第16話:悪騎
この物語はフィクションですが、
登場する人物・団体・名称等は、
実在のものが意識されています。
本作品は特撮作品及びその関係者を批判するものでなく
全ての特撮作品へのリスペクトを持って執筆しています。
この場を借りて情熱をもって素晴らしい特撮作品を
作られたすべての方々へ謝辞申し上げます。
始まった大陸最強の騎士を決めるトーナメント。
参加する騎士たちは、自らの名誉のため、
そして仕える主とその妻の名誉のため、
騎士道精神に用いて正々堂々戦い
勝利を勝ち取ることを各々の剣に誓う。
一方、観客席から騎士たちを見る観客は
まるで別のことを考えている。
(優勝者を当てて、一攫千金だ……!)
娯楽に乏しい中世の時代。
こうした競技大会とそこで開催されるギャンブルは
市民にとって最高の娯楽なのだ。
故に大金が動く。
結果、優勝賞金も莫大になる。
それこそ、個人で学校が作れてしまうほど。
(……悪いがセンねぇ。センねぇはダメや。
センねぇの特撮は見た目だけごっこ遊び。
どれだけ強そうに見えても実際に強くはない。
コロッセオの中で、嘘は使えんのや)
せめて少しでも真面目に訓練してくれれば、
同情とかそういう感情補正で
応援しようと思えたかもしれないのに。
イサムはため息をつく。
(だが、気持ちはわかるで。
わいだって人の子や。生まれで運命が決まり、
親から引き離されて生きる子らを
かわいそうに思えないような悪党にはなれんのや。
だからセンねぇ……センねぇは信じんが……)
小切手の半分を握りしめて。
(俺が優勝者を当てて、
学校作るカネを稼いだるで!)
この大会の賭けには、
大きく分けて2つのタイミングがある。
トーナメント開始前と、試合開始前だ。
試合開始前の賭けは単純明快。
どちらが勝つかを当てるだけ。
単純確率は50%だが、その試合が2戦目以降なら
直前の試合の情報が判断材料になり
的中確率を上げることができる。
硬く稼ぎたいなら、こっちだ。
一方トーナメント開始前は
64人の参加者から優勝者を当てるもので
単純確率は1.5%。
さらに同時に準優勝者と
3位決定戦の勝者を当てる所謂「三連単」は
単純確率で言えば0.0004%。
絶望的低確率。
逆に言えば、それを当てれば……
(一攫千金! 大金持ちや!)
この賭けを当てるべく、
イサムはまわりの情報に耳を傾ける。
「今年はこれといった優勝候補はいない。
だが、あえて一人に絞るのなら……あいつ。
黒騎士、片腕のゲッチュだ!」
観客に向けて片腕を上げ下品に笑うおっさん。
そのいやらしい目付きは絵に描いた悪党だ。
「もともとのゲッチュはとんでもない悪党でな、
騎士道精神のかけらもないクズ野郎だった。
だが、その圧倒的強さだけは、本物だったんだ」
だがいくら強くても、
クズ野郎は騎士として認められない。
ましてゲッチュはクズの中のクズ。
裏切り、強盗、強姦、なんでもアリだ。
流石にそんなゲッチュを騎士と認めれば
主の沽券にも関わってきてしまう。
ゲッチュは幾度となく主を変えたが
やがて彼を雇う貴族はいなくなり、
ゲッチュは家の紋章を黒く塗りつぶし、
主を持たない黒騎士ゲッチュとなった。
「で、ついに天罰が下ったのか。
ゲッチュは最後の戦争で片腕を失ったのさ」
「それで、片腕のゲッチュか……その先は?」
「わからん。だが、それで大人しくなるような
ゲッチュじゃなかったんだろう。
おそらく今日までその技を磨いてきた。
あの様子じゃ、心は入れ替えてねぇだろうがな」
「それでもこうして人前に姿を表したってことは……
それだけ自信がある、ってことか」
「そういうこと」
ここまでの話を聞いていたイサムは
トーナメント表を確認する。
(もしもセンねぇが勝ち残れば、
ゲッチュと当たるのはベスト4の準決勝……
ま、センねぇはそこまで行けんわな。
そもそもあんなクズ野郎、
戦いの場なのをいいことに
センねぇに酷いことするに決まっとるんや!
