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第8話:『その男、名探偵で桃太郎 その8』

 この晩を起きたことを、私は一生忘れないだろう。そう思う程に、強いインパクトを受けた。

目の前の光景を多く占めるのは、首長の鬼妖犯「轆轤首」。この世のものとは思えない姿だが、衝撃を受けたのはそれを見たからじゃない。その怪物の目の前に立つ、一人の戦士の姿にだった。


白い戦装束を身に纏い、刃を振りかぶるその姿は、まさしく絵本から飛び出してきたようだった。

桃太郎、鬼退治の代名詞。ある意味では、鬼妖犯を倒すに相応しい戦士なのかもしれない。


だけどどうして川郷さんが? それに桃太郎が実在している? 様々な疑問が私の中で入り混じった。

それでも目の前で起きていることは現実だ。だったら私はそれを受け止めるしかない。



『我ラガ宿敵……鬼退士! 邪魔ヲスルナラ、貴様カラ殺ス!』



轆轤首は強い怒気と共に川郷さんに襲い掛かる。長い首を再び伸縮させ、蛇のように食い掛った。

ガチン、と上下の顎が噛み合う音が鳴り響く。その時にはもう彼の姿は見えなくなったのか。


まさか丸のみにされてしまったのかと焦るも、その口の中にはいないのか、轆轤首は何度も歯を打ち鳴らしている。

川郷さんはどこに行ったのか、辺りを見渡していると上の方から気配を感じ取る。



(ッ――あんな高く!)



空を見上げると、地上から5メートル程離れた位置で身を翻していた。あの晩私を抱えて逃げていた時よりも、明らかに身体能力が上がっている。あれも桃太郎の力なのだろうか?


川郷さんは刃を下に向けて、重力に逆らわず下へと落ちる。

落ちた先には轆轤首の胴体、着地と同時にその背中に刃先を突き刺した。



『グゥオア!?』



響き渡る轆轤首の野太い悲鳴。だが長く悶絶する様子は無く、すぐさま首を後ろの方へと伸ばし、自分の上に立つ川郷さんに食らいつく。


川郷さんはそれを躱し、刀を抜くと同時に轆轤首から飛び降りる。背中の傷からは紫色の血が流れ出ていた。

――人間が、あんな怪物と戦えている。まるで一筋の希望が浮かび上がってきた気分だった。



「――動きは鈍いが、首だけ速いな」


『チョコマカト……!』



両者再び対面し、一触即発の空気が流れる。

すると鬼妖犯は後ろ足で立ち、そうして浮いた身体を勢いよく地面に叩きつける。強い揺れと共に、土埃が周囲に舞った。



「――!」



降りかかる砂埃に、川郷さんは目前を覆う。それは遠くで戦いを眺めていた私たちにも届き、目と口の中に砂が入ってしまう。


目眩ましだ。流石にあの巨体を全部隠すことはできないが、近くにいる川郷さんの目から逃れるには十分だろう。

轆轤首は長い首で土煙の中を突き進み、背後から襲い掛かった。


川郷さんはそれを紙一重で躱し、地面を蹴って土煙の中から抜け出す。そして間髪入れずに、蛇のような首に向かって斬りかかった。



「斬って下さいと言ってるようなもんだ!」



確かにあの長い首は大きな的になるだろう。言わば弱点を自分から伸ばしているのだから。

そして川郷さんは、容赦なくその首に刀を振り下ろす。しかしその首が切断面を見せることはなかった。

首回りは余程硬いのか、刃の部分が少ししか入っていない。



「ッ――!?」


『隙ヲ見セタナ!』



次の瞬間、轆轤首は首をうねらせ勢い良く川郷さんを叩きつける。

その身体は大きく吹っ飛び、公園の柵に激突。硬いはずの柵は、車がぶつかってきたように拉げた。それを見てどれ程強い力が働いたのかが分かり、思わず小さな悲鳴を漏らしてしまう。



「ッ、流石にそう簡単にはいかないか……!」



そう言う川郷さんだが、全くダメージが無いわけがない。骨だって折れていてもおかしくはないだろう。

だというのに平然と立ち上がり、変わらぬ戦意を見せつけている。痛くないのだろうか?



