Chat1
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――ちょっと聞いてくださいよ! 今日、学校からいきなりオカ研を廃部にするって言われたんです!――
――それは少しひどいね――
――ですよね! だから俺、学校に抗議したんです。こんなのおかしいって――
――そうなんだ。だけど、学校がいきなり廃部にする処置を簡単に取るとは思えないかな。何か特別な理由があったんじゃないの?――
――うっ、それは……はい、そうです。実は、オカ研は他のとこと比べて活動が緩くて、これといった成果を出せていないんです。そこを学校から指摘されて廃部という話が持ち上がったそうでなんです――
――やっぱりね。そんなことだろうと思ったよ。それで学校は何て言ってきたの? あっ、当ててあげよっか? 廃部にならないための救済措置を出してきたんじゃない? どう? 当たってる?――
――よくわかりましたね! 大正解ですよ!――
――そりゃあ、こういうことを専門にしてる仕事をしてますからっ! それに教育者なら、そういう対応が求められるからね――
――へぇ~そういうもんですか――
――そういうもんなの。あっ、話がそれちゃったね。その救済措置っていうのはどんなものだったの?――
――それがですね、夏休み明けの文化祭までにオカ研として成果を出すことなんですよ。できなきゃ、廃部にするって。救済する条件の難易度、高過ぎると思いません!?――
――それだけやってこなかったことのしっぺ返しってことかな――
――学校と同じようなこと言わないでくださいよ!――
――ごめん、ごめん。けど、文化祭までか~。長いようで短い猶予期間だね――
――本当ですよ。せっかくの夏休みが……――
――どうなの? 文化祭までに成果は出せそう?――
――今のとこは望み薄です。けど、助っ人をゲットできました!――
――助っ人?――
――はい! オカ研と同じように廃部になりかけてた歴研の篠原って奴です。部員が不足していて廃部になりかけていたんで、オカ研と合併して廃部を防いであげる代わりに俺達が成果を出すための協力をしてもらえることになったんです――
――なるほど~考えたね――
――ただ、ちょっといざこざがあったせいで、あんまり協力してくれないかもしれません――
――そっか、大丈夫そう?――
――今日、初めて会ったばっかなんで、これから時間かけてどうにかしていくんで大丈夫です。それに学校から帰る時、成果を出すためのいいアイディアも見つかったんです!――
――おっ、それはよかったね。じゃあ、また何か進展があったら今日のお話しの続き教えてね!――
――もちろんです!――
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