勝ち負け以前に、戦って欲しく、ないねん……)
想像を振り払うように首を振って、
改めて演舞中の騎士達の姿を見る。
(……見てくれだけはセンねぇが一番やけどなぁ)
ため息をついた後で、
改めて他の面々を見るのだが。
(まるでわからんなぁ……せやけど……)
ちらりと演舞もせず、
手を振って愛想を撒くこともなく仁王立ちする
1人の参加者の姿を見て。
「あの兄ちゃんの鎧、やたらかっけぇなぁ」
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
剣に誇りを誓い、
騎士道精神にかけて正々堂々と戦う騎士たち。
そんな神聖なる騎士の決闘を汚す外道。
悪騎とも言うべき者が、
今回のトーナメントに紛れ込んでいた。
「げひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!
弱い! 弱いなぁぁぁあああ!!」
「ひっ……! ま、参っ……もごっぉ!?」
相手が投了の言葉を叫ぼうした瞬間、
その口に布切れがねじ込まれる。
「今なんか言ったかぁ!?」
「もごぉっ! もごごぉっ!!」
「何言ってかわかんねぇよぉぉぉおお!!」
「っ……! ……!!???!」
そのまま片腕で相手の顔が歪むまで殴り続けて。
「弱い騎士はなぁ!
生きてちゃいけねぇんだよっ!!」
トドメを、刺す。
「うっ……!」
「おぇっ……!」
黒騎士、片腕のゲッチュ。
その強さはさることながら。
下衆さも、圧倒的だった。
「剣に誓いを立てる誇り高き騎士が、
あのような戦いを……!」
「あんなやつに、騎士を名乗らせて
許されるのか……?」
そんな観客の声も当然。だがしかし。
「まぁ騎士道って言うなら……」
「あっちの方が、外道だよなぁ……」
その視線の先で戦うのは。
「イ・ナ・ズ・マッ! キィィィィィック!!」
「そんなのありかぁぁぁぁああああ!?」
僕らの勇者姫、リンネであった。
飛び蹴りで相手を蹴り倒した後、
床に置いた剣を拾い上げ、相手の喉元につきつけ。
「そこまで! 勝者、
水晶伯の騎士、凛音・セーデルルンド!」
中世の最強戦力、騎士。
実はそんな騎士には、堅牢な防御力の
代償とも言える致命的な弱点があった。
それは……
転ぶと立ち上がれない。
騎士を倒す簡単な方法は、ハンマーで殴り飛ばし、
尻もちをついたところで大勢でボコボコにすること。
その弱点を消していたのが、騎士道精神だった。
正々堂々、1対1。
貴族の家紋を掲げて戦うなら、
そんな方法は使えない。
騎士道精神は様々な制約で騎士の行動を縛る。
戦場で正々堂々と戦うことに加え、
恋愛の他、政治活動へ参加することの制限、
さらには食事の際のマナーまで。
この騎士道精神が騎士を縛ると同時に守っていた。
故に戦場における騎士は、貴族の家が力を失う
その時まで最強であり続けたのだ。
「あ、ありえねぇ……!」
「あんなの騎士の戦いじゃねぇ……」
観客達が感じた衝撃はある意味、
黒騎士ゲッチュの残虐ファイトよりも上だ。
だが、それでも。そうだとしても。
(……かっけぇんだよな。あの姉ちゃん)
「私の超必殺技ぁぁぁぁああああ!!
ライダァァァァァ!! キイィィィイィック!!」
――うぉぉぉぉぉおおおぉぉぉおおおぉおお!!