「……先生! 硬いんならやっぱり手ぇ貸すか?」



すると何を思ったのか、タケミちゃんがそう叫んだ。

手を貸す? そんなことできるわけない。確かにこの子たちの身体能力は凄いのかもしれないが、こんな小さな女の子があんな怪物に敵う訳が無かった。



「そうですね。タケミが適任かも」


「ちぇ、また私の出番無しかぁ」



だけど他の二人に止めようとする気配はない。それどころかモリカちゃんは代わりたいようだった。



「……いや、あれくらいなら俺だけでも斬れる。お前らは和島さんを頼む」


『我ノ首ヲ斬ルダト? ヤレルモノナラヤッテミロ!』



川郷さんはそう言うと、再び戦いに戻る。自分の討伐を予測された発言に轆轤首は更に怒り、激しさを増していく。

――私の目の前で、私の常識外のことが立て続けに行われていく。既に頭の中はパニックで、いつまで経っても情報が処理されない。



「あの、川郷さんは……一体」



だけどこの三人は何か知っている、それは間違いない。だから私は率直に聞いてみた。

するとモリカちゃんが、あっけらかんとした態度で教えてくれた。



「あいつはね、鬼退士なの」


「鬼退……士?」



桃太郎は流石に聞いたことがあるけど、「鬼退士」という言葉に聞き覚えは無かった。鬼妖犯と同じで私の知る「鬼退治」とは違う意味の言葉なのだろう。



「鬼妖犯を滅することができる戦士、それが鬼退士。鬼退士は古くから存在していて、いつの時代も鬼妖犯から人間を守ってきた」


「先生はその内の一人、桃太郎の力を持って生まれたんです」


「川郷さんが、桃太郎……!?」



モリカちゃんの説明にタマネちゃんが補足する。

しかし説明されたところでその全てを理解することはできなかった。取り敢えず分かったのは川郷さんは鬼退士と呼ばれる戦士で、桃太郎の力を持っているということ。


こんな話、他人にしても絶対に信じてもらえないだろう。鬼に鬼妖犯、ふざけていると思われるのが目に見えている。

しかし実際に、私の目の前に存在している。本物の鬼も、桃太郎も。この夜の公園で、鬼退治は確かに行われていた。


戦いに目を戻す。

川郷さんは素早い身のこなしで轆轤首を翻弄し、事あるごとにその首に向かって剣撃を浴びせていく。しかし轆轤首は堪える素振りすらせず、執拗に追いかけまわす。



『無駄ダ! コノ首ハ絶対ニ斬レナイ!』



轆轤首は首の強度に自身があるのか、首を庇うことすらせずに頭部を振り回す。首の動きは宛ら鞭、その巨大な頭部はハンマーのように働いている。掠っただけでも一溜りもないだろう。


激しい戦いの影響で、公園は見るに堪えない程荒れてしまう。遊具は折れ曲がり、地面は亀裂だらけのボロボロ。あんな巨体が暴れているのだから当然だ。


川郷さんは再び宙を舞う。轆轤首の周囲を跳び回り、その攻撃を躱し続けた。しかし先ほど受けた一撃が効いているのか、先ほどまでと比べて動きにキレが無くなっていた。


そんな川郷さんに、再び轆轤首の頭が突っ込んでくる。丸かじりにするつもりなのだろう、大きく口が開かれたそれを川郷さんは再び躱そうとするも、轆轤首の頭は自分から彼の横に逸れていった。



「ッ!」



轆轤首の首は川郷さんの周りを一周し、そのまま彼の身体を捕える。まるで蛇が獲物に巻き付くように、川郷さんの自由を奪った。


ギチギチという肉が擦れる音が鳴り、その強い圧迫に川郷さんは悲鳴を上げることすらできず、ただ苦悶の表情を浮かべている。刀を手放さないのがやっとで、腕を動かすこともできていない。



『全ク手間取ラセヤガッテ……コノママ絞メ殺シテヤル……!』


「――川郷さん!」



轆轤首が締め付けを強くすると、川郷さんが更に苦しむ。思わず私が声を掛けると、轆轤首は思い出したかのようにこちらに視線を許した。



『……イヤ、先ニオ前ヲ殺シテ完全体ニナルトシヨウ。鬼退士ヲ殺スノはソノ後ダ』


「ッ……」



そう言って轆轤首は川郷さんを締め付けたまま、私の元に近付いてくる。私一人の力ではどうしようもないと踏んでか、余裕のある様子でゆっくりと迫る。

奴と目が合う――怖い。恐怖で足が竦んで動けない。川郷さんは、こんな怪物に真正面から挑んでいたのか。


すると私の傍にいた助手の女の子たちが、私を守る為か轆轤首に立ちはだかる。駄目、あんなのに敵う訳がない――!



『全ク大人シクシテイレバ良カッタモノヲ。マァオカゲデ探ス手間ガ省ケタモノダガ……』



轆轤首が私を見下しながら醜く嘲笑う。

悔しいけど、その通りだった。私はあんな最低な男の仇を討とうとして、危険を顧みずに出しゃばり、その結果こんなことになってしまっている。轆轤首の言う通り、川郷さんに任せて自分は隠れていれば良かった。



『タダノ人間ガ、我ヲドウニカスルツモリダッタカ? 笑ワセル。来世デハ身ノ程ヲ弁エルンダナ――!』



自分で犯人探しなんかしてどうかしていた。それで赤井さんが犯人だと突き止めても、それから先はどうするつもりだったのだろうか?

