!!お前はしばらくの間、禁酒だ!! 」
雪蓮「そんな〜!? 」
雪蓮が酒を飲み過ぎたせいで腹を壊し、準々決勝を棄権することになったことをまだ冥琳は怒っていた。
明命「お猫様達がたくさんで幸せなのです〜♪ 」
ぎゅーっ!!
美以達『ぎにゃ〜!? 』
零奈「あぁっ!?美以達が危ない!? 」
そして各陣が楽しい時間を過ごすなか
華琳「ではこれからみんなには我が城で入浴を楽しんでもらうわ。その後は好きな空き部屋で休みなさい 」
華琳がみんなに言うと
ジュン・源治『入浴! 』
入浴という言葉に反応する二人だが
華琳「もちろん、男はジュン専用風呂よ 」
ジュン「(ガーンッ!?)やっぱりな!? 」
ちなみにジュン専用風呂とは城の外に作られたドラム缶風呂である。
桂花「あんた達みたいな全身精液だらけの男と一緒に入るわけないでしょ!! 」
源治「・・・俺だってお前みたいな貧乳と一緒に入るのはごめんだ! 」
桂花「なんですってーっ!!♯ 」
華琳「やめなさい桂花!ジュン、先に言っておくけど覗きをしたら罰を与えるからね 」
ジュン「はいはい、わかってますよ 」
後で覗こうとするため先に釘を刺しておく華琳であった。
この時、いやにジュンは素直だったが
にやりっ!
微かに口元が動いていた。
そしてその後、
華琳「覗いたら命の保証はないからね! 」
雪蓮「一刀、覗きたいなら見に来ていいわよ♪ 」
一刀「いきませんから!! 」
スッ!
女子達全員が風呂場に向かうと
一刀「さて、俺達も風呂に向かうか 」
ドラム缶風呂に向かおうとする一刀に対し
こそこそっ!
ジュンと源治は女子達が向かっていった城の浴室に向かおうとしていた。
一刀「ちょっと待て!お前達どこへ行く! 」
一刀が二人に聞くと
ジュン「何って決まってるだろ 」
源治「・・・覗きだよ 」
一刀「さっき注意されたばかりだろう!見つかったら殺されるぞ!? 」
厳重注意する一刀だが
ジュン「一刀、おっぱいは命よりも偉い! 」
源治「・・・あの爆乳、巨乳を見れるのならば俺達は死んでも構わない! 」
変態の二人は命を捨てる覚悟であった。
一刀「勝手にしろ!俺は知らないからな! 」
スッ!
二人がどんなひどい目にあっても構わないと理解した一刀はほっておくことにしたのだが
ジュン「生き残ったら感想聞かしてやるからな 」
源治「・・・あの孫権さんの巨乳と巨尻が生で見れるなんて感激だぜ♪ 」
ぴくんっ!
一刀が源治の言葉に反応すると
一刀「お…俺はお前達が蓮華様を覗かないようついていくだけだからな! 」
一刀も二人についていくのであった。
ジュン「やっぱり一刀もおっぱい見たいんじゃないか、意外とスケベだねぇ♪ 」
一刀「だ…だから俺はお前達の監視を…!?/// 」
源治「・・・はいはい、真面目くんはいつだってそう言うんだからさ 」
そして三人は城の外側から浴室近くにやって来たのだが
源治「・・・そういや、どうやって覗くんだよ? 」
ジュン「フフッ!いつか覗こうと思って隠し通路を作らせたのさ 」
実際はジュンが城の建設班に張三姉妹の着替え写真をエサに通路を作らせたのだが
ジュン「ほらっ!ここだぜ 」
キィッ!!
その場所は普通の部屋であった。
源治「・・・おい、こんな普通の場所じゃあすぐにバレて先手を打たれるぞ!? 」
ジュン「それは大丈夫さ 」
スッ!
三人は部屋の奥に入ると
ジュン「本当の入口は奥にある扉さ、この扉は箱根細工になっていて開け方は俺しか知らないのさ♪ 」
源治「・・・箱根細工だと!? 」
一刀「説明しよう。箱根細工とはカラクリ式の作りであり、パズルのように決まった位置に合わせないと絶対開けられない仕組みなのだ 」
カチカチャッ!
そしてジュンが扉のパズルを合わせると
カチンッ!!
ジュン「よしっ!開いたぞ♪ 」
源治「・・・では、いざ桃源郷へ♪ 」
スッ!
そして三人が扉を通ろうとすると
?『おい! 』
ドキンッ!?
誰かに声をかけられ
ジュン「しまった!?見張りがいたのか!? 」
源治「・・・ヤバイかも!? 」
一刀「すいませんでした!? 」
三人が驚いていると
ぬっ!!
