拠点 減量大作戦
拠点シリーズ
穏編です
それはある日の夜のこと
呉の城・風呂場
ぷか〜♪
今、呉の城の風呂場の湯船に大きな丸い物体が二つ浮かんでいた。
その物体の正体はというと…
穏「はふ〜、気持ちいいですね〜♪ 」
呉の軍師、陸遜こと穏が仰向けの状態で湯船に浮かんでいた。
つまり物体の正体は穏のおっぱいである!
亞莎「うぅ… 」
そんな浮かぶほどの巨乳を見て、つい自分の胸と比較して涙が流れそうになる呉の軍師、呂蒙こと亞莎
穏「亞莎ちゃんもやりませんか〜?気持ちいいですよ〜♪ 」
亞莎「うぅ…私の胸じゃ浮かばないので嫌味にしか聞こえないです 」
ほろっ…
思わず涙を流す亞莎
それほど小さくない胸の亞莎だが巨乳の穏と比べるとその差はリンゴとスイカくらいの差があったのだ。
だが
穏「どうしたんでしょう? 」
穏は亞莎が泣いている理由がわからなかった。
ちなみに二人で風呂に入っている理由はこの時代、ガスがないためいちいち風呂を沸かすのにも燃料がかかるため2〜3人で風呂に入るのだ。
そして次に入る組は出てきてからすぐに入るのだ。
そんななか、穏と亞莎が風呂に入っていると
ガラーッ!!
蓮華「何だ。穏と亞莎も入っていたのか 」
穏「蓮華様 」
裸の蓮華が風呂場にやって来た。
蓮華「私も一緒に入っていいか? 」
亞莎「どうぞです 」
そして
バシャッ!!
蓮華「ふぅっ! 」
一刀作の石鹸で体を洗った後、お湯をかける蓮華だが
穏・亞莎『(じーっ…) 』
蓮華「ど…どうしたんだ二人共!? 」
さっきから穏と亞莎が見つめているので理由を聞いてみる蓮華
すると
穏「蓮華様、何だかおっぱいが大きくなってませんか〜? 」
亞莎「うぅ…。まだ成長するなんて羨ましい(うらやましい)です 」
蓮華「なっ!?/// 」
穏と亞莎が見つめていたのは蓮華の胸であった。
蓮華「き…気のせいだ!それより早く上がるぞ!/// 」
穏「うまく誤魔化しましたね〜 」
蓮華「うるさい!!/// 」
実際は登場時より大きくなっている。
蓮華「お前(西森)もしつこいぞ!!/// 」
すいません
その後
くぴくぴっ!
蓮華「ふぅ!風呂上がりの牛乳はやはりいいものだな♪ 」
一刀作の牛乳を飲む蓮華
亞莎「本当においしいですよね♪ 」
初めは匂いのする牛の乳なんて飲めるか!とみんなから批判されていたのだが飲んでみると意外とおいしいということがわかり、現在では酒と並ぶ呉の主要飲料となっている。(酒が飲めない人にも好評であり、禁酒を命じられた雪蓮と祭がお茶と共にやけ飲みしたほど)
だがこの時!
穏「あれっ?これは… 」
穏があるものを見つけてしまった!
穏「体重計じゃないですか〜、久しぶりに計ってみますかね〜♪ 」
スッ!
と軽はずみに体重計に乗る穏であったが
穏「どれどれ… 」
穏が数値を見た瞬間!
〈ピー〉キログラム
※本人のプライバシーにより数値は伏せさせてもらいます。
と体重計に表記され、それを見た穏は
穏「う…嘘です〜!? 」
ガクンッ!!
がくりと項垂れる(うなだれる)穏であった。
蓮華「どうしたんだ穏!? 」
亞莎「何かあったんですか!? 」
穏が項垂れているのを見た二人が穏に聞いてみると
穏「何でもないです〜。ちょっとほっといてください 」
とぼとぼっ…
いつものように明るくなく、暗い感じで話す穏はその場を去ってしまった。
穏「(はぁ〜、いつの間にか〈ピー〉キロも増えていたなんて驚きです〜。確かに軍師はあまり運動しませんから動きませんものね〜、それに最近おいしいからってお菓子を食べまくっていましたし〜) 」
体重が増えた理由は100%自分の体重管理が悪いせいである。
穏「(そういえば最近服も少しきつくなった気もしますし、これはダイエットが必要のようですね〜) 」
これ以上太るといけないのでダイエットを決意する穏
穏「(でも穏はダイエットの方法なんて知りませんし、書庫で調べるには冥琳様の許可が必要ですし…) 」
だが本を読むと興奮してしまう体質の穏が知っていることならともかく知らないことを調べようとすると確実に興奮してしまうので冥琳が許可するはずがない
穏「(こういうのに詳しい人といえば…) 」
そして穏が向かった先は
一刀「それで俺のところに来たというわけか 」
穏「はい〜 」
一刀の離れであった。
穏「最初は茜ちゃんに頼もうと思ったんですけど、生憎仕事で出てますし、一刀さんなら忍者だし多分『主君が太った時の対処法』とかでわかると思いまして 」
一刀「さすがに俺でもそこまで学んでいない! 」
あらゆる主君スキルに対応できる一刀だが、さすがにダイエット法までは学んでいなかった。
一刀「それにダイエットといっても… 」
スッ!