私なんかの力じゃ、何もできないのに――

そうして轆轤首が私に食らいつこうとする、その時だった。



「――それ以上、彼女を侮辱するのは許さない」



怒気を孕んだ声で、その場にいる全員の動きが止まった。私に襲い掛かろうとする轆轤首も、私を守ろうとする三人も、全て。

声の発生源は、轆轤首が作った結び目。未だ強い力で絞められている川郷さんだった。



『ア……?』


「和島さんは牛沢叶の無念を晴らす為に、お前に怯えながらも調査していた。そのおかげで俺は赤井さんが犯人だと分かった……」



きっと胸もお腹も強く圧迫されて声を出すのも辛いだろうに、川郷さんは私を庇ってくれる。掠れた声で聞き取り辛いけど、それでも私の心は救われた気分になった。



「誰かの為に出した、精一杯の勇気――お前にそれを笑う資格なんて無い!」



重い怒号と共に、轆轤首の首に異変が起きる。

ギチギチと強く締め付けていたはずの首が、内側からいとも容易く解かれてしまう。



『ナッ――!?』



力尽くの脱出に轆轤首も驚きを隠せていない。あの怪力も桃太郎の力なのだろうか?

解放された川郷さんは即座に轆轤首から距離を取り、静かに相手を見定める。その佇まいは、とても先ほどまで強く縛り付けられたようには見えない程に、堂々としていた。


そして慣れた動作で刀を鞘に納め、息を深く吸うと共に姿勢を低くする。

その瞬間、並ならぬ気迫が轆轤首は勿論、私たちにまで伝わった。この人は私に危害を加えない、それは分かっている筈なのにブルっと身震いしてしまう。



『ッ……マダ動ケタトハナ、ダガ無駄ダ! 我ノ首ハ断テナイ!』



その気迫に轆轤首も怯えているのか、少しだけ声を震わせているが、自分の首は絶対に斬れないという絶対の自信は失われていない。

対する川郷さんは柄を握ったまま、姿勢を一切崩さない。落ち着いた様子で深呼吸を繰り返している。



「――この祓桃剣(ばっとうけん)は、お前たち鬼妖犯を斬るための剣。好きなだけ侮るといい、それがお前の敗因になるんだからな」


『ホザケェ――!!』



公園の夜に鳴り響く轆轤首の怒号。それを合図に猪突猛進の勢いで突進を始め、真っ直ぐ突っ込むと同時に首を伸ばす。

川郷さんは刀を収めたまま轆轤首の噛み付きを躱し高く跳ぶ。

轆轤首は更に首を伸ばし、上へと逃げた川郷さんを追う。


下から迫る轆轤首の牙を間一髪で躱し、そのまま顔面を蹴ることで更に跳躍。轆轤首の全体が見下ろせる高さまで川郷さんは跳んだ。



「とッ――!!」



そのまま落下を始める川郷さんに、轆轤首は再び食い掛る。しかし空中で身を翻されて躱されてしまい、そのまま頭部の横を通過される。

落ちる先は敵の首根っこ。何度も斬って弾かれたその部位に向かって、刃を鞘から力強く引き抜いた。











「"桃割刀(ももかっとう)"――!!」










――ザンッ、鋭い音が鳴る。

次に聞こえたのは、川郷さんが地面に着地する音。そしてその次に聞こえたのは、長く伸びていた轆轤首の首とその先の頭が、地面に落ちた際の轟音だった。


轆轤首は断末魔を上げる暇も無く、その首を根元から斬り落とされた。



「か、勝ったの……?」



一瞬の出来事だったので、川郷さんの勝利がまだ実感できていない。

しかし目前の光景に写る轆轤首の頭部と、糸が切れたように動かなくなった胴体。そしてそれを背に疲れた様子を見せる川郷さんが、勝敗を物語っていた。



「そうだ、赤井さんは……?」



元凶である轆轤首は倒せた、それはいい。だけど取り憑かれていた赤井さんはどうなったのだろうか? まさか、轆轤首と一緒に死んでしまったのだろうか?