こうして勇者リンネは4回戦を突破。
ベスト4への進出を果たすのだった。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
~~大会2日目
「ここまで来てもうたかぁ……」
ここまで来てしまった。
ため息混じりにそう漏らしたイサムの言葉には
2つの意味が込められていた。
「イサム、もしかして私が勝つと
思ってなかったの?」
1つはリンネがここまで勝ち抜いてしまったこと。
「思ってたで! 思ってたからほら!
ちゃんとセンねぇちゃん優勝するって!
ほら、賭け札も買っとるで!」
「…………」
イサムが突き出した札の値段を見てから。
「もっと買っても、いいじゃん」
「ならせめて策を事前に教えとかんかぁ!」
この2ヶ月、リンネは一瞬で変身するため
様々な鎧を試し、着替え方法を研究した。
その過程で、彼女は気付く。
騎士は転ぶと、起き上がれない。
そして己の鍛えた足技を十全に活かせる鎧を。
軽装に見えて、足にだけ重しを仕込んだ
特注の鎧を作らせた。そう、彼女の足は、
それ自体が騎士特攻のハンマーなのだ!
「だがセンねぇ。ここまでやで。
わいも言えなかった、言いたくなかった、
センねぇに言って欲しいと甘えたんや。
だが、ここまで来たからには、言うで」
一方、ここまで来てしまった2つ目は、
言うべきことを一晩言い出せず、
宿を出て控室まで来てしまった自分にだ。
「…………」
イサムの言葉にリンネは目を瞑る。
「センねぇは邪道や。言うならば悪騎や。
これまでの相手はみなまともな騎士やった。
だから外道が通用したんや。
せけどな、センねぇ。本物の外道に、
形だけの外道は通用せん」
「…………」
準決勝の相手は、黒騎士、片腕のゲッチュ。
本物の、外道。
誇りもなにもなく、
ただ強さだけを求めた彼の命を狙う者は皆、
彼に勝つため騎士の誇りを捨てて挑んだ。
中にはハンマーを使う相手もいれば
大勢で挑みかかる相手もいた。
つまるところ、リンネの特撮の技は、
ゲッチュには通用しないのだ。
「棄権するんや、センねぇ。
死んじまったら終わりや。
自分の命より大事なものなんて、あらへん!」
「……そうだね、イサム」
リンネは、その場で。
剣を、捨てた。
「当たり前だよ。
私だって死にたくないし痛いのも嫌だ。
特撮は好きだけど、特撮への愛よりも。
自分の命の方が、ずっと大切」
ホッと胸を撫で下ろすイサム。
特撮がどれだけ好きかはわからなかったが、
流石に命を投げ出すほどではなかったらしい。
ともあれここでリンネは棄権する。
彼女の大会はベスト4で終わ……
「でも私にはさぁ!
特撮への愛よりも、自分の命よりも!
大事なものがあるんだよッ!!
後も先も知ったことか!
私は今! 人を、助けたいッ!!
それだけだッ!!」
リンネは今まで一度も見せたことのない
怒りの形相でイサムを張り倒した。
その表情は、演技ではない。
彼女の本心。魂の叫び。
「私は、ヒーローになるっ!!
私の憧れたヒーロー達は誰もっ!!
悪党には屈しなかった!!
命を捨てる覚悟で、戦いに挑んだんだっ!!」
気持ちは、わかる。
確かにそういうことを言うヤツは、
カッコイイ。だけど……
「カッコイイこと言うのやめいやセンねぇ!!
カッコイイのは今だけやっ!!
どれだけカッコイイこと言ってもなぁ!
負けた姿はカッコ悪いんや!!
わいは、センねぇのカッコ悪いとこ、
見たくないんやっ!!」
「っ……!」
イサムの本気の訴えにリンネが怯む。
張り倒され、床に尻もちをついて、なお。
その目に、怯んでしまう。
「もうやめいや、センねぇ……
頼む。頼むで……
センねぇのカッコ悪いとこ……
わいのヒーローのみっともない姿、
見せんでくれ……」
「…………」
だが、リンネは止まらない。
リンネはイサムに背を向けて、一言。
「ごめんね。私は、特撮を……
夢を、捨てる」
戦いの場へ、向かう。
「アホ……センねぇ、アホが……」
涙を拭って立ち上がるイサム。
ふらりと足を踏み出した、すると、
――こつん
「ん?」
足元に、何かがぶつかった。
まさかと目を落とすと……
「センねぇの、剣……?」
そこには、先程捨てた、剣が落ちていた。
「おい……おいおいおいおい!
