とある創造神話
初めに、世界は魔素が満ちるだけの虚ろだった。
ある時、虚ろな世界が震え魔素により女神が生まれた。
女神が意思を持った聖なる樹木と天と地・・・生き物が生きる上で必要なものを産み出した。
それから、女神が火、水、風、土、光、闇の属性を持つ精霊を産み出した。
聖なる樹木が天を貫くほど大きくなる頃に精霊より妖精が派生し、純粋な属性と魔素から竜が生まれた。
その後、女神の吐息と魔素が混じり合い魔族とハイエルフが生まれた。
ある時、驕れる魔族によって世のバランスが乱され、魔素が減り、聖なる樹木も燃やされた。
魔族には女神からの天罰が与えらた。
豊かな土地を追われ、不毛な大地へと住み続けるという罰が与えられた。
魔族が去った後、聖なる樹木が生い茂っていた場所から一つの命が芽吹いた。
燃やされたと思っていた聖なる樹木は、実をその大地に預けていたのだ。
そこから平和な世が続き、人間と獣人とドワーフ等の生き物が生まれた。
とある一族に伝わる【世界のはじまり】より
お読み頂きありがとうございました。
長々と考えてしまいあまり文章が得意でないので、あまり推敲せずに投稿いたしますので、誤字脱字を脳内変換か指摘して下さると助かります。