そう不安に思っていると、轆轤首の亡骸が音も立てずに消え始める。


轆轤首の巨体は黒い霞のように変化していき、夜の空へと舞い上がって消えていく。

そうして残ったのは、力無く座り込んでいる赤井さんだった。外傷は見当たらない、轆轤首が倒されたことで何か影響があったようには見えなかった。



「大丈夫です。川郷さんが斬ったのは鬼妖犯だけ、鬼退士は鬼妖犯だけを祓うことができるんです」


「よ、良かっ――」



タマネちゃんの言葉を聞き、私は安堵の一言を言おうとして――それを詰まらせた。

良かった? 私はあの人に彼氏を殺されているのに? それだけでなく、私自身も狙われていたというのに。


いや、叶は最低な人間だった。もうあいつの無念を晴らそうとか、仇を討とうとか、そんな気持ちは無くなっていた。

死んで当然の人間、とまではいかないけど、殺されても仕方ないとは思う。


呆然としている赤井さんに、川郷さんが歩み寄る。その道中で、桃太郎の姿から元のスーツ姿へと戻った。



「――鬼妖犯に取り憑かれ、どこかおかしくなっていたんでしょう。

だけど貴方が自分の意思で奴に身体を貸して、叶さんの命を奪ったことには変わりない。


自首して下さい。これ以上最低な男や鬼妖犯のせいで、道を踏み外すことはありません」


「う、うぅ……!」



赤井さんは泣いていた。自分の恨みが晴らせなかったせいか、それとも鬼妖犯から離れたことで自分が何をしたのか気づいたのか、その涙の訳は私には分からない。だけどきっと彼女の頭の中は、他人には分からない程ぐちゃぐちゃなのは予想できた。


それ以上の言葉は掛けずに、川郷さんは赤井さんから離れた。そして今度は私の元まで歩み寄った。



「お怪我はありませんか?」


「は、はい……おかげさまで。それより川郷さんこそ……!」


「なぁに、ヘッチャラですよ。久々の大型相手に手こずっただけです」



そう言う川郷さんだったが、痛みを痩せ我慢しているのはその冷や汗を見れば分かった。あんな巨大な相手に動き回り、何度も攻撃を受けたのだ。何も無いわけがなかった。

それでも川郷さんは平然とした態度を貫き通す。私に要らぬ心配を掛けたくないが為に。



「……それより、彼女のことはいいんですか?」



川郷さんがそんなことを聞いてくる。これで私の依頼は終わった。叶のことも見つけ出して、あいつを殺した犯人も突き止めた。後は依頼をした私がどうするか、そう言いたいのだろう。

私の答えは……まだ決まっていなかった。



「……最初は仇を討ちたい、そう思ってました。だけど叶が酷い人間だったと分かったら、なんか同情しちゃって。


でも、許せないって気持ちがまだあるんです。あいつには愛想が尽きたのに、あいつを奪われたことの怒りが消えない……

自分でも、訳わかんなくて……」



赤井さんがそうであったように、私の心もまた整理が付いていなかった。愛する人を探していたのに殺されていて、挙句の果てには非道な男だったと教えられた。

この数日間、いやあいつと付き合っていた時間は全て無駄だったのだろうか。そんなことを考えると、頭がどうにかなりそうだった。


裏切られた怒り、憎しみはどこにぶつければいいのか。順当に考えると叶になるけどあいつはもうこの世にはいない。だったら赤井さんになるが、彼女も被害者だと思うとどうにも遣る瀬無くなる。



「……私、どうすればいいんですか? 赤井さんに復讐すればいんですか? そしたら、この気持ちも晴れるんですか?」



迷った挙句に、とんでもないことを言ってしまう。勿論本心じゃない。だけど赤井さんに対して何も想わないと言えば嘘になる。

こうなると、赤井さんの気持ちが少しだけ理解できた。化け物に取り憑かれてまで、気持ちに区切りを付けたくなる気持ちが――



「――そんな時は、泣けばいい」



すると川郷さんは、スーツのジャケットを私に羽織らせて、優しく抱き寄せる。私の顔を見ないまま、そっと。



「泣くことは心の洗濯。怒りも恨みも悲しも、全部涙で洗い流してしまえばいい。そうすれば、怖い鬼も近寄らなくなる」


「っ――!」



きっと、私が赤井さんに同調していることを見越しているのだろう。

鬼妖犯は黒い感情を好んで取り憑く。赤井さんの復讐なんか考えていると、私の元に鬼妖犯が来るかもしれない。


抱いていた感情の全てが、涙腺に集まっていく。

叶を奪われた怒り。叶に裏切られていた哀しみ。鬼妖犯に狙われていた恐怖。この数日間抱いていたもの全て。


夜の公園に私の泣き声が響く。

だけどその声も、涙も、私の感情も、川郷さんが全て受け止めてくれた。

最後までお読みいただきありがとうございます。もしも気に入っていただけたのならページの下の方にある☆の評価の方をどうかお願いします。もしくは感想などでも構いません。

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