嘘だろセンねぇ!?
まさか素手で……!?」
確かにリンネはここまでの戦いで
剣で戦ってはいなかった。
しかし、大会のルール上、
勝つためには相手を殺すか、
負けを認めさせるか、
喉元に刃に突き立てねばならない。
そして間違いなく次の相手は、
外道の黒騎士、片腕のゲッチュは、
自分の負けを認めるはずがない!
当然、センねぇがキックだけで
あの大男を殺せるはずも……
「ふざけんなっ……!
ふざけんなセンねぇっ!!
カッコツケのごっこ遊びもいい加減にせぇ!!
死んじまったら……死んじまったら終わりや!!
見せんなっ!! わいに……!
わいの大好きなヒーロー、かっこ悪いとこを!
見せんなぁぁぁぁああああ!!」
剣を拾ってコロッセオに駆け出すイサム。
外の光に、目がくらむ。
コロッセオは静寂に包まれていた。
観客たちの息を呑む音だけが聞こえる。
嘘だろ、センねぇ……センねぇは、もう……!
「小娘ぇ……貴様、貴様ぁ……!」
「…………」
「それが騎士の戦い方かぁぁぁぁああああ!」
「外道に言われる筋合いは、ないっ!!」
「……は?」
聞こえたのは倒れたゲッチュのみっともない嘆き。
一方、ひとりコロッセオに立っていたリンネの手には。
見たこともない武器が握られていた。
「なんや、あの武器は……」
「薙刀だ」
「ナギ、ナタ……?」
知らない声に隣を向いた先には、
金色の騎士が立っていた。
「知ってるのかあんちゃん!」
「ミケだ」
「ミケ……いや、それよりなんや!
あの武器はなんや!?
一体、何が起きたんや!?」
「見ていればわかる」
言われて戦いに目を向けるイサム。
そこには片手で起き上がり、
再び剣を構えるゲッチュの姿があった。
「立つんかあいつ!?」
「当然だ。あいつのような悪党なら、
転べば立つまで見逃すなどという
騎士道を無視する相手と戦ってきたはず。
鎧のまま立ち上がる技くらい覚えている」
しかし、ゲッチュは動けない。
2mに近い巨体に、120cmを超える最大級の片手剣。
それだけの射程を持つゲッチュが、
リンネに近寄れない。
「くぅっ……」
いかに腕の筋力を鍛えようが、
重い剣をずっと持ち上げて構えれば疲労が溜まる。
かといって手を下ろしてしまえば。
「ふっ……!」
「ちぃっ!?」
薙刀の刃が、迫る。このままではジリ貧だ。
「くそぉっ!」
決死の覚悟で勝つために前に出れば。
「ふっ!」
2m50cmの薙刀が、ゲッチュの足元を襲う。
「な、なんや!?
なんやあの戦い方は!?
ていうか武器がちゃうねん!
あんな武器、わいは見たことないねん!」
「だから、薙刀だ。
日本が生み出した最強の対人格闘武器。
1対1で薙刀に勝てる近接武器は存在しない。
見ろ、あの戦いを」
刃先を地面に下ろし、
半円で扇の先を描くように振られる刃は、
的確にゲッチュの足元だけを狙う。
相手が距離を取れば、
刃先を地面に落として力を抜いて腕を休める。
そこで相手が一歩でも踏み込めば、
先端をほんの少しだけ上げて再び足元を狙う。
どこまでも執拗に、しつこく、しつこく。
腓腹筋だけを狙い続けるその戦い方は。
「き、汚ねぇ……!
なんて汚ねぇ戦い方や……!
あんなん騎士の戦い方でもなけりゃ、
ヒーローの戦い方でもないわ!