ちらっと穏の体を見る一刀
一刀「そんなに太ったようには… 」
そして一刀が言った瞬間!
穏「きゃーっ!!/// 」
バチコーンッ!!☆ミ
一刀「ぐほっ!? 」
普段のおっとりした感じとは違い、いきなり穏に平手を食らってしまう一刀
穏「もう一刀さんったら!女性の体をジロジロ見るだなんてデリカシーが足りませんよ!!/// 」
一刀「す…すまん!? 」
さすがに今のは一刀が悪かった。
その後、何とか一刀が知る減量法を教わる穏であった。
鍛練場
一刀「まずは軽い運動だ!縄跳びしてみなさい! 」
穏「はいです〜! 」
スッ!
穏は一刀から縄を受け取ると
ぴょんぴょんっ!
うまい具合に縄跳びする穏
一刀「(これなら早く痩せられるかもしれないな) 」
ところが一刀はすっかり忘れていた。
それは…
ぶるんぶるんっ!
巨乳の穏が縄跳びすれば胸が弾みまくり
さらに!
ポロッ! ぷるんっ♪
穏の服だと胸が弾みまくればポロリしてしまうのだ!
そしてポロリを見てしまった一刀は読者の予想する通り
ブッバーーッ!!
バタンッ!!
盛大に鼻血を出して倒れるのであった。
穏「一刀さ〜ん、どうですか〜? 」
穏はポロリに気づいていない
このまま気づかずに城に入ると色々騒ぎになるので
小助『穏、おっぱい丸出しだぞ!? 』
穏「えっ?きゃーっ!!/// 」
今頃気づく穏であった。
しばらくして
近くの河川
一刀「次は水泳だ。泳げばそれなりに成果が出るだろう 」
というわけで近くの河川にやって来たわけなのだが
穏「あのぅ一刀さん、実は私は泳げないんですよ〜 」
そこが問題点なのだが
一刀「心配無用! 」
シュシュッ!
一刀は印を結ぶと
一刀「風遁・救命浮き輪! 」
フゥッ!!
口から風でできた浮き輪を出現させた。
一刀「これで浮かびますから大丈夫 」
穏「ありがとうございます♪ 」
バチャチャッ!!
浮き輪を持って早速河川に入る穏
小助『しかし、お前もずいぶん変わったな 』
一刀「何がだ? 」
小助『今の穏の水着、際どいビキニだったじゃねぇか、昔のお前だったら確実に鼻血だろ 』
一刀「確かにそうだな 」
以前紫苑と桔梗の水着姿を見ても鼻血を出さなかった一刀
あれは作者が鼻血の描写を忘れていたわけではなく一刀に少しだけ耐性ができたのだった。
と一刀と小助が話し合っていると
ぷかぷかっ
一刀「んっ? 」
川上から大きな桃でなく、三角形が二つ結ばれた布が流れてきた。
そう、それは…
穏「あ〜ん!!水着が流されちゃいました〜! 」
バンッ!!
穏のビキニのブラであった。
そして穏の手が巨乳を隠せるはずがなく
ぷるんっ♪
ブッバーーッ!!
バタンッ!!
穏「一刀さん!? 」
小助『こりゃ完全に耐性ができるのはまだ先らしいな 』
そしてそれからも穏はダイエットのために運動しまくり
一週間後、城の風呂場
バンッ!!
穏「それではいきます!! 」
体重計を前に意気込む穏
スッ…
そして穏は体重計に足を乗せた!
その結果…
〈ピー〉キログラム
穏「そんな〜!?あれだけやってたった2キロしか減ってません〜!? 」
予想以下の結果にショックを受ける穏
一刀「穏… 」
あまりにかわいそうで声をかけられない一刀
すると
小助『なぁ、穏って胸のサイズいくつだ? 』
穏「えっ?服が少しきつくなってきたので少なくとも〈ピー〉センチですけど 」
※プライバシーのため数値は伏せさせてもらいます。
穏が小助に数値を教えると
小助『だったら大丈夫だぜ 』
穏「えっ!? 」
小助『胸ってでかいといくらか体重が増えるらしいぜ 』
一刀「何と!? 」
これは一刀も知らなかったことである。
すると
穏「そういえば最近お風呂上がりに牛乳を飲んで増したからね〜、書物で読みましたけど牛乳を飲むと胸が大きくなるって本当のようですね〜♪ 」
体重が増えた原因が太ったからではないと気づき喜ぶ穏
小助『つまり穏が体重を悩む原因は牛乳を開発した一刀にあったってわけだな 』
一刀「まさかそこまで悩むとはな!? 」
一刀も驚く悩みである。
これで問題は解決した。
…わけではなく
後日にて
シャオ「牛乳飲めばおっぱい大きくなる!めざせ爆乳よ! 」
明命「頑張るのです! 」
ぐびぐびっ!!
貧乳を脱出すべく牛乳を飲みまくる二人だが
飲みすぎてお腹を壊したという
次回、新キャラ登場!(予定)