五右エ門「覗きなら俺達も 」
権左エ門「参加させてくれ♪ 」
ドテンッ!!☆ミ
声の主は姫子の部下である赤鬼と青鬼の五右エ門と権左エ門であった!
その事に一時はずっこける一刀達であったが
ガシッ!! ガシッ!!
ジュン「我らが同士よ、参戦を快く迎えてやろう! 」
源治「・・・一緒に爆乳、巨乳を見ようじゃないか! 」
五右エ門「そうさ、俺達四人の心は一つ! 」
権左エ門「たとえ覗きがバレてボコられるにしてもせめてバッチリ見てからボコられよう! 」
バンッ!!
エロカルテットとして友情を高めあう四人
一刀「(アホくさ!?) 」
その輪の中になかなか入れない一刀であった。
そして五人が浴室に侵入しようとしている頃
風呂場
桃香「ん〜!やっぱり一日の疲れを癒すのはお風呂が一番ですね〜♪ 」
鈴々「桃香お姉ちゃんは別に疲れてないのだ 」
バンッ!!
風呂場には三国のほぼ全員が全裸で入浴していた。
霞「(関羽〜、いい肌してるやんか〜♪) 」
華琳「(あの関羽のつやつやの肌を私色に染めてみたいわね♪) 」
愛紗「(ぞくっ!?)何やら悪寒が!? 」
二人の視線に寒気を感じる愛紗であった。
すると
雪蓮「一刀達は覗きに来るかな〜♪ 」
華琳「まぁ北郷はわからないけどジュンとエロ源治は確実に覗きに来るでしょうね 」
源治のエロさは大陸に広まっていた。
桂花「華琳様、今からでも遅くありません!迎撃部隊を用意しましょう! 」
華琳「慌てないの桂花、ちゃんと部隊は用意しているからね 」
ジュンが簡単に覗きを諦めるわけないと察した華琳は事前に迎撃部隊を用意しておいたのだ。
華琳「それはそうと孫権はどうしたの? 」
雪蓮「蓮華だったら『一人になりたい』と言って私達とは別のお風呂に向かったわよ 」
さてその頃
スッ!
五人は浴室の天井部分に到着した。
五右エ門「ここまでは何の障害もなくやってこれた 」
権左エ門「楽園はもうすぐそこだぜ! 」
スッ…
鬼達は喜んで先を行こうとするが
ジュン「待て!ここから先は慎重に行動すべきだ!源治、綿足袋持ってるよな 」
源治「・・・当然! 」
一刀「説明しよう。綿足袋とは足袋の底に綿を敷き詰め足音を消すものである。ちなみに大抵、忍者の足袋は綿足袋である 」
源治「・・・誰に説明してるんだ?いいから貸してやるから一刀も綿足袋を履け! 」
スッ!
一刀「こりゃどうも 」
ちなみに一刀にも貸す理由は一刀の足音で見つからないようにするためである。
五右エ門「しかし考えてみると 」
権左エ門「俺達のような巨大な鬼が乗っているのによく天井が抜けないな? 」
ジュン「俺が設計した『象が隠れ住むことができる天井』だぜ! 」
別に他の利用価値がない
ジュン「それはさておき、実は華琳にも話してないがこの天井は二段構造になっていて、いま俺達がいるのは上の二段目、そして一段目はマジックミラーになっていて浴室の様子が覗ける仕組みになってるのさ 」
華琳にバレたら大変である。
ちなみに二段式なので声も浴室には聞こえない
ジュン「好きな板を外して自由に覗け! 」
源治「・・・さすがはジュン! 」
五右エ門・権左エ門『あんた最高だ! 』
一刀「(何だか嫌な予感がするのだが!?) 」
と一刀が思っていると
ヒュンッ!!
一刀「おっと!? 」
サッ!
いきなり手裏剣が投げられてきた!
ジュン「何奴!? 」
ジュンが叫ぶと
?「わざわざ聞かなくてもわかることを聞くなんてね♯ 」
?「ここに来るってことは命はいらねえってことだよな♯ 」
?「源治さん、覚悟はいいですね♯ 」
天井なので姿がわかりづらいが、目が慣れてよく見てみると…
ジュン・源治・五右エ門・権左エ門『お…お前達は!? 』
バンッ!!
そこには、くの一六人衆である
氷堂葵
土門玲
風切吹音
水希茜
木瑠零奈
炎地理央
がいたのだ!
彼女達こそ、華琳が言っていた迎撃部隊である!
一刀「(悪い予感的中だ!?) 」
はたして、この先どうなるのやら!?