それに何より……地味すぎるっ!!」
騎士道の対極とも言える、
外道による地味すぎる戦いだった。
「そうだ。薙刀の恐ろしさは、
それを用いた戦術が極めて地味なことにある。
だがその効果は絶大だ。
腓腹筋を斬られた人間はもう歩けない。
一度膝をついてしまえば後は、
ちくちくと体力を削られて終わり」
「ありえへん! そんな武器誰も使おうなんて思わん!
外道で勝ったって、恥ずかしいやろ!」
「そうだ。だから誰も薙刀を使わない。
唯一薙刀を使うのは、弱い者。
名誉も何も求めず、ただ護身のため、
その1対1の状況さえ切り抜けらればいい者。
すなわち……婦女子だけだ」
「おんな、こども……!」
そう、どれだけ卑怯でも、どれだけ外道でも。
弱者が護身で振るうなら、許されてしまう。
そのあまりの強さと戦術的合理性故に
女子供以外が持つことを禁じられた
最強の対人格闘武器!
それが、薙刀である!
執拗に腓腹筋を狙い続けるリンネの斬撃。
雨垂れが、今。鉄を穿つ!!
「うぉっ!? ま、まずぅ……!」
鈍い音を立てて外れるレギンスプレート。
英雄唯一の弱点、腓腹筋を刃が、切り裂くっ!!
「ぐぅうっぅうううう!!」
膝をつくゲッチュ。彼はもう終わりだ。
片腕を切り落とされても、
黒騎士の外道は止まらなかった。
しかし、アキレス腱を切られれば。
歩けなくなれば。
「終わりだ! 私の、勝ちだっ!!」
首元に突きつけられる薙刀の刃。
コロッセオが静寂に包まれ、そして。
「そ、そこまで……! 勝者、
水晶伯の騎士、凛音・セーデルルンド!」
勝敗決着の声が響いて、なお。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
勝者を称える声は、響かなかった。
「……カッコ、悪いな……」
イサムは呟く。
「こんなん……こんな、センねぇ……
こんなヒーローの戦い……」
しかし、その言葉とは裏腹に。
「見たく、なかったで」
イサムの表情は、優しかった。
「だが、終わりだ」
「!?」
決着を見て、ミケは呟く。
「夢は覚める。あんな戦いをすれば。
もう、騎士では……ヒーローではない」
「くっ……!」
その通りだ。たとえここで勝っても。
この大会で優勝し大金を手にしても。
悪評は未来永劫リンネについて回る。
そんなリンネがこの先続けるヒーローショーも、
もはや、素直な目では見てもらえない。
「試合に勝って勝負に負けたで、センねぇ。
だから目的を考えて動け言うたんやで……」
そんな敗北宣言とも言える言葉を横に、
ミケは笑う。
「そうだな。あいつはもう終わりだ。
勇者リンネは、魔王軍とはまるで関係ないところで、
今、終わったのだ」
「…………」
「しかし」
「!?」
ミケは金色の剣を抜く。
これから向かう、決勝の舞台に登るため。
「ヤツの剣を貸せ、イサム少年。
これより、特撮を執行する!」
この物語は第一章最終話まで書き上げたものを
予約投稿して公開してるの。
毎日22時20分更新で全18話、
第一章最終話は11月4日になるわ。
文字数は約10万文字で、普通のラノベ1本分くらいね。
気に入った方は前作もよろしく。
★異世界で国鉄分割民営化を回避するため走る
鉄オタエルフの奮闘記。
異世界で森を切り開き鉄道敷いて魔王を倒したエルフの後日譚
「ファン・ライン」~異世界鉄道物語~
https://ncode.syosetu.com/n8087ko/
【Nコード:N8087KO】
★全員クズの勇者パーティの中に
裏切りものが1人いる(※1人しかいない)とわかり
全員が暗躍しはじめる話。
このパーティの中に1人、魔王の手先がいる!
https://ncode.syosetu.com/n7991lc/
【Nコード:N7991LC】




