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北郷流忍者・北郷一刀

以前削除した小説のリメイク版です。

東京のとある山奥


忍ヶ岳(架空の地名)


そこにある竹やぶで


?「・・・ 」


一人の男が座禅を組んでいた。


その時!


シュシュンッ!!


竹やぶから男を狙って多数の石が撃ち出される!


男は相変わらず座禅を組んだままだ。


キィンッ!!


そして石が男に当たりそうになったその時!


キキキィンッ!!


チャキンッ!


男が刀を鞘に納めると


ぽとりっ


真っ二つになった石が落ちた。


男は当たりそうになった一瞬で石を真っ二つに切り裂いたのである。


とそこへ


サッ!


ポケットに入りそうな一匹の小猿が現れて男に近づいてきた。


?「小助、何の用だ? 」


男が猿に聞くと


キュキュキュッ!


猿はマジックで立て札に文字を書いていき


バンッ!


立て札を掲げた。


小助『一刀、じじ様達がお呼びだ 』


一刀「わかった。すぐ準備する 」


スッ!


一刀という男は荷物をまとめると


一刀「小助、こい! 」


ひょいっ!


小助を懐に入れて


一刀「それじゃあいくぜ! 」


ビュンッ!!


木へと飛びかかる!


パッパッ!


そして木から木へと飛び移っていく!


実はこの男、名を北郷一刀といい、現代に隠れすむ忍者一族の末裔なのだ。


そして懐にいる猿は小助という一刀の相棒であり、人語が理解でき、文字も書ける小猿なのだ。


シュッ! スタッ!


説明している間に一刀はとある一軒家に降り立つ


この一軒家は一刀の自宅であり、木造住宅なのだ。


一刀「父さん、母さん、ついでに爺ちゃん、北郷流忍術第20代目継承者北郷一刀、ただいま修行より戻りました! 」


ビシッ


一刀が一軒家に向かっていうと


スッ!


家の中から誰かが出てきた。


刹那「一刀、よい返事ですね 」


一刀の母 北郷刹那


剣「さすが私達の息子だ 」


一刀の父 北郷剣


そして


峰刀「じゃが、師匠である祖父をついでとはなんじゃーっ!!♯ 」


バッ!


一刀の祖父 北郷峰刀(みねと)が槍をもって一刀に飛びかかる!


だが


シュンッ!


峰刀「はにゃっ? 」


一刀の姿が一瞬消えたかと思うと


一刀「ここだよ爺ちゃん 」


峰刀「いつの間に!? 」


一刀はいつの間にか峰刀の後ろに立っていた。


そして…


ブスッ! ゴーンッ!☆ミ


峰刀「がはっ!? 」


一刀がいた場所に突っ込んだ峰刀はいきなり避けられて方向転換ができなくなり槍が地面に突き刺さって棒高跳びのように峰刀は飛んでいき木にぶつかってしまったのだった。


一刀「爺ちゃん生きてるか? 」


峰刀「そう思うなら避けるでない!♯だいたいお前と遊んでいる場合ではないわい! 」


一刀「? 」


しばらくして、家の中


峰刀「一刀、今日はお前の誕生日でちょうど18歳になるな、そこでお前には習わしとして北郷家に伝わる主君探しの旅に出てもらう! 」


主君探しの旅


18歳になった北郷家の男は自らが仕える主君を探しに旅に出なければならない(仕える主君は男女誰でもよし)


本人にいく気なし、または仕える主君が見つからず戻ってきた場合は一族から罵倒扱いされる


掟として、仕える主君は命を懸けて守らなくてはならない!


峰刀「かつてわしも剣も主君探しの旅に出たが都会の女は冷たく、戻ってきてしまい一族から罵倒扱いを受け続けてきた 」


というのも男女誰でもいいのに二人は美女ばかりを狙って断られ続けたからである。


峰刀「じゃがお前は認めたくないが歴代最強と呼ばれる忍の達人!どうだ旅に出るか? 」


峰刀が聞くと


一刀「そんなの聞かなくてもわかってるだろ、もちろん行くに決まってる! 」


峰刀「良い返事だ!では荷物をまとめてとっとと行くがよい! 」


一刀「了解! 」


ダッ!


一刀は荷物をまとめに部屋へと行く


しばらくして


ドサッ!


一刀「これでよし 」


一刀は色々とつまったリュックサックを用意した。


一刀「必要なものはすべて入れたな。小助、お前はどうする? 」


一刀の相棒である小助は主君探しの旅に行かなくても別にいいのだが


キュキュキュッ!


小助は立て札に文字を書くと


サッ!


それを一刀に見せる


小助『俺がいないと一刀は何にもできないから一緒に行ってやるよ!』


一刀「フッ!ではついてこい相棒! 」


ぴょんっ!


小助は一刀の肩に乗り、一刀の旅についていくことにした。


そして


一刀「では皆さま方、長らくお世話になりました! 」


一刀は学生服であるフランチェスカ学園の制服に着替え家族に礼を言うと


刹那「風邪ひかないようにね 」


剣「元気でいろよ 」


峰刀「仕える先が金持ちなら連絡しろ 」


一刀「それでは失礼! 」


ダッ!


そして一刀は旅立っていった。


一刀が去った後


刹那「でも少し心配だわ!? 」


剣「何が? 」


刹那「仕える主君が男ならいいけど、もし女ならあの子にはちょっとした癖があるから心配よ!? 」


剣「まぁ一刀なら大丈夫だろ 」


その頃


シュッ!シュッ!


一刀が木から木へと飛び移っていると


一刀「小助、俺は誓う!絶対主君を見捨てない男になるってな! 」


小助『なら俺も絶対に相棒を見捨てない(おとこ)になるって誓うぜ!』


一刀と小助が会話をしている間に


一刀「んっ?何だあれは? 」


ゴゴゴッ…!!


目の前にブラックホールのようなものが近づいてきた。


一刀「怪しい気配がする、避けるぞ小助 」


小助『その方が賢明だな』


スッ!


ブラックホールのようなものを避けて進むことにした二人だが


ズォーッ!!


一刀「何なんだあれは!? 」


小助『早さが上がっているうえに俺達を狙っているみたいだ!?』


急いで逃げる一刀だが間に合わず


ズォーッ!!


一刀「うわっ!?隠れろ小助! 」


ギュッ!!


ズォーッ!!


一刀は小助を懐に入れ、ブラックホールのようなものに吸い込まれるのだった。

次回、恋姫キャラが登